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受験とは

大学受験から早2年、今年の受験生もだいぶ結果が出揃ってきたころだと思いますし、色々思うところがあるので書き連ねていきましょうね〜

いま2年前を思い返して、こうすればよかったとかあの大学に入っていたらどうだったとかそういう類の後悔?は消えた。流石にもう未練はない。あの大学に入っていたところで…って感じではあるし、やりたいことは今の場所でしかできないなと思うし。
ただ、全く何も思わなくなったかと言ったらそうではなく、ここ2年で心のおもたさの場所が、世の中の不条理とか、理想と現実の狭間だとか、他人との人生の関わりとか、そういったところにうつった。世の中の不条理というのはコロナや今起きている戦争とかもそうだけれど、近いところで受験もあると思う。受験は受かった人と落ちた人が出るもので、もちろん得られるものはたくさんあるけど所詮結果が全てというか、大学受験の勉強は大学受験のためのものでしかないから、受験で直接的に得られるものはその受験の知識とテクニックだと思う。やりたいことをやり抜く力とかメンタルとかすごく色々鍛えられる部分もあるけれどそんなの綺麗事で、受かったら嬉しいし落ちたら悲しい、それが全てだと思う。私自身は国立ダメだったけどそれをあまり悲しもうとせず、悲しんではいけない、落ちた自分が悪い、と思って生きてきたけれど、まあ別にそんなこともないというか、受験なんて半分は運だし残りの半分の半分は世の中の不条理でできてると思う。
受験勉強をしている時は誰もが理想の自分を思い描いていて、でも現実はそんな甘くないし不条理で冷徹で容赦ないもの、だからこそ理想と現実の乖離に苦しむ。受験に成功した人には失敗した人の気持ちは絶対にわからないし、浪人した人の気持ちもその人しかわからないし、というか極論その人の気持ちはその人にしかわからない。成功も失敗もないとかいうけれど、社会的に見たら、あるのが現実で、あとはその現実をいかに自分の中で成功や失敗というラベルで分けずに保存することができるかどうかだと思う。
何が言いたいか、難しいけれど、あなたの生きている世界はあなたにしか見えないし、あなたの気持ちや状況は、本当にあなたにしかわからないので、どうかあなたがあなたのことを大切にしてください。
合格した方はおめでとうございます。不合格だった方々もとてもよく頑張ったんだと思います。

生徒たちもよく頑張ってたな〜もちろん結果はみんなそれぞれだったけれど、みんな本当に腐らずにゆっくり楽しく生きていってほしい。

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