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HSS型HSPママのHSCの子育て日記

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HSS型HSPシングルマザーのHSC(超繊細さん)の育児の記録や日記、学んだことなど
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2人目問題

たまに、インスタなどで大家族のリールなどを見ると、いいなあと思う自分がいる。 もともと、わたしは子どもが欲しいという願望は持っていないタイプだった。自分には子育ては向いていないと思っていたから。 でも、予期せず第一子を出産し、その後シングルマザーとなって、一人で子育てをした。大変だったし、やっぱり自分には子育ては向いていないのかな、とたくさん悩んだし、仕事・子育て・生活で悩みまくって、鬱状態まで追い詰められた。 今は、実家の家族に多大に協力してもらいながら、なんとか子育

【1年の振り返り】鬱/PTSD/パニック障害を経て、今思うこととこれから目指していくこと

あっという間にクリスマスも終わり、年末が近づいてきた。 年の瀬ということもあって、自然と、この1年のことを振り返って今の自分の現在地点を確かめようとしている自分がいた。 この1年(実質的には半年だが、振り返ってみたら数年に感じる)、わたしはとてもつらい時期を過ごした。 うつ PTSD 不安障害 それらからくるパニック発作や不眠症。 その他、もろもろ。 どうして急にこんなことになったのか分からず、そしてどうしたらいいのかも分からなかった。自分ひとりだったら、迷うことなく「

子どもを育てるということの怖さ

『砂時計』という漫画を、中学生くらいのときに読んでいた。 話の詳細はあまり覚えていなくて。 話の内容自体はおぼろげにしか覚えていなかったけれど。 この部分だけは、おぼろげながらにしっかりと、中学生の頃からずっと、20年近く、胸に抱き続けて生きてきた。 また、読み返したいな。 そう、ずっと思っていた。 ひょんなことから、無料でスマホで『砂時計』を読めるようになった。 1話ずつ、少しずつ読んでいくのではなくて、「今」読む必要がある。 そう感じて、満喫に行って全巻を読んでき

「子どもがいる人」=「母親」じゃないよと言われた話

Z世代の仲の良い信頼できる後輩に、子育てについての葛藤を相談した。 自分のメンタルを守るため、なのか最早よくわからなくなっているんだけど、家にいないことも多い。 「家にいない=子どもといる時間が少ない=子供を十分に愛せていない=母親失格」という構図が自分の中で漠然とあって、その背徳感、罪悪感が、どうにも拭えない。 その背徳感、罪悪感には波があって、自分のメンタルが激落ちしてるときは、「仕方ない」「そりゃそーなる」「それがベスト」ってなるんだけど。 メンタルが少し回復傾

子どもはマンガで育てていく

わたしは小さい頃、マンガやアニメを観ていると「そんなものばっかり見てないで勉強しなさい!」とよく母に怒られた。 でも、わたしは、自分の子どもにはどんどんマンガを読んでほしいと思う。 マンガは(もちろん物にもよるけれど)、人生を生きていく上での大切なことをいつもたくさん教えてくれる。 小さいときはあまり分からなくても、大人になった今読み返すと、そのセリフたちの言葉の深さに、涙が止まらなくなったり、背中を押してもらったりする。 子どもに読ませたいなと思っているマンガをざっ

子育ての正解を手放した

このnoteは、誰のためでもなく、自分のために、ちゃんとその時々の想いや言葉を綴る場所、わたしのこの先の見えない道の一歩一歩の記録の場所。そんな想いで、書いている。 だから、今日も。 ちょっと怖いけれど。 ちゃんと自分の正直な気持ちを、書いていこうと思う。 正直、もう分からないってなってる。 それが、今の、すべて。 数日前、落ち込むことがあった。相手に悪気はきっとなかったんだけれど、その言葉たちは、今のわたしにとっていちばん脆くて柔い部分を直球で突き抜いた。ガンッとメン

