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書くと決めているから考える


2024年4月24日(水)朝の6:00になりました。

あなたの運命を決めるのは、帆であって風ではありません。

どうも、高倉大希です。




文章を書いて、毎朝6:00に投稿する。

決めていることは、これだけです。


考えていることがあるから、書くのではありません。

書くと決めているから、考えます。


書くことが前提にあれば、普段の生活がほんの少しだけ違って見えます。

あれもこれも、すべては書く材料になりえます。


書くときのぼくたちは『手を動かすこと』が面倒くさいんじゃない。『頭を動かすこと』が面倒くさいんだ。なにかを書くためには、それについて真剣に考えなきゃいけない。その手間を、みんな面倒に感じているんだ。書くことは、考えることだからね。

古賀史健(2023)「さみしい夜にはペンを持て」ポプラ社


カメラを持って、散歩する。

決めていることは、これだけです。


撮りたいものがあるから、カメラを持ち歩くのではありません。

カメラを持ち歩いているから、撮ります。


あれもこれも、すべては撮る材料になりえます。

撮ることが前提にあれば、普段の生活がほんの少しだけ違って見えます。


私は近所のコンビニに行くときも絶対にカメラを持って出かける。もし目の前に撮りたいものがあらわれたときに、カメラを持っていなければ激しく後悔するからだ。人間ドックに持ち込んだときはさすがに『写真はやめてください』と看護師に怒られたけどな。

ワタナベアニ(2024)「カメラは、撮る人を写しているんだ。」ダイヤモンド社


興味があるからやるというよりは、やるから興味ができる場合がどうも多い。

物理学者であり随筆家でもある、寺田寅彦さんの言葉です。


考えていることがないから、書かない。

撮るものがないから、カメラを持たない。


わたしたちは、往々にして順番を間違えます。

やると心に決めるからこそ、拡がるものもあるわけです。


「それだけとこと」を続けていくと、自分は変わる。そうやって変わる自分を創っていく。自分とは「創る」ものであって「探す」ものではありません。それが大した作品にならなくたって、仕方ない。そもそも誰が「大した作品」かどうかを判断するんでしょうか。そんなこと、神様にしかわかるはずがありません。

養老孟司(2023)「ものがわかるということ」祥伝社


大義名分なんて、いりません。

過剰な期待も、いりません。


まずは決めて、やってみる。

すべては、ここからはじまります。


考えていることがあるから、書くのではありません。

書くと決めているから、考えます。






サポートしたあなたには幸せが訪れます。