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本の読み方のコツ

本を読む時、どうやって読んでいますか?
私がいつもしている事が、何の足しになるか分かりませんが、ノートしておきます。

小説などストーリーがあるものは、1ページ目からワクワクしながら読み始めると思いますが、そうでないビジネス書や、エッセイ、知識を与えてくれる本を読む時に、私がしている事はこちらになります。

①著者を知る
②出版年と版数をチェック
③目次を読んで気になる所を先に読む

著者を知る
ビジネス本や知識を与えてくれる本の場合、私は本を書いた人自体にとても興味があります。大抵、表紙の裏や、最後のページなどに"著者略歴"が書いてあります。年齢や出身校、職歴、受賞歴、これまでの著作など。
この部分、実は著者によってかなり個性が有ります。読者との交流の場として、自身の趣味や近況を書く方もいますし、逆になんだか凄そうな経歴、受賞歴ばかり書いている人もいます。どんな人柄かなとちょっと想像してみますが、後者の場合は、わたしは長年の感でなんだか信用出来ない。。と、思ってしまいます。

出版年と版数をチェック
これは、その本が出版された時代の背景を知りたいからです。お金や経済、教育、国際情勢など、ネットの普及もあり、この20年でガラリと状況が変わっています。何かを勉強しているつもりで、実は10年前の情報だった。と言う事も有るかと思います。
かなり雑な分け方ですが、高度成長期の団塊仕事バリバリ世代と、ゆとり世代と言われる個性尊重自由主義、それに挟まれるアラサー・アラフォーの人達は、感覚が全然違うと思うのです。
体罰を、しつけ教育と思うか、暴力ととるか。
残業を、愛社精神と思うか、パワハラととるか。
難しいのは、社会的に正しいのは現代の感覚なんですよね。頭が固くなって来た世代が、感覚をアップデートしなくてはいけないのです。
本人に悪気が無かったとしても、軽いボディタッチがセクハラ、犯罪となり、会社に居られなくなるかも知れない。育児の方法も時代によって、どんどん変わってきています。共働きで父親の育児の協力なしに、うまく回すのは不可能だと思うし、子供を父親が抱っこして保育園に向かう姿もこの10年ほどで、かなり増えて来ています。
話がそれましたが、著者の感覚も生きて来た時代で大きく変わると言う事です。

なので。情報として取り入れながらも、その時の情報だと言う事を念頭に置くのも大事かなと思います。

特に資格試験や制度関係は、日々アップデートされていますので、参考書は最新版を選ぶ事をお勧めします。
逆に、哲学などは昔の思想が、エッセンスとして現代に役に立つ場合もあるので、新しければ良いと言うものでも無くて、版数が重ねられているロングセラー本は、やはり廃れない何かが有るので、"読む価値有り"と判断出来ると思います。

目次を読んで気になる所を先に読む
目次を飛ばす人。どのくらいいるでしょうか。
私は目次は、著者の意思が凝縮されたレジメだと思っているので、最初に著作が"この本で言いたい事の概要"を頭に入れる事で、後々読みやすくなると、思っています。"あとがき"も先に読んでしまうことが有るのですが、小説などはいきなりネタバレが書いていたりするので、注意してください。

私は、これらをほぼ無意識にしているのですが、他の方はどんな風に本を読んでいるのだろう。ととても興味があります。良かったら、コメントお待ちしています。

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