9月を振り返りながら、10月を決めてみる

昨日、Twitterで呟いた言葉。 (全文はこちらから↓) 人生は実験なのだと思えば、「わからない」の不安が少し軽減される気がする。 なので、今日は9月に実験してみたこと(やったこと)の結果と、その実験結果をもとに10月どんな実験をしてみたいかを書いてみようと思う。 9月の振り返り実験内容 毎日noteを書いてみた 朝のストレッチを毎日やってみた スキンケアとヘアケアを丁寧にやってみた HSPとポリウェーガル理論についての本を読んでみた 自分自身の深掘りや「安

愛というもの

お母さん、愛ってなに? 失恋し、傷ついた娘が母に尋ねた。 母は答えた。 そうね。愛には人それぞれの解釈があると思うけれど。 自分の幸せよりも、相手の幸せを自然と願うこと。 相手の幸せが、自分の幸せになるとき、 それは誰かを愛しているというのかもしれないわ。 でもね。 誰かを愛する代わりに同じだけの愛を返してもらいたいと 見返りを求めて、自分の想いや欲求を無視して 相手のためだけに尽くす愛は、つらいものよ。 本当の愛は、あなたを傷つけたり、苦しめたり 小さな世界に閉

15年後の娘へのラブレター

子育てって悩みは尽きないもので。 マニュアル通りにいかないし、育児本なんて参考程度にしかならないし、そもそも子ども自体が十人十色。性格や気質が違えば、対応方法も全然違う。”正解” は誰も教えてくれない。自分自身が試行錯誤して見つけていくしかない。その答え合わせは、きっと、私がおばあちゃんになった頃。 そんな中でも、やっぱり子どものことを丸ごと信頼して、受容して、愛するって大切だなって思った。 「うちの子はこういう性格」「こんな気質」 だから「こんな対応をしなければ」とか

明日が最後の日だとしたら、どんな自分でありたいと望むのか

「自分が最後の日を迎えるとき、どんな自分になっていたいか」 最後の日は、不平等なこの世界において唯一平等に訪れるもの。 それが数十年後なのか、数日後なのか、数分後なのかさえ、実質わからない。 その瞬間が来たとき、そのときが訪れるまでに、わたしはどんな自分になっていたいだろうか。 わたしの子どもが、自分は強く深くママから愛されていたのだと確信していて、そして笑顔でのびやかに生きていけるようになっていたら。わたしはそれ以上、特になにも望まないのかもしれない。 結局のところ

「私」と「ママとしての私」が "わたし" になるまでのストーリー

一番ひどかったうつ状態は昨日でなんとか切り抜けたようで。 今朝は、瞑想とストレッチをして、洗顔からスキンケアまで丁寧にできた。 朝ごはんはバナナ豆乳スムージーだけだけど、ちゃんと作ってあげられた。 でも、なんだろう。 なんだか、今は、また少し、さみしさというのか、切なさというのか、悲しみみたいなものが自分の中に入り込んでいる。 ママとしての自分。 ママとして子どもを深く愛する自分。 子どものことが一番大切。 それはそうだよ。 本音だよ。 でも、同時に、自分のことだって

子どもを発育センターに連れていった話

以前、子どもの発達について悩むことがあって、区役所に相談しに行ったことがある。発育が遅れているとかではなく、その逆。もしかしたら可能性として高度性の知能障害があるかもしれないので、発育センターに行ってみてとのことだった。 結局、障害的なものはなにもなかったことが分かったけれど、年中さんなのに小学校低・中学年レベルの問題が解けていることがわかった。それって別に悪いことではないんだけれど、子どもにとってしんどいことって多いだろうなあって思って。わたし自身、幼少期がそんな感じだっ

HSCの癇癪とパニック障害の愛し方

突然だけれど、わたしの子どもはHSCだ。 非常に繊細で、敏感。かつ、年齢+4〜5歳程度の知能をもっている。 そんな彼女の癇癪に、過去2年間悩まされていた。 ほんの些細なことや、理由のよくわからないことで怒鳴り始め、泣き叫び、抱っこも拒否するし、すべてを拒否して1時間でも2時間でも叫び続ける。叫びすぎて、涙とよだれでぐちゃぐちゃになって、吐いてしまうこともあった。 どうしていいかわからないし、こっちもずっと子どもの全力の絶叫を聞かせら続けて、精神がやられる。わたしが鬱になっ