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だいじ

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#シネマ

ほのぼの系と見せかけて、全くそうじゃないアニメ映画。

ほのぼの系と見せかけて、全くそうじゃないアニメ映画。

「ぼくの名前はズッキーニ」

全くノーマークのアニメ映画だったけど、予告編見て、なんだか泣きそうになって、これは見に行かな!と思い、見に行ったもの。

アニメってなかなか見に行かないのですが、一度フランス映画祭で、「アーネストとセレスティーヌ」っていう熊のおじさんとネズミの女の子の物語を見て、ものすごく感動して。あとテレビで「しわ」っていうスペインアニメを見てホロリときて、映画館でもまた見て、アニ

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オンナの中にある狂気とその願望について。

オンナの中にある狂気とその願望について。

ぶったまげた。その一言に尽きる。
予告編を見ていて、ある程度覚悟していたのだけど。

「RAW 〜少女のめざめ〜」

厳格なベジタリアンの獣医一家に育った16歳のジュスティーヌは、両親と姉も通った獣医学校に進学する。見知らぬ土地での寮生活に不安な日々を送る中、ジュスティーヌは上級生からの新入生通過儀礼として、生肉を食べることを強要される。学校になじみたいという思いから家族のルールを破り、人生で

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【cinema】戦争のはらわた

【cinema】戦争のはらわた

2017年75本目。(まだあと30本⁉︎書けるんかいな)

今年は旧作が素晴らしすぎて、2017年マイベスト10に新作を入れるのが億劫になるくらいなんですが、まさにコレもそのうちの1本で。

タイトルだけは聞いたことあったけれど、実際に見るのは今回が初めてのこの作品。この「はらわた」って凄まじいなと思う。邦題をつけた人は文字どおり凄いなと思います。まさに「はらわた」を抉り出すような内容だからです。

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【cinema】きっと、いい日が待っている

【cinema】きっと、いい日が待っている

2017年69本目。デンマーク映画。

この映画は、私がいわゆる失恋した直後に見に行ったもので、ある意味思い出深いものなんですが、もうあれから3ヶ月経ったと思うと、月日が流れるのは早いなぁと。ラブストーリーとか観れる状況じゃなかったから、妥当な選択だったと思う。いや、そんなことは置いといて。

1967年。労働者階級の家庭に生まれた13歳の兄エリックと10歳の弟エルマーは、病気の母親から引き離

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