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創作小説

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創作した小説たち。フィクションも、ノンフィクションも。
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#毎日note

あいうえおnote【え】

あいうえおnote【え】

スーパーでの買い物の帰り。3歳の娘が銭湯を指差して、言った。
「まま、まま。あのお家はちゃんとサンタさん来るね!」

煙突その言葉に、自分がこの子と同じくらいの齢だった頃を思い出した。クリスマスが近づく頃、絵本でサンタクロースの存在を知った私は、泣きながら母に尋ねたことがある。
「まま、うちにはえんとつがないからサンタさん来ないの?」

本気で心配する私を笑うこともなく、母は優しく答えてくれた。

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あいうえおnote【い】

あいうえおnote【い】

「いらっしゃいませ〜」
店内には、はっとするような鮮やかな青が広がっていた。

インディゴ・ブルー

岡山から電車に揺られて20分。初めて降り立った町は、国産ジーンズの発祥地だった。

ふらっと立ち寄った店内は、ジーンズやエプロン、バッグと、様々なデニム商品が飾られていた。

「綺麗な青...」
「"インディゴ・ブルー"って言うんです、その色」

思わず漏れた感嘆の声に反応した店員さんが、教えてく

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あいうえおnote【あ】

あいうえおnote【あ】

「お姉さん、チョコレート落としましたよ」

新幹線を降りて地元駅の改札を抜けると、アーモンドチョコを持った男にナンパされた。

アーモンドチョコ

「...いえそれ私のじゃないです」
「え、違いました?じゃああげますよ〜」
「いや誰のかわからないチョコレートもらえないでしょ!てか何してるのお兄ちゃん!」
「つれないな〜お前は」

兄はチョコの箱をカラカラと鳴らし、楽しそうに笑う。どうやら迎えに来て

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