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<映画感想>The Old Guard

どうも、

悪天続きで家にこもって映画見まくっている

ノミが白昼夢をみた、です。

シャーリーズ・セロン主演の『The Old Guard』を見ました。

みなさん、シャーリーズ・セロンが不老不死となって帰ってきましたー!

いや、またもやシャーリーズ・セロンのカッコよさに魅了されてしまいました。

『Hancock』同様、今回も不老不死の役を素晴らしく演じきっています。

なぜこれほどまでに彼女には「かっこいい女」のイメージが似合うんでしょうかね。

『Æon Flux』『Mad Max: Fury Road』『Atomic Bomb』といつもキレッキレの技を披露してくれますが、

本当に彼女は美貌とカッコよさの絶妙なコンビネーションを見せつけてくれる究極のアルファ女ではないでしょうか。

アンジェリーナ・ジョリーやミラ・ジョヴォヴィッチもいますが、

シャーリーズ・セロンは「かっこいい」成分が他より多い気がします。

なぜかって、彼女が守られてる場面だったり、甘い恋愛をしている場面が全く想像できません。

いや、しません。

と言いながら、そういうのも見て見たくなくもないですが、、、

今回の映画の内容は、シャーリーズ・セロン率いる不老不死の軍団に新しい仲間が加わり、彼らの力を利用しようとする製薬会社と戦う話です。

軍団といっても、新入りを入れて5人なんですけどね。

それでも一人で何十人も倒してしまう凄腕集団で、何百年もの実戦経験と不老不死となると、納得がいきます。

主役のアンディに関しては、家族の顔が思い出せないほど長く生きてます。

そして、なんと悪役を演じているのは、ハリー・ポッターのいとこを演じたハリー・メリングです!

今回は憎たらしい製薬会社の若手社長を演じますが、やはりむかつきましたね。ただ、ハリーのいとこほどではないかもしれません。

というのも、この映画話は面白くて戦闘シーンも演出と編集がいいんですが、

シャーリーズ・セロン以外のキャラクターの設定はイマイチだったように感じます。

何か深みがなくて、物足りないです。

原作のDCコミックスではもっと詳しく書かれているかもしれませんが、やはり映画化するといろいろ削ってしまうようですね。

何度も殺されては復活するシーンがいくつもあり、ぶっ飛んではいますが、満足感が得られます。映画の見どころの一つです。

しかしながら、いつまでも復活する保証はなくて、

何事もいずれ時間が来れば終わりを迎えるのだという、なんだかいいメッセージも込められていて、なかなか気持ちの良い映画鑑賞でした。

ネットフリックの作品とあって、確実に若者視聴者には好かれるでしょう。

同性愛、女性軍人、人種、国際性、と、多岐にわたる領域がカバーされていて、

一つの映画でいろんなジャンルを少しずつ味わえるようになっているので、得した気分になれます。

豪華キャストで、演技と演出も申し分なく、テーマも面白くて、音楽もタイトルにある「old」という言葉とは真逆に現代風で、それでいて完璧に馴染んでいて、

もう、見ない理由があまり見つからない映画となっていますので、

今週末の視聴作品に『The Old Guard』を追加してみるのはいかがでしょうか!