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二刀流というバランス

昨日、私が勉強として受けている某雑誌のエッセイ講座の添削が返ってきた。最近、詩は書けるがエッセイが不調だ。書きたいもののソースが中々見つからない。エッセイ講座の先生からは、書きたいことを盛り込みすぎているから、もう少し整理をし、書きたいことを箇条書きにし、プロットを立てることというアドバイスを頂いた。
早速今朝、エッセイのプロットを書いてみた。やはり思い当たる「書きたいこと」は、詩とエッセイの二刀流のバランスの難しさなような気がした。詩が書けるときは、エッセイが不調になり、エッセイが書けるときは詩が不調になる。
あまりに悩んでいても、良いものなど書けはしないから、私は考えを変えた。楽しみながら書こうと思った。詩と同じようにエッセイも絵を描くように、唄を口ずさむように楽しく気楽に書いた方が、もっと身近になるし、楽しむことを日課にしたレッスンになる。
書くことを、楽しく。
今までは、そのことに対して、少し肩に力が入っていたが、考え方を丸くすることによって世界が宇宙空間のように拡がる。
その傍ら、他に楽しいこと、たとえば写真や料理や歌を歌うことや、絵を描くことなどを見つけて引き出しを増やしていきたい。

忙しい時間のなかの、ほんの少しの隙間で良いから、心豊かに過ごせるゆとりを作ることは大事なこと。
「おおらかに、おおらかに」とは、私の母の口癖。そう、心をおおらかに持つと、見えなかった何かが見えてくる。私は星空の中に一番星の輝きを見つけるように、世界のなかで、私のなかにあるものを探して旅をしていきたい。
そうしたなかで、きっと、詩とエッセイの二刀流のバランスは育まれていくはずだから。

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