マガジンのカバー画像

子どもとの関わり方

27
子どもと関わるときに心がけたいことをまとめました。福祉型障害児入所施設で8年間勤務した経験を、子育てに活かせるのかと試行錯誤しています。
運営しているクリエイター

記事一覧

特別支援学級。特別支援学校。「特別」て、なに?

特別支援学級。特別支援学校。「特別」て、なに?

特別な才能をもつことに憧れる。
特別な日は、大切な時間。
特別は、スペシャルで、キラキラしてる、とか?
特別は、良いイメージ、かな。

小1の息子の授業参観に行ってきた。
息子のクラスには、
名前がアルファベットで書かれている子が
数人いる。

お父さんもお母さんも、外国の人なのだろうか。

自分が大学生だったときを思い出す。
私は、子どもの発達支援をするサークルの長だった。
教授の提案で、

もっとみる
「書類も心配ごともたくさん」小学校入学 直前準備〜入学後

「書類も心配ごともたくさん」小学校入学 直前準備〜入学後

息子が、小学校に入学しました。

入学式の1週間前から「直前準備」を始めました。
1日目〜5日目まで記録しました。

児童施設で10年、勤務をしてきた私の
一人息子の初めての入学準備です。

小学校入学 直前準備1〜3日は、
はこちらの記事です。

小学校入学 直前準備 4日目
今日の課題は、
登校する日に家を出発する時間には
靴を履いて庭に出ること。

でも、息子は寝坊。
前日、朝早く起きて学校

もっとみる
小学校入学 直前準備 1〜3日目

小学校入学 直前準備 1〜3日目

息子が、小学校に入学しました。

入学式の1週間前から「直前準備」を始めました。
1日目〜5日目まで記録しました。

児童施設で10年、勤務をしてきた私の
一人息子の初めての入学準備です。

小学校入学 直前準備 1日目

1週間後、息子が小学校に入学する。

❶持ち物の最終確認。

袋ものの準備と、学用品に名前を書くことは、
ほぼ終わり。

と、思ったら、靴袋をもう1つ用意しないと
いけないこと

もっとみる
家族だから、難しい。近い関係だから、難しい。

家族だから、難しい。近い関係だから、難しい。

うちの隣の隣の家に住む、90代のおばあちゃん。

この家に引っ越してきてから、
うちの息子(6歳)を見かけると声をかけてくれて
りんごやみかんをお裾分けしてくれる。

血の繋がりはないが、
おばあちゃんが私たち家族を
気にかけてくれていることがよくわかる。

先日、うちの前を
そのおばあちゃんが歩いていた。

私が挨拶をすると、挨拶を返してくれた。
そのまま立ち話をしていると
おばあちゃんが

もっとみる
子どもが成長するための、

子どもが成長するための、

朝7時。
ピカチュウが息子(6歳)が起こし始める。

正確には、
「ピカチュウの目覚まし時計が、鳴り始める」


「もうやだよ〜」
と、涙を浮かべて怒りながら
息子がリビングに来る。

ピカチュウの目覚まし時計は、
ちゃんと止めたようだ。


4月に小学生になる息子に、
クリスマス、ピカチュウの目覚まし時計を
プレゼントした。
3学期の始業式の日から、毎朝使っている。


「息子を起こす

もっとみる
冬休みは⭕️⭕️⭕️を決めてみよう

冬休みは⭕️⭕️⭕️を決めてみよう

「とくに何もしないけど」と思っていても、

SNS・テレビ・街から
慌しださが伝わってきます。

私は、クリスマスイブとクリスマスの日に
ケーキ・チキン・ラザニア…
を食べたら、胸がいっぱい。

今は、白いごはんとお味噌汁と焼き魚が食べたい。
そんな気分です。

だから、

⁡冬休みは、「休む日」を決めてみよう。

「休み方」は、人それぞれ。

子どもによって、
特性によって、
「休み方」は違

もっとみる
お母さんお父さんがラクをしながら「子どもとイベントを楽しむ」たった1つのポイント

お母さんお父さんがラクをしながら「子どもとイベントを楽しむ」たった1つのポイント

「イベントは、大変。
 なんで私ばっかり頑張らないといけないの?」

イベント、
とくにクリスマスは、
頑張ろうと思えば、いくらでもやることが出てきます。

・ツリーの飾り付け
・家の飾り付け
・プレゼントの用意
・クリスマスカードの用意
・ごはんの用意
・ケーキの用意 ……


この投稿では、私が実際にしている

