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俺の前世は、おじいちゃん

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祖父は、かつて祖母を捨てて蒸発したひでぇヤツ。そんなじーちゃんは、なんと俺の前世だった! 記憶を取り戻し、俺は祖父が家を出て行った本当の理由を知る。ほぼ実話です。
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俺の前世は、おじいちゃん(7)

俺の前世は、おじいちゃん(7)

おはよう、スピリチュアルネイティブのタケルです。

近所の塀に、ツバメが巣を作ってた。もうそんな季節か。毎年同じところに巣を作っているのを見ると、よほど居心地がいいんだろうな。

さて前回の続きから。

俺の前世がおじいちゃんなら、当然、俺は母の父親でもあった、ということだ。

そのことを思い出したときは、びっくりするより、ああ、だからか、という気分の方が強かった。

俺は母さんに対して、彼女の父

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俺の前世は、おじいちゃん(1)

俺の前世は、おじいちゃん(1)

おはよう、今日はやっと晴れ間が見えた。けれどまだ肌寒い。

昨晩、突然母から電話が来た。春で仕事を辞めること、そんで、引っ越すこと。元いた地元にだ。

母は、ある時期から俺の住むエリアに引っ越してきた。俺はどちらかと言えば都会に住んでいる。母はずっと地方に住んでいて、老後を迎える前に、都会生活を堪能したい思いがあったらしい。

俺は少しの寂しさを感じつつも、地元にいる祖母の最後を看取りたい思いがあ

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俺の前世は、おじいちゃん(2)

俺の前世は、おじいちゃん(2)

おはよう。スピリチュアルネイティブのタケルです。今朝はちょっと寒い。近所の桜は2分くらい、咲いてたけど。

さて、前回の話↓の続きから。より詳細が知りたい方は、初投稿記事からどうぞ(話が繋がってるので)。

10年前くらいから、次々に前世の記憶が開いていった俺は、あるとき、母方の祖父が自分の前世だったことに気がついた。

あれは2年前の夏至の日だ。俺は朝から胸が妙に痛むのを感じて、リビングでぼうっ

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俺の前世は、おじいちゃん(3)

俺の前世は、おじいちゃん(3)

こんちは、スピリチュアルネイティブのタケルです。

今日は青空がのぞいてる。ちょっと嬉しい。近所の雪柳がどっさり咲いて、道に溢れてた。綺麗だった。

さて、今日は前回の記事の続きから。

2年前の夏至の日、おじいちゃんだった前世の記憶を思い出した俺は、なぜ、他に女を作ってばーちゃんを捨てたのかを、同時に思い出していた。

そもそも、祖父(俺)は、もとは貧乏な家の出だった。一方、ばーちゃんちは、付近

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俺の前世は、おじいちゃん(4)

俺の前世は、おじいちゃん(4)

おはよう。4月1日の月曜日、スタートって感じの日だね。朝ドラ「虎に翼」を見始める。桜が一気にほころんで、そのうち一気に開きそうだ。

さて、前回の話の続きから。初めから読みたい方はこちらから↓↓↓。話の流れをより詳細に知りたい方は、初投稿からどうぞ(話繋がってます)

俺は、前世でじーちゃんだったとき、ばーちゃんを置いて他に女を作って蒸発した理由を思い出した。ついでに、記憶が「妄想」なのかガチで「

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俺の前世は、おじいちゃん(5)

俺の前世は、おじいちゃん(5)

おはよう。スピリチュアルネイティブのタケルです。

朝ドラに田中真弓が出てきてびっくりだ。あんな朗らかに「受け入れちゃいなさい」って言われたらうっかり思考停止してしまうよな。

さて、今日も前回の続きから。

ここまでの流れをざっくりと

依然、頑なな態度を崩さない曽祖母。あたりの空気はずんと重たい。俺はふと思いついたまま、口を開いた。

タケル「大ばーちゃん、慈愛ってわかる?」

大ばーちゃん「

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俺の前世は、おじいちゃん(6)

俺の前世は、おじいちゃん(6)

おはよう。スピリチュアルネイティブのタケルです。
さむっ。今日はちょっと寒いな。桜が散らないといいな。木蓮はずいぶん散ったね。

さて、前回の記事の続きから。

曽祖母と祖父(前世の俺)の和解をサポート、かつ見届けた俺は、いよいよ当時のことを祖母にお詫びすることにした。俺がそうしたほうがいいと考える以上に、祖父自身は詫びたい気持ちでいっぱいらしい。

当時…つまり、祖母を置いて家を出たことだ。(ち

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