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ちょっとアクティブになったり、ちょっと痩せたり、世界史にハマったりしている話

 こんばんは、玉手箱つづらです。
 趣味で小説を書いておる者です。後書きと称して小説と関係ない話を垂れ流すことも趣味としております。
 この文は先日あげた「窒息と犬ケラ」(コチラ)の後書きです。関係ある話も最初にちょっとだけします。よろしくお願いします。


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 というわけで。お久しぶりでございます。ご無沙汰しております。特に後書きはだいぶ久々です。趣味なのにね。書きたいことは結構あったんですけど、長文垂れ流す時間がなくて…………嫌ね、余裕のない生活。

 まあまずは今回の「窒息と犬ケラ」について、少しだけ。
 
 この小説は、えーと……某賞に出したものです。だからまあ、結構ガチガチに気合い入れて書いたやつで……まあ、結果は駄目だったんですけど、思い入れはたっぷりな品となっております。
 書いたのはちょうど1年前くらいです。こういうの初めてだったんですけど、応募前に友だちに見てもらって、感想とかもらったりとかもしてですね、本当に感謝しかないんですけども。
 それを今になって公開したのは、まあなんていうか、いわゆる「再利用」を、まあしないなって、それなら次のやつを書こうって、1年経ってようやく思えたので、ってことです。
 オカルト、家族、労働、インターネット……好きな要素、僕の中で主題としての存在感がある主題たち、を集め詰め込んだ小説です。
 読んでもらえたら嬉しいです。改めてコチラ、リンクになってます。


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 はい。
 後書きらしい後書きは以上です。ここからは日記です。最近何してる?みたい話です。

 前の日記から結構間が空いてしまったので、まあ色々ほんとにありました。

 3月にですね、河口湖のあたりまで富士山を見に行って、浅間神社せんげんじんじゃ(富士信仰の神社で、沢山あるのです)とか胎内樹形(富士山の溶岩がでっかい木を飲み込む形で固まった結果なんやかんや洞窟みたいになったもので、入って出てくると生まれ変わるとかなんか色々言い伝えがあるのです)とか巡った一泊二日の旅があって、これめちゃくちゃよくて人生上でもトップクラスによかったくらいのイベントなんですけど、よすぎて逆に書けないなあ…………ってなってるうちにもう半年以上前で。
「夜行」って短編(コチラ)をその後書いたんですけど、あれはもう完全にその旅行がベースの作品だったので、本来あれの後書きにするとこだったんですよね。
 というわけで、富士山見に行った話はまた別の機会に……もっとちゃんと話すかも……ってかんじなんですけど。
 なんかね、好きみたいだなって、最近気づいたんですけども。自然(自然崇拝)と融合した信仰、みたいなやつが。
 鎌倉の寺とかもね、連れられて何度か行ったんですけど、山と寺が強く絡み合ってるかんじでですね、いいんですよね。円覚寺とか……オープンワールドのゲームのなかにいるみたいな感覚になったりして……。長谷寺もよかった……。
 みたいな話もね、いつか…………するのかなあ。しないかもって思うのは、うまく伝えられる気がしないからですかね。チャチに伝わるくらいなら……ってなるほどには、僕の中でだいぶ価値がでかい体験たちなわけです。
 んー……行ってくれ、富士山。鎌倉。(でも話したくなったら話します)
 熊野古道とか、何もしらんけどちょっと興味あるなあ……。
 半端に話してしまいましたが、写真もいくつか貼っちゃいます。

 まず富士山

富士山って駅があるんだ、って。
北口浅間神社への道。普通の街が富士山へ向かう信仰の道みたいになってるの印象的だった。
胎内樹形。かがんで進むのが精一杯だった。ここ無茶苦茶よかったです。
今度は氷穴にも行きたいな。
囲炉裏で串焼きするお店で食べたご飯。最高。
宿で自転車を借りて朝一に河口湖まで走っていって眺めた富士山。本当によかった。
その宿の窓から見た富士山。この辺は常にでかでかと富士山が見えている。
本当にいい。将来この辺に住みたいと思った。
山をめちゃくちゃ登っていって見た「天空の鳥居」。
この後さらに奥まで登っていって滝も見た。
河口湖周遊バスでガイド(音声)を務めてくれた河口湖多佳美さん。
ハーブ園の解説でテンションを上げておられた。
ガチャガチャで引いた富士山のピンバッジ。早速リュックに付けた。
北口浅間神社で買った初めての御朱印帳。