お母さんお父さんはラクになるけど
子どもも一緒に楽しめる「ごはんの用意」の方

もっとみる
人や自分を「噛む」「叩く」回数を減らすために、大人が、まずすること

人や自分を「噛む」「叩く」回数を減らすために、大人が、まずすること

⁡人や自分を噛んだり、叩いたりする子の
「噛む回数」「叩く回数」を減らしたいときに
保護者や先生がまずすることは、

観察することを、オススメします。


できれば、噛んだあと、叩いたあと、

家族や他の先生や病院の医師に
話をするときに、そのメモが使えます。
状況を知ってもらいやすくなります。


「観察」も「メモ」も、
ポイントは同じだと、私は考えています。

5W1Hとは、

❶いつ 

もっとみる
「荒れる」と聞くけど実際どうなの?

「荒れる」と聞くけど実際どうなの?

発達に特性がある子が
小学生の高学年〜中学生になると

変化は3つあります。

❶体の変化

女の子は初経、 
男の子は精通があります。

妊娠・出産ができるように変化していきます。

私が女の子の寮の担当をしていたときに、
初経がきた子が何人かいました。

・ナプキンをショーツにつける方法
・ナプキンの捨て方
・ナプキンの交換のタイミング
など、最初のうちは、
トイレに毎回ついて行って説

もっとみる
【朝の準備がラクになる「お支度ボード」づくり】ワークショップ

【朝の準備がラクになる「お支度ボード」づくり】ワークショップ

ワークショップに参加した方には、
こんな変化が起きています

💁‍♀️毎朝、子どもに「あれ持った?これ持った?」と
 確認しなくて済むので、イライラが減った。
💁‍♀️子どもに話をするときに、口頭で説明するだけで
 なく、視覚の情報も使うと良いことに気がついた。
👦子どもが自発的にお支度ボードをひっぱり出し
 て、登園準備をするようになった。
🧒🏻子どもが毎朝、毎晩、お支度ボードを確認し

もっとみる
親は子どもに必要なときだけ、声をかけたり手伝ったりすればよくなる。

親は子どもに必要なときだけ、声をかけたり手伝ったりすればよくなる。

親が、子どもが朝起きてから登校するまでの日課を
紙に書いておくと
 
子どもは、自分が何をする時間なのか
日課が書いてある紙を見て確認できるので
支度に取りかかりやすくなります。

親は、
必要なときだけ「手伝おうか?」「できたね」と
声をかけたり手伝ったりすればよくなる。

子どもが1人で支度をしている間に、
親は下の子のことや自分の準備をすることできます。

だから、朝、バタバタすることが減っ

もっとみる
「子どもとコミュニケーションをとるのが苦手」と言う、お母さん。

「子どもとコミュニケーションをとるのが苦手」と言う、お母さん。

そう感じているお母さんに
オススメの方法があります。

障害児施設で働き始めたときに
先輩職員から教えてもらった本に書かれていた方法。


その方法は、

「子どもが、
 見ているモノ・持っているモノ・遊んでいるモノ
 を、そのまま言葉にして言うこと」

例えば、
・お子さんがモノを持てるようになったばかりの
 赤ちゃんで、
 お子さんが近くにあったぬいぐるみを握ったら、

 「猫のお人

もっとみる
「うちの子、自分で決めてくれない」

「うちの子、自分で決めてくれない」

子どもに自分の意見を持ってほしいなら、
子どもの話を聞くことが大切だ。

なぜなら、子どもも、話を聞いてくれない人に
話そうと思わないからです。

でも、子どもの意見を聞いて、
落としどころを一緒に探すことで、
新しい選択肢が増える。


子どもが自分で考えたことより
「もっと楽しい!」と思えることが
経験できることもあります。


子どもに自分の意見を持ってほしいなら、
まずは、子どもが

もっとみる
子どもにもう少し時間を意識してほしい

子どもにもう少し時間を意識してほしい

「この時間に
 (家を)出なくちゃいけないんだ、と
 子どもに言われて。
 意外とわかってないんですね」
#朝の準備がラクになるお支度ボード  の
個別サポート中、参加者さんが話してくれた。


その参加者さんは、小学生になったお子さんに
朝のお支度ボードを作ってあげた。

朝のお支度ボードには
このようなことを書くことがある。

 6じ30ぷん おきる
 7じ     あさごはん
 7じ

もっとみる