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なおのA to Z:自分を知る26単語

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AからZまで、1日1文字、その頭文字で思い浮かぶ単語にまつわることを書き綴ってみる。それはまるで、自分を知る旅。
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なおのA to Z:【Z】zoo

なおのA to Z:【Z】zoo

zoo : 動物園

水族館が好きだ。

でも今日のタイトルは動物園。

直近で行った動物園って、いつ、どこだったっけ。たぶん札幌の円山動物園。結婚式の準備のついでだったような気がするから、もう2年以上前だ。その前は旭川の旭山動物園だと思うんだけど、それはもう5年ぐらい前だし(真冬に行ったら大好きなペンギンたちが元気に散歩していたのとライオンやキリンが雪の中でも平気なのにびっくりしたのが印象に残っ

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なおのA to Z:【Y】yellow

なおのA to Z:【Y】yellow

yellow : きいろ

以前、会社のチームメンバーがわたしの誕生日に、わたしっぽい色は?というお題で寄せ書きを書いてくれたことがある。

たしか、紺色・ネイビーとか、しろとか、そういうのが多かった気がするけれど、その中に、きいろ、と書いていたメンバーもいた。

Yで始まる単語を見ていて、yellowという言葉が目に入ったとき、ふと思い出したのは、実家のアルバムにあった母のコメント。

コロンビ

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なおのA to Z:【X】X-T2

なおのA to Z:【X】X-T2

X-T2 : FUJIFILMのカメラ

Xで始まる単語を考えた時に真っ先に出てきたのがX-T2だった。6月に購入した、FUJIFILMのカメラである。まだ4ヶ月しか経っていないとは思えないぐらいに、すっかり相棒になっている。

右手にぴったりくるサイズ。片手で持ち歩ける重たすぎない重さ。ファインダーから見える世界。すっかり虜だ。

*****

これはまた別のnoteに書こうと思うのだけれど、幡

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なおのA to Z:【W】wise

なおのA to Z:【W】wise

wise : 賢明な、聡明な

チリに住んでいた高校生の頃に、とても憧れていた人がいた。

当時30歳前後だったその人は、大学院を出て、大企業に就職して、同僚が過労死したのをきっかけに退職して単身チリにわたり、ワインを日本に輸出する会社を作った、という人で、頭がとても良くて(彼が家庭教師を担当した生徒はことごとく帰国後に受験に成功した)、スマートで賢く、大人で、でも時に少年のように日々を楽しんでい

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なおのA to Z:【V】view

なおのA to Z:【V】view

view : 視界、視野、眺め

ひらけた空が好きだ。

波打ち際からのぞむ水平線も好き。

と言いつつ、

狭い路地も好きだし

窓からの眺めも好き。

ホテルの窓

電車の窓

飛行機の窓

そしてやっぱり

ファインダー越しの眺めが好き。
#なおのatoz #写真 #fujifilm

なおのA to Z:【U】uniform 制服

なおのA to Z:【U】uniform 制服

uniform : ユニフォーム 制服

思い起こせば、わたしの人生の中で、制服を着ていたのは3年に満たない。

幼稚園も小学校も私服、中2の終わりに転校した学校も私服、そのまま高校、大学、社会人と、私服生活を送ってきた。

唯一の制服経験が、奈良の中学校に通っていた時のもの。幼稚園からずっとズボン派だったわたしは(木登りやサッカーや鬼ごっこや、とにかく外で走り回っていたこどもだった)、セーラー服