 続いて鎌倉

円覚寺。なかなか伝わらないこのオープンワールド感。
普通に山道にこういうのがいて、セーブとファストトラベルのやつじゃん、ってなる。
長谷寺。こっちは観光用に綺麗な区画も結構ある。
一方でこういうのもある。こういうの大好き。
名物らしい。かわいい。



 
 まあというわけでね、これを前フリにどういう話になるかって言うと、なんか最近ちょっとだけアクティブなんですよね。最近というか今年。前ほど引きこもらなくなってて。

 2大原因として、富士山旅行と、あと友だちと行った初めてのキャンプがありまして。これもすごく楽しかったんですよ。
 一泊で、貸し切りだったんで割と好きなように遊んで。やんややんや盛り上がって、寝て、ちょっと早く起きちゃった朝に、テントの外で持ってきた本を読んだんですけど、こんなクリアに文が頭に入ってきたの本当に初めてかもしれないってくらい、めちゃめちゃいい読書ができて。『老人と海』だったんですけど、もしかしたら本自体も相性よかったのかも。
 キャンプ、僕はド素人で友人たちの世話になりまくりだったんですけど、最高に楽しくてですね。また行きたいし、なんならそのうちソロでも行ってみたいなあとか思いだして、最近はキャンプ用品とか買うのが趣味みたいになりつつあったりもして。

キャンプたのしい。

 そうすると何が起こるかって言うと、部屋を片付けるようになるんですよね。
 買ったものをね、ちゃんと仕舞いたくなるんです。僕結構床にダンボールで本とか漫画とかその他とか平気で置いてたりしたんですけど、1ヶ月くらいかけて無茶苦茶整理して、要らないものは捨てたし、取っとくものも徹底的に整理して結構バキバキに部屋を改造して、綺麗にしまして。
 綺麗になった部屋用にお洒落な小物とか買ったりもして。富士山やらキャンプやら用に買った新しいリュックとかポーチとかも綺麗に引っ掛けるとこを作ったりしてですね。この記事のヘッダーにしてるのは我が部屋最強のオシャレアイテムであるフクロウ時計くんなんですけども。
 つまり……上がったんですよね……QOLってやつが。部屋が綺麗になるととんでもなく上がるな、って。
 今年起きた2大改革の1つです。部屋が片付いた


 2大改革。というからにはもう1つあるんですよね。
 部屋も片付いたんですけども。体もちょっと片付いたんですよ。痩せたのです。

 リアルの知り合いじゃないと何のこっちゃだと思うんですけど、僕結構ずっと太っていたのです。特にそれで困ったこともなかったので、健康診断やだ〜とか言いながらコロコロ転がって生きてたんですけども。
 痩せました。とりあえず20キロくらい。まあまだ体から脂肪が消えたかって言われたらそんなことは全然ないんですけども(20キロ落としてそれってとこで元がどんなもんだったか察してくれ)、それでもまあ、フォルム的には割と一般的な体型になってきました。

 子どもの頃から膨らみ散らかしてきた僕がなんで急に……って話なんですけども。理由がありまして。
 んーと……あんまり詳しく話すのは気が引けるので病名とかは出さないんですけど、職場でですね、ちょっとガチめに体を壊してしまった人がいて。今も治療しながら働いてるんですけど、本当にしんどそうで。
 その人が不摂生な生活を送ってたとかってことではないんですけど、不健康でいることのリスク、ってやつをすごく実感してしまったんですよね。要は、マジで体壊したくないな、って思っちゃったんですよ。
 
 健康志向なんて気に食わないぜ、って生きてきたんですけど、健康への愛じゃなく、不健康への恐怖で突き動かされまして。
 食べ物・飲み物に気をつけるようになり……ぼんやりと、ジュースはやめよう、サラダも食べよう、くらいから始まって……糖質と脂質を抑えるんだな、えっ、なんかこれ数値高くないか? これも、これも結構ある、ってことだよな……?みたいになり……あすけん(食事の栄養バランスを数値化してくれるレコーディングアプリです。めちゃ便利)を使い始めてからは結構しっかり管理するようになりました。
 具体的には、セブンの牛丼に金のビーフカレーをかけて夜食にする、みたいなことはしなくなりました(何も考えてなくてもするなそんなこと)(でも背徳感のスパイスも効いて美味かったんだよなあれがほんと)。
 話題のnosh(健康志向、特に糖質抑え志向の冷食通販。便利)とかにもね、手を出して、これが意外とおいしいんですけど、でも結構高いので、スーパーで買える安い低糖質ごはんとかと共存させたりしてます。
 飲み物は強炭酸水を箱で買ってたり。飲み物に関しちゃ炭酸の刺激があれば満足できちゃう舌だったんですね。ラッキー。

