【公式】フロー株式会社

フローは”未来のための流れをつくる”を理念に掲げ、北海道を拠点にメタン発酵バイオガスプ…

【公式】フロー株式会社

フローは”未来のための流れをつくる”を理念に掲げ、北海道を拠点にメタン発酵バイオガスプラントを中心とした再生可能エネルギーの導入や運営のサポート、また省エネ提案やそれらを生かしたまちづくり提案を行っています。 公式HPはこちら→https://flow.hokkaido.jp/

最近の記事

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Flow公式SNSの紹介

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 始めに、年初の能登半島地震で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。エネルギーに携わる我々も、こうした災害にも貢献できる世の中になるよう微力ながら貢献していきたいと思います。被災地の一日も早い復興を心から願っております。 2024年最初のnote記事ですが、今回は我々が発信ツールとして使用しているSNSについて紹介したいと思います。あまり宣伝などもしておりませんが、是非フォローやいいねしていただけると励みになります。 公式

    • 再エネ主力電源の可能性と責任

      再エネに関するネガティブなニュース 今年に入りまして、再エネについてネガティブなニュースが飛び込んできました。 ■再エネ賦課金、24年度は月額836円増 大幅減額の前年から一転(3月19日) 今年度の再エネの固定買取制度の負担額である再エネ賦課金が2024年5月よりこれまでの1.40円/kWhから3.49円/kWhに増額、皆様の電力料金の負担増。 さらに政府は電気・ガス代負担を抑える補助金について、5月使用分を最後に終了する方向で調整。 ■内閣府の再エネタスクフォース資

      • 北海道冬の太陽光発電について②

        ※最後にウェビナーの案内があります。是非ご覧ください。  昨年12月の記事、冬の太陽光発電については、多くの方に見ていただいたようでありがとうございます。今回はその続きの記事となります。  まだご覧になられてない方は是非一度ご覧になってください。 ■前回のnote 北海道冬の太陽光発電について ■導入したソーラー蓄電システム エネルギーの地産地消、ソーラー蓄電システムの紹介  以下は前回のnoteで書いた冬の太陽光のポイントです。前回は①~②の説明でしたが今回は④につい

        • 年末のご挨拶に変えて

          今年も残すところあとわずかとなり、このnoteをご覧いただいた皆様に心から感謝申し上げます。 今年は3月のエネルギーWEEKでの講演に始まり、コロナ後の集まりもほぼ元通りとなり会合なども増え、人と触れ合う事が多くなりました。オンラインでの集まりは確かに手軽にコミュニケーション取れますが、やはりリアルに打合せすることが重要だと昭和世代は思ってしまいます。 一方で粉争や資源不足、そして円安等の影響もあり、資材や燃料の高騰の影響を受け、我々の家庭や経営をかなり圧迫してきています

        • 固定された記事

          北海道冬の太陽光発電について①

          弊社事務所のある北海道札幌市にて、11月26日初雪にして30㎝程のドカ雪に見舞われました。今は溶けて落ち着いていますがこれから3月までは積雪・除雪の季節が襲来しています。 こうした冬に北海道は様々ハンディがあると思いますが、今回は冬の太陽光発電の雪対策の話です。今回は以下のポイントのうち①②について記事にしています。 冬の太陽光のポイント ①パネルに雪が積もると発電しない ②パネル面を一部出すと発電と一緒に熱を出すので雪や氷を溶かしてくれる ③気温が低いと発電効率が上が

          北海道冬の太陽光発電について①

          多様性ある森づくりの紹介

           脱炭素の流れから植樹活動が再び盛り上がりを見せています。循環型林業のための針葉樹の植樹が多いですが、今日は北海道の自然の森(針広混交林)に回復させる近自然森づくりのお話です。  弊社役員は以前より、森づくり活動に関わっています。皆伐跡地へのトドマツ・カラマツなど針葉樹の植樹のほか、牧場跡地や建物周辺で地域に自生する樹木の植樹を行なってきました。針葉樹の植樹では将来的な木材利用を期待しますし、地域に自生する樹木の植樹では100年前にあったような生物多様性ある自然の森への復元

          多様性ある森づくりの紹介

          エネルギーの地産地消、ソーラー蓄電システムの紹介

          前回の夏場の日射遮蔽の記事から約1か月、北海道はひんやりした日が続きます。これから冬にかけては日射遮蔽ではなく日射取込が最も重要になります。冬になったらそちらの記事も書いていきたいと思います。 さて、私は2011年3月の東日本大震災及び福島第1原発の事故をきっかけに、恩師である方に師事し、建築の世界をやめてバッテリーを使ったソーラー蓄電システムの開発に携わっていました。恩師が亡くなりそのプロジェクトはなくなったのですが、その思いを受け継ぎ、今フローの取組みに繋がっております

          エネルギーの地産地消、ソーラー蓄電システムの紹介

          遮熱と断熱の効果見える化

          国も含めて今脱炭素の名のもとに再生可能エネルギー導入に補助金や優遇措置を行っています。我々も脱炭素まちづくりを含めてその支援をしているのですが、実はいつも違和感を覚えています。 もちろん再エネ導入は必要だと思います。でもまずやるべきことは断熱改修や最新家電や高効率機器への更新などの省エネの推進だとつくづく感じます。しかし省エネ工事や機器導入の優先順位はなぜか日本では非常に低いと、建築の世界のときから感じています。 では今回はフロー事務所兼自宅にて猛暑の札幌での日射遮熱の効