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なおのA to Z:【T】Tokyo

なおのA to Z:【T】Tokyo

Tokyo : 東京

子供のころ、東京という場所はひどく遠くて、自分には関係のない場所だと思っていた。

いや、大学生を卒業するまでそう思っていた。

埼玉、奈良、南米、京都と移り住んで育ったわたしにとって、東京は特別で、近寄りがたくて、一生縁がないものだとさえ思っていた。

けれど。

社会人になって、東京の会社に就職して、10年が経って、いつのまにか東京は、一番長く住んでいる街になった。

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なおのA to Z:【S】season 季節

なおのA to Z:【S】season 季節

season : 季節

日本の好きなところとして、四季をあげる人は多い、と聞く。

わたしもそのひとり。

今年は"平成最後の夏"、という言葉が盛り上がったけれど、いつだってその季節は、その時限りのもの。

だから毎回毎回、ちゃんと、あじわって生きたい。そしてカメラを手に入れた今は、写真に残しておきたい、と思うようになった。

桜舞う春

花揺れる初夏

まぶしい夏

萌える緑

色づく秋

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なおのA to Z:【R】railway 線路・鉄道

なおのA to Z:【R】railway 線路・鉄道

railway:線路、鉄道

線路が好きだなあ

と思うようになったのはいつ頃からだろう。

街中を散歩していて線路に出会うと、ついカメラを向けてしまう。

家へとつながっている線路。

知らない街へとつながっている線路。

あの人が住む街へとつながっている線路。

線路は続くよ どこまでも。

旅の写真を見返しても、線路や電車の写真が多い。

飛行機でびゅんと飛んでしまう旅も良いけれど、飛行機は

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なおのA to Z:【Quiet】静けさ 平静さ

なおのA to Z:【Quiet】静けさ 平静さ

quiet:静かな 平静な

静けさが苦手だ。

大学生になったと同時に、一人暮らしを始めた。大学から家に帰って、物音がしないことが心もとなくて、見るわけでもないけれどとりあえずまずテレビをつける癖がついた。

基本わいわいしてるのが好きだし、家族には声がでかいと言われる。

けれど、ときどき、静けさが欲しくなることもある。

そんな時わたしは、森に行くか

海に行くか

夕焼けを見に行くか

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なおのA to Z:【P】packing 荷造り

なおのA to Z:【P】packing 荷造り

packing 荷造り

旅に出るのが好きだ。

そして旅に出るために荷造りをする時間もまた、好きだ。

スーツケースにするのか、リュックにするのか、両方なのか、ショルダーバッグだけなのか。着替えは何着?長袖?半袖?本は何冊持っていこう。ノートは?タオルは?入浴剤どれにしようかな。などなど。

旅の行き先や、目的に合わせて、持っていくものを選抜する。

それを繰り返しているうちに、お気に入りの旅の

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なおのA to Z:【P】peace 平和

なおのA to Z:【P】peace 平和

peace:平和

平和とは。

そんなことを漠然と考え始めたのは、忘れもしない、ニューヨークのツインタワーに飛行機が突っ込んだ日だった。

当時わたしはチリに住んでいて、インターナショナルスクールに通っていて、そのニュースが耳に入ってきたのは1時間目の授業中。 アメリカ、カナダ、韓国、中国、日本、イスラエル、チリ、ボリビア、イタリア・・・いろんな国籍のクラスメートたちと、なすすべもなく、ラジオや

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なおのA to Z:【O】output

なおのA to Z:【O】output

output : アウトプット

昔から、なにか生み出せる人とか、カタチにできる人に、あこがれていた。

例えば自分の想いを曲にできる人。例えば自分の感動を絵に描ける人。例えば気持ちや考えを詩や文章に綴れる人。例えばプログラムを組める人。例えば陶芸ができたり、編み物ができたり、建物を建てられたり。

どれだけの想いがあっても

どれだけの感動があっても

それを自分の中に留めているだけではだれにも

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なおのA to Z:【L】letter

なおのA to Z:【L】letter

Letter : 手紙

昔からとても筆不精なのだけれど、旅に出た時は絵葉書を書きたくなるという癖がある。

人恋しくなるからかなあ。

お土産物屋さんで絵葉書と切手を買って、カフェや、公園のベンチや、宿なんかで、思いついた人に筆の向くままに。

そして、ちゃんと届くかなあという不安な気持ちと、ちょっとでも旅先の空気も一緒に届けばいいなあという希望を託して、郵便局から投函する。

そうだ、日本では

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