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ホラー映画レビュー第18回『バイオレンス・フィーバー』

2012年/アメリカ・90分

監督
グレン・ウィスロー

脚本
グレン・ウィスローハリー
トッドアイヴィ・ウィスロー

出演
ハリー・トッド
トーマス・ウィルソン・ブラウン
カーリ・ブラロック

※ネタバレあり

あらすじは、サマーキャンプに参加した9人の少女達が、突如現れた謎の男に襲撃され森に逃げ込み何とか生き延びようとする話

シュチュエーション・ホラー

楽しいはずのキャンプが一転、無差別かつ不条理な殺人鬼の登場により恐怖
のキャンプへ。

森という安全の保障がない場所で殺人鬼に襲われる。

とても優しい引率の先生が、殺人鬼に掴まり、身体をテープでぐるぐる巻きにされ無残にも、船から川に放り込まれる。

優しい存在を惨虐な殺し方をするのは、一人目の殺し方としてとても良い

登場する殺人鬼に犯行の明確な理由がないのだ。

理由なき犯行はやはり恐い。

音楽も序盤は楽しげ、徐々にホラーが演出されて行く
個人的に印象的だったのは、暗闇の中、カントリーソングを掛けながら、怯える少女たちに向けて銃をブッ放つ。

日本で言う、演歌を掛けながら刀で人を切り刻む。みたいな事だ。

猟奇的

一人、また一人と殺されて行く。

何の罪も無い可愛い少女達が、森と言う自然とも闘いながら生きようとする。

崖を力合わせて、降りようとするのだが、殺人鬼に追い付かれるシーン必見

冒頭のシーンを意味したラストは意外な終わり。

青春ガールズ・ホラー

人の恐怖と自然の恐怖を感じて欲しい

『バイオレンス・フィーバー』


シルキーライン服部


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