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LX DESIGN✖️ふくしまソーシャルワークラボ!「探究✖️ハピネス」イベントで得た、学びと新たな問い!

2022年6月2日に「地域社会と学校、一緒にハピネスを創り出そう!」をテーマに、「外部人材活用はじめの一歩」について対話するイベントを開催しました。
複業先生で有名なLX DESIGNさんと、私が所属するふくしまソーシャルワークラボ(ふくソラボ)との共催であり、またふくソラボ教育研究員として初めて企画したイベントとなりました。

参加者

北は北海道、青森から、
南は兵庫、福岡まで、24名の方にご参加いただきました。

学校の教員だけでなく、企業やPTAのお立場から参加してくださった方もいて、それぞれの目線からのお話・ご意見が聞けました。
人数的にもちょうどいいサイズ感で、和やかに学べる楽しい時間となりました。

事例共有で学びを共有

①静岡県下田市の中学校でLX DESIGNさんとコラボした、下田の魅力再発見&発信をテーマにした探究学習
②福島県の海側の地域(浜通りと呼びます)の高校で震災・復興をテーマとした探究活動
の2事例をご発表いただき、みんなで共有しました。

お二人の事例発表から

・「渡りに舟」のチャンスを生かす!
・実は地元には素敵な人材・素材がたくさんある!それを生かす!
・地に足の着いた探究にすることが大切。
・勢いも大事!でも巻き込み力もとても大事!!

など、参加者みんなで共有しました。

そしてこの「巻き込み力」のところで、こんな話が出ました。

先生方って、「負担軽減になりますよ」と言ってもあまり動かない。
それよりも先生方の好奇心に訴えかける方が効果的


金谷代表のエピソードから、新たな問い

最後のパネルディスカッションではLX DESIGN代表の金谷さんにもご参加いただきました。

金谷代表の中学の時のエピソードから、次の課題をいただきました。

「中学校の時の恩師から、「川について熱心に探究活動していた」と聞いたが、まっっったく覚えてない!何にも刺さってなかったんですよね~。」

「けど、逆に言えば、具体のことはまったく覚えていないのに、
今こういう仕事(社会課題に対して起業)をしているわけで、
潜在意識に大きな影響を与えていただいたのかもしれない。」

なるほど~ここなんですよね。

どれだけ自分事化された課題なのかっていうのがいかに大事か。子供たちの潜在的なところにまでアクセスできているのか。ハッとするエピソードでした。


自分の「好き」がどんなソーシャルイシューの解決につながるのか、誰の幸せを創り出すことができるのか、そんなことを子供たちと一緒に考えていく際の具体的な足場掛けのアイディアを、現場教員は模索しています。自分が受けてこなかった教育ですからねー、迷うのは当然ですよね。そういう意味で、児童生徒も教員も「学ぶ者」として対等なわけです。

さて、

「どう支援したら、子供達は課題を自分事化できるのか」

「どのように足場かけをしたら、子供たちがAgencyを持つのか」

あるあるな悩みかもしれませんが、次の対話への新たな問いです!


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