          遮熱と断熱の効果見える化

          深呼吸と匂い臭い香りの話

          TOP写真は七飯町の蓴菜沼に浮かぶ西大沼辨戝天宮です。神秘的な神社ですよ! いやそれにしても今年の北海道は暑いですね。皆さん大丈夫でしょうか? 今日清水町から帰ってきたのですが、日中34℃。見学対応もしたのですが、屋外は湿度も高く、日差しも強く大変でした。本日仕事の関係者も熱中症に初めてなったとのことで。ビールではなく水分補給はマメに行いましょう。 今日は少しゆるい話を。皆様深呼吸してますでしょうか? 運動している人はもちろんしているとは思いませんが運動不測の方はあまりし

          深呼吸と匂い臭い香りの話

          電気料金値上げ考察②

          昨日3日間の東京出張より戻ってまいりました。 それにしても暑かった…。今回気付いたことは、普段そんなに汗をかかなかったのに、今回はものすごい汗。 もしかしたら日々のサウナで汗腺が開いており汗が出やすくなったのではとポジティブに考えました笑。代謝がいいのはいいことだ。 さて前回の続きをしたいと思います。是非前回の記事も改めてお読みいただければ。https://note.com/flowhokkaido/n/n6f67633a1e8d 前回言いたかったことは、電力価格高騰と言

          電気料金値上げ考察②

          電気料金値上げ考察①

          2023年度決算が無事終わりようやくホッとしております。それにしても法人税、消費税負担大きいですね。 さて今回はこの物価上昇の中、発表された電力値上げとその考察をしたいと思います。まずは電力料金の仕組みは以下の図のようになっています。 ⚪︎基本料金 家庭の瞬間の使用電力に応じた契約金額、これをオーバーするとブレーカーが落ちます。 ⚪︎電力量料金 使用した電力量に対して支払う金額です。 ⚪︎燃料調整費 火力発電に必要な燃料の価格変動を反映させる為の料金、電力使用量に対して支

          脱炭素とまちづくりについて

          我々もこの4月で4期目を迎えることができました。 新年度を迎えるにあたり、昨今のエネルギー事情の中、我々が果たすべき役割というのがあると思い、今後も生意気ながら発信していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。 さて、本日は我々が取り組んでいるまちづくり事業の紹介を。我々のまちづくり事業について弊社HPに更新いたしました。 https://flow.hokkaido.jp/business/community/contents.html 脱炭素なまちづくり、環境

          脱炭素とまちづくりについて

          スマートエネルギーWeek 春 2023バイオマス展講演来場御礼

          3月15日のスマートエネルギーWEEKバイオマス展での講演は無事終了いたしました。ご来場いただき講演に参加いただいた方々、本当にありがとうございました。 今回はこんな多くの方々に聞いていただく機会もそう無いので、我々の取組み含め一気に紹介いたしました。その結果非常に駆け足での講演となったこと、申し訳ございませんでした。 また講演後エネルギーWEEK最終日まで会場に残り、多くの方々と挨拶や相談、打合せをいたしましたが、ブースを出しているわけでもなく、また当日持って行った資料

          スマートエネルギーWeek 春 2023バイオマス展講演来場御礼

          欧州視察で見た再エネとバイオガスプラント

          ※今回の投稿は、我々のノウハウになる部分もある為、具体的な記載はせず抽象的になっていることをご了承ください。 私が畜産バイオガスに係わって約10年になります。 廃棄物である家畜ふん尿からエネルギーを作りだすバイオガスプラン卜は最も理想的なエネルギー施設だと思っています。 しかし日本では、再エネの割合は中々増えず、特に蓄産バイオガスプラントは主力にはなれておりません。 ドイツは再エネ主力に舵を切り、固定買取制度などの導入も早く地理的な差はあれど日本はその取り組みを見て学ぶべ

          欧州視察で見た再エネとバイオガスプラント

          スマートエネルギーWeek 春 2023バイオマス展にて講演いたします!

          第19回 スマートエネルギーWeek [春] 2023内のバイオマス展【春】 のセミナ ーで弊社代表、須藤 貴宣が登壇します! 2020年に創業し3期目でこのような大舞台でお話しさせていただける機会をいただきまして、本当にありがたいことだと思います。内容はこれから最終詰めを行いますが、我々の取組みだけでなく脱炭素社会へ向けた皆様が前向きになる講演内容になればと思っております。 講演後は17日まで会場にいようと思っておりますので、名刺交換含め多くの方とお会いできることを期待

          スマートエネルギーWeek 春 2023バイオマス展にて講演いたします!

          2022年11月欧州視察報告

          さて前回書いたように我々は11月13~28日にかけて欧州視察を行いました。 今回は新千歳-羽田-フランクフルトの飛行機を利用。 移動はレンタカーを借りて交代で運転、宿の2/3ほどをAIRB&Bを利用し現地で食材を調達して持参した米などで自炊します。 そして16日間の総走行距離は約3,200㎞。都市間はアウトバーンなどですが、しっかり街中も左側通行もラウンドアバウトもドイツ、スイス、フランスの国境も何とか問題ありませんでした。 実は日本で我々が行っているフィールドワークで

          2022年11月欧州視察報告