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【桜もちを超えた桜スイーツ】

最近、桜味のスイーツ、増えてきましたよね??


でも、桜もちに勝てる桜スイーツって、
なかなかないですよね??


桜もちでしか、桜味と呼べるものは、
僕もないと思っていました。



あれを口にするまでは!!!



桜もちを超える桜もち味!!!




洋菓子の桜もちバージョン。

 





それが、














マンマローザさくらです。



体にやさしい、無添加にこだわる
イルローザが作り上げた、密かな最高傑作。


「こんなお菓子を作りたかったんだ!!!!」


マンマローザさくらは、
日本一のクオリティの桜スイーツです。


そう断言していい乳菓だと思っています。

こんなのができちゃうと、
もう桜スイーツが開発できないよ・・・

いつしか、マンマローザさくらのせいで、
イルローザからは、桜味のスイーツが、
一向にリリースされなくなりました。


マンマローザさくらがリリースされて、

10年・・・。

ついに、


ついに、






できました。




マンマローザさくらと同クオリティの
桜スイーツが!!!!!!


それが、さくらのシフォンです。







とんでもない工夫をこらし、開発されましたが、


桜が散り終わる頃には、
販売終了する非常に短い期間のリリースです。


今回は、桜もちが好きな人には、
絶対食べて欲しいスイーツ。


さくらのシフォンと
マンマローザさくらをご紹介します。



「今年こそ、桜スイーツやってくださいよお!」

企画から依頼された製造課長は、憂鬱でした。



作るのは、簡単ですが、
イルローザで桜スイーツを
作るということは、


桜もちのクオリティを超え、
マンマローザさくらに匹敵する

レベルが求められるので、
とてもハードルが高いんです。



「簡単に言うなよ…」

「桜の時期までに開発、間に合うかな・・・」


不安に思った製造課長。


ただ、一つだけ分かっている事がありました。



それは、桜スイーツは、

通常のスポンジでは、太刀打ちできないこと。


逆を言えば、素材を極限まで減らした、
シンプルで真っ向勝負する以外ありません。


「スポンジじゃダメだし・・・待てよ?」

十数年前まで、月替わり事で
リリースしていたケーキ。


あのレシピ
なら、いけるんじゃないか??



そうです。


それが、シフォンケーキです。


素材の味が素直に表現できる

シフォンケーキならいけると思いました。


というのも、スポンジに比べ
ふわふわで軽い独特の食感が特徴ですが、


イルローザのシフォンは、
ただ、ふわふわではありません。


生地の味が濃い”しっとりさ”があります。


これは、通常のシフォンに比べ、
小麦の分量が多く、
上質な油「米油」を使うことで、

変に油っぽさを感じない、
生地の味が真向から伝わる
ようになるからです。

そして、このシフォン生地に、
自然由来の無香料の桜ペーストを混ぜ、
ピンク色に焼き上げました。


いい感じ。
桜もちに近づいてます。


でも、まだです!

これでは、まだマンマローザさくらは超えられない。



シフォンの周りには、
ピンク色の桜クリームなんかを塗ると、
雰囲気が出て、可愛くなりそうですよね。





ですが、その気持ちをグッと我慢します…。



桜もちが好きな人が驚愕するクオリティ



これだけを考えて、

生クリームを薄〜く塗りました。


乳化剤不使用のスッキリした乳味の生クリームは、
シフォンケーキを際立たせ、桜と良い具合に調和します。


マンマローザさくらの
桜と乳の掛け合わせを
シフォンに置き換えたんです。



そうして、できたさくらのシフォンは、



        ・・・
桜の味ではなく、かほり

がする素晴らしいスイーツになりました。

「いやいやシフォンケーキって、所詮軽めのおやつでしょ」

くらいに思って食べてみてください。


予想をゆうに超えてきますよ。


ふわっふわなのに、生地が”濃厚しっとり”
高級な桜スイーツです。


油の嫌な雑味が一切なく、桜の自然な香りを
生クリームが優しく受け止め、
溶け合う、絶妙なハーモニー。


「よし、なんとかできた…」

ものすごいプレッシャーで、
マンマローザさくらに匹敵する
桜スイーツを生み出しました。

ここまで、桜スイーツの開発に怯える理由。


それは、マンマローザさくらを
食べてもらうと分かります。


マンマローザには、通常のミルクを含め
合計6種類のフレーバーがあります。


その中でも、このさくらは、唯一外側の生地まで、
さくらのペーストが練り込まれ、

餡にさくらのペーストを入れるだけでなく、
生地にも思い切って入れることで、

見た目もほんのりピンクで、
さくらの香りが一層増します。


そして、何よりこだわって
選んだのが、桜のペースト。


この原料、
探すのに、本当に苦労しました。



イルローザは、お菓子は心の栄養だ
と言ってるくらいなので、

桜のペーストは、天然着色料で染めた、
無香料のものしかダメだ!!


と決めました。


合成着色料なら、さくらの
花びらのような綺麗な色合いが出せます。

香料が入っていれば、安価に仕入れられて、
誰でも桜っぽい味が作れます。


お菓子は心の栄養。
おいしくて、体に良いものが良いね。


だから、天然着色料で安心して食べられて、
無香料で作る難易度が上がるけど、
断然おいしくなる!


この条件で、全国を探し回り、見つけた
希少な原料を10年変わらず、使い続けています。


桜の花びら・葉っぱがメインの無香料での
開発は異常に大変でしたが、繊細に作り込むと…

香料では、絶対にできない




まるで、桜のお花見をしているような、


桜の匂いに包まれた
奥深いお菓子になりました!!!!!


マンマローザさくらは、甘いあんこに、
しょっぱい塩味を合わせた、


塩饅頭とよく似ています。





桜もち特有の甘じょっぱさに、
マンマローザのミルクの優しい味わいの
バランス感を極めました。


6種類のマンマローザの中で、
最も甘さ控えめで、
桜の香りが広がる、和と洋の掛け合わせ。


”洋風桜餅”


という表現がぴったりです。


こうして、桜もちを超える、
未だかつてないほどの
全国一の桜スイーツになりました。


実際、桜もち好きの
お客様・社員に聞くと、

皆、口を揃えて、

「桜もちを超えるどころか、マンマローザを超えちゃってるよ」


サブの立ち位置であるフレーバーが、メインのミルクを
超えていいの?と言われるんです。


そりゃ、開発者でさえ、
イルローザでこれ以上、
桜スイーツを開発したいとは思いません。



神技的な何かや
稀に見ない奇跡の組み合わせ


こんな事でも起きない限り、
商品化されないからです。



マンマローザさくらが発売されて10年。




これが、桜スイーツがリリースされなかった理由です。


桜もちを超える桜スイーツ。
さくらのシフォンとマンマローザさくら。



桜もち好きには、絶対に食べて欲しいスイーツです。


さくらが散り終わる頃には、販売を終了します。



開発者・職人の努力が詰まった、
間違いなく、今、
イルローザが真向から本気で
挑んで作ったお菓子です。


是非、イルローザの限定桜スイーツで、
桜もちを超える体験をしてみてください。



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