 で。それと、同時に、体も動かしはじめまして。不健康から逃げるにはやはり避けて通れない、通れないくらいの体型だ俺は、と思って、走りはじめたんですよ。比喩じゃなく。ランニングです。
 仕事から帰って、ごはん食べて、特茶飲んで走りに行く。これをほぼ毎日やっておるのです。いや信じられんな。去年の俺に言っても信じないどころか誰だお前の世界になるだろうな……。
 最初は家の近くのスーパー(チャリで5分も掛からない)に行って帰ってくるだけで肺が潰れるんじゃないかってくらいだったんですけど、だんだん体がもつようになって、少しずつ距離を延ばしていって、今は1回40分くらいのコースを走って帰ってきてます。いやほんと誰なんだお前は。
 そんで、腹持ちと栄養のバランスがいいな、ってことでプロテインに手を出したあたりから、それなら筋トレもするか代謝上がるし、ってなって、走ってから軽く筋トレ、の流れがルーティンになって……これも、最初は全然できなかったんですけど、だんだんできるようになってるってことはたぶん筋肉がついてるんだろうなあ……あんまり見えないけど……(別に見えなくていい)(マッチョになるのは流石にキャラ崩壊なので)。
 そしたら日々の生活で、腰とか痛くなることが無くなって、またQOLが上がっちまった。プランク最高だぜ。ってかんじでいいこと尽くしだとモチベも上がるんですよね。
 まあそんなかんじで、比較的トントン拍子で痩せてきて、なんだか色々楽しくなっている今日この頃なわけです。


 そして。ランニング&筋トレ中、なんですけど。色々聞くようになったんですよ。ネットラジオとかを。
 僕今までラジオ系のコンテンツってどうにもハマりづらくて。というのも、じっと聞いてるってことができない&何かをしながら耳では聞くってのが苦手というダブルバインドの業を背負っていまして……要はどう聞いても気が散っちゃうんですよね。聞いてるだけじゃ勿体ない気がして、でもなんかすると耳に入った言葉を頭が読み込まなくなっちゃうという、自分でも馬鹿だなあと思うけどどうにもならん習性があったわけです。これはVtuberの雑談配信とかでも同じだったので、中身を問わずってかんじですね。

 ……ところがです。走ってる間だと、これが聞けることに気づいちまったのです。
 走ることは作業なんですけど、特に頭を使うかんじではないじゃないですか。もちろん周囲に気をつけたりくらいはするけど、なんだろうな、言語野的なものを使わないんだと思うんですよ。だから全然ラジオを聞けるんですね。
 で、走る作業は僕のなかで必要なことなので、その時間はいわば必要経費的な時間生活のなかで必ず消費される時間であって、かといって走る以外になんかできる作業があるかと言ったらないので、ここに「聞く」を当てはめても勿体ないことなんかないわけです。むしろ、他に何もできない時間に、できるなかでは有意義なことをやっているわけだから、なんなら効率がいい。余ってた歯車と歯車が噛み合ったわけです。

 そう気づいてからは早くて、元々アマゾンミュージックのサブスク入ってたので、そこでポッドキャストのオフライン保存をしてですね、聞くようになりました。
 最初はたしか「ゆる言語学ラジオ」を聞いていたと思います。ゆる言語学ラジオの話は…………したこと、ないのか。やっぱりむちゃくちゃ間あいてるんだな……。
 えーとですね。元々ユーチューブで聞いてたんですけど、ポッドキャストでも同じものを配信してるチャンネルで。言語学……あるいはそれっぽいコンテンツを、学者とかではないけど言語学が好きな人(水野さん)がゆるく解説し、言語学素人だけどクセ者な人(堀元さん)が聞く、という形のラジオ(ユーチューブだと字幕とか図の付いた映像も一応ある)形式の、えーと……チャンネルです。

「象は鼻が長い」という日本語の文の「主語」は何なのか?という問題を扱った回が結構バズったみたいで、僕もここから入ったんですけど、間違いなく面白い回ですがちょっとデカめの間違いもあって、それをご本人たちが謝罪・訂正してたりもするので、そこも合わせて貼っておきますね。

 前半

後半

訂正(タイマー指定が有効か分かりませんが、33分頃からです)


