自分を手段として扱う
2024年4月8日(月)朝の6:00になりました。
緊急でnoteを書いているんですけども。
どうも、高倉大希です。
YouTuberとして活躍するヒカルさんの動画を、昔からわりとよく観ています。
コンテンツとしておもしろいのはもちろんですが、彼に興味を抱くことになるひとつのきっかけがありました。
それは、歌ったり踊ったりする動画を公開しはじめたときのことです。
それまでの動画を観る限り、彼はそんなことをするキャラではありませんでした。
それにも関わらず、歌や踊りの動画をアップロードするようになったのです。
そのアクションに、まんまと衝撃を受けました。
べつに、その歌や踊り自体が好きになったわけではありません。
自分自身を手段のひとつとして扱いながら、新しい道に挑戦する姿がとてもカッコよく見えたのです。
コメント欄は、賛否両論で溢れていました。
「若い視聴者に媚を売りはじめた」だなんて声も、たくさんあったように思います。
きっと彼も、そんな声が生まれることはよくわかっていたはずです。
その上で今はこれが必要だと判断し、キャラを超えた打ち手を実行したのです。
今の自分に合うことばかりをしていても、当然ながら大きな変化は生まれません。
今の自分が興味を抱いていることなんて、きっと勝手に拡張していきます。
大事なのはむしろ、今の自分には興味がない分野です。
その中にこそ、まだ見ぬ宝が眠っています。
そしてこの世には、興味がないものの方が圧倒的にたくさんあるはずです。
興味がない以前に、そもそも知らないことが山のようにあるのです。
そんな新しさに触れるには、今の自分に固執していてはなりません。
今の自分を小さくするほど、新しい世界へと続く門が開きます。
自分を手段として扱う。
簡単なようで、とても難しいアクションです。
自分らしさなんて、後まわしでよいのです。
変わりやすさを保っていれば、変わらない部分が勝手にあとに残ります。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。