50m以上歩けないと在宅生活には支障が出る?
先日、転倒して腰椎圧迫骨折を起こして入院し、退院してからの在宅支援の相談を受けて、
介入した62歳の男性がいた。
その人は、糖尿病を患っておりインスリン注射もしている。
そして心不全もある。
昨年12月までは車も運転し、米作りもしていたが、今では3mくらいしか歩けないので、
1人では風呂にも入れないし、トイレにも行けない。
私が立てた目標は、
『風呂場、トイレ、食卓まで歩いて行けれるようになる。』という目標だ。
距離にして約40m。
40mの根拠は、寝室から風呂場まで片道20mなので、往復40mだ。
サービス調整の会議で、それらの計画を提案したが、訪問リハのスタッフからこんなことを言われた。
『50m以上歩けないと在宅生活には支障が出るという報告があります。』
根拠となる報告を調べてみたけど、探すことができなかった(笑)
専門職から50mという目標設定が出たので、すぐさま目標は50mに変更。
本人は、『簡単に言うけど。難しいで。』と言っていた。
そんな男性を見て私が思ったのは、
『歩けるということが、いかに素晴らしいことか』ということだ。
歩けないと、ほとんどの日常生活動作に支障きたすからね。
その日は、仕事が終ってから、久しぶりに1時間散歩した。
散歩するだけでも、いかに素晴らしいことなのかということが身に染みた。
それでは今回はこの辺で(^^)/
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