 他にもソシュールとかの言語学者系の解説したり(ピダハン回がオススメです)、助動詞「た」について解説したり(面白いけどムズいです)、日本語の助数詞(数字につく単位みたいなやつです)の性質を語ってみたり(めちゃくちゃ面白い回です)、かと思えば辞書編纂物語みたいなのとか、おもろい語源そんな単語あるのかよみたいなのの紹介、果てはただのうんちくクイズ大会など、ライトに楽しいコンテンツを扱ったりもしています。
 堀元さんが聞き手になることで、素人にも分かる用にっていう調整が常に入ることになるので、ゆるく分かりやすく、かつ素人が逃げないくらい楽しいって形になる仕組みになっていて、実際僕は言語学なんて何も知らんけど楽しめてます。(この「素人を聞き手にする」って形には参考元があることをご本人たちも明言されてるんですが、それについては後述します。)
 そしてこれは言語学とか関係ないんですけど、この2人の、普通にむちゃくちゃ頑張ってるし真面目にいろいろ調べてるんだけど、なんていうかこう……先天的に超真面目勉強家、迷わず学者の道を選ぶタイプってわけではないかんじの、絶妙に拗れた自意識に関するトークも面白い……面白いしたぶん共感しやすいものがあると思います。
 回し者ではないんですけど、いくつかオススメ貼っとくので是非ご覧ください。




 で、このゆる言語学ラジオを聞きつつ、動画のオフライン保存のためにユーチューブのプレミアム会員にもなりまして、日によってVtuberの雑談配信とかも聞いて、使い分ける日々を送っていました。
(noteでは明言したことない気がしますが、僕はにじさんじ箱推し・月ノ美兎委員長大好き人間なのでその辺の雑談とか大規模でわちゃわちゃ話すだけの長時間配信とかを消化してました。)

 そんなある日、ゆる言語学ラジオのなかで先達として前々からちょくちょく名前が挙げられている「コテンラジオ」なるチャンネルがあるんですが、これは如何なものぞや、と、急に気になったのです。
 調べてみるとゆる言語ラジオと同じくユーチューブとポッドキャストの両方で配信してるようだったので、とりあえずポッドキャストで聞いてみることにしました。

 ここからがこの記事タイトルの最後の部分の回収です。ハマったのです。世界史に。

 まずコテンラジオとは?ってとこなんですが。フルネーム?を「歴史を面白く学ぶCOTEN RADIO(コテンラジオ)」というらしく、ここに書いてあるとおり、トークの中身は「歴史」になります。
 具体的には吉田松陰やカエサル、ガンディーなどの歴史上の人物から、オスマン帝国、フランス革命、アメリカ開拓使みたいな歴史的トピック、もしくはもっと広くレンジを取ってお金の歴史やコミュニケーションの歴史といったマクロな歴史概説など、様々なスケール、切り口で、歴史について語っていく配信をしています。

 これがねー……めちゃくちゃ面白いんですよ……。

 いや本当に。ちなみに僕は大学受験で日本史を選択してかつ勉強しなかったので(しろよ)、日本史は歴史に興味がない理系の人よりはできる、かなあ……くらいで、世界史は歴史に興味がない理系の人よりできないかもなあ(世間一般で常識なことも知らなかったりするので)…………くらいの歴史力でした。オスマン帝国ってどこにいつあった国なの?ってかんじでした。
 それが聞き始めて2ヶ月くらいで本屋で「オスマン帝国」、「イスタンブールの歴史」みたいな新書をつい手に取ったりしているくらいになってて……誰なんだお前は……(オスマン帝国回むちゃくちゃ面白いんですよマジで)(オスマン帝国回がコンスタンティノープル陥落まで(続きはまたの機会に)なのでコンスタンティノープル(イスタンブール)が熱くなってしまったのです)。

 コテンラジオの形式は先述したゆる言語学ラジオに似ていて……というか、こっちが元で、ゆる言語ラジオはコテンラジオの形式を真似してああなったそうなんですが、聞き手役歴史素人の樋口さんを配しています。
 そしてプレゼン役として深井さん楊さんの2人がいて、この2人が面白く楽しく分かりやすく歴史トークをしていくわけです(この2人が株式会社コテンの人なのでコテンラジオという名前になっています)。

 中味の特長として、学生が歴史のテストを受けようと思ったら必死になって暗記しなきゃいけなかったような単語類について、話のなかでめちゃ頻出するとかでもない限り「覚えなくていい」と言われるので、かなり気楽に聞けるというのがあります。
 テスト受けなくていいとこんなに素直に楽しめるのか歴史…………って、本当になります。最高なわけです。
 また、マジで何も知らない人間のために話すので、前提の前提から丁寧に解説があります。カエサル回で言えば、ローマの起こりからカエサルに至るまで、王国期やら共和制期やらの解説がしっかりされて、ローマ市民のものの考えかたとか、社会的関係の作りかたとか、理解が捗るポイントをちゃんと抑えて、主役のカエサルが出てくるのは全体でいう中盤あたりから、とかってこともあります。なので本当に知識ゼロからでも全然聞けるんですね。

 とりあえず再生リスト一覧のページ貼っておきますね。

 僕は初回の吉田松陰回から順番に聞いていて、いま宗教改革回の中盤なんですが、もし気になるトピックがあるならそれから入るんでも、まあそこまで困ることはないと思います(一応通しで聞かれるのを想定してる節はありますが)。
 マジでどれも面白かったんですけど特にオススメなのはチンギス・カン回(歴史でよく出てくる「遊牧民」の謎存在感の中身が少しわかるようになります)、オスマン帝国回(とにかく面白い。チンギス・カン回を先に聞いてモンゴルの恐ろしさを抑えておくとより面白いです)、フランス革命回、カエサル回、ガンディー、アメリカ開拓史…………キリがねえ!全部聞いてくれ!
 とにかくどれも面白いです。なんか僕が知らないだけで、ポッドキャスト界隈でむちゃ有名なコンテンツだったらしいんですが、そらそうだわってかんじです。本当にオススメ。

 そして、いやマジ歴史おもしれぇな、ってなって、だけど当たり前ながらコテンラジオは提供されるものしか知れない、いわば受動的コンテンツなので、なんかその隙間を抑えていきたくなってしまいまして……世界史の勉強を始めました。結局。
 知らなくても聞ける!ってあんだけ話してたんですけど……逆張り人間だから、知らなくていいよって言われると知りたくなっちゃうんですよね。

 本屋に行きましてね、なんか参考書とか教科書とか無いかなって探したら、お誂え向きのものを見つけまして。これです。

 まあ商品ページにも書いてあるんですけど、場面がポンポン飛ばない地域通史型だとか、年号が出てこないとか、概観を抑えるのに特化してる参考書で、知識ゼロから始めるのにピッタリだなと思って買って、何なら外でも読みたいから電子版も買いました。
 そしてこの表紙にも書いてあるんですけど、これを書いてる人が実はユーチューブチャンネルを持っていまして。

 こちらなんですけど、これが「なんでこれ無料で公開されてるんだ……?」ってなるくらい、普通にちゃんと授業なんですよ。最初見たときビビりました。これがユーチューブで見れる時代かあ…………って。すげぇよムンディ先生。
 私もう初見即本屋に駆け込みまして、厚めのノートとシャーペンと色んな色のボールペンを買ってきまして、ノートを取るようになりました。結局。マジの勉強始めてしまっている。狐につままれたみたいな話だ……。
 そのノートがこんなかんじ。

ページを足す付箋がめっちゃ便利です。時代が進んでる、マジで。

 動画1回見て、ノート取るためにもう1度見て、たまに振り返って……っていうのを労働運動その他の趣味時間との隙間でやってるので進みは遅いんですが、知識が付くに連れて、これコテンラジオで言ってたここに繋がるのか、とか、このとき敵対してた相手はこの辺に当たるな、とか、組み上がってくかんじがしてとても気持ちいいです。
 勉強とかちゃんとやったのたぶん中学校以来じゃないか…………? 誰なんだお前は……本当に……。


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 というわけで、今年はなんか色々変わりましたって話でした。全然意識して初めたわけじゃなかったんですけど、変革の年ですね。ふしぎ。
 ほんと、充実してるな……あとはいい小説が書けたらもう、この上ないかもしれない……。

 変革といえば眼鏡も変えたんですよ。一昨日。
 前の眼鏡がこれで、

 新しいのがこれです。

 はしゃいでることが眼鏡からもわかりますね。
 もう生きてるだけで嫌なこともたくさん起こるけれど、そのなかでも俺は今年上手くやってるわ…………って実感があって、捻出できた自己肯定感で食いつなぐことで、どうにかこうにか生きております(急に暗いじゃん)。

 さて……特にオチもないので、この辺で終わりますか。無事です。玉手箱つづらでした。


 キャンプに備えて視聴したゆるキャン、めちゃくちゃよかった。

 あすけんは最高のアプリです。

「窒息と犬ケラ」、読んでね〜。

 書いた小説のリンク集も置いておきます。どれでも読んでくれたら飛び回って喜びます。