私の高校時代の話です。

私の高校はよくある地方のスポーツ名門校でした。　

といっても大きな結果はもう遡る事○○年前・・・っといった感じの過去の栄光に縛られた高校です💦　

ですが毎年サッカー・野球に関しては多くの入部が有り、共に5軍とかまであったような？　そんな高校でした。

なので、いわいる「伝統」は有りました。

「坊主・挨拶(けっこう遠めからの)・掃除・理不尽な○○・・・」などなど。

今じゃ即ニュースになり、廃部になるような事など日常茶飯事で、なんならそれが当たり前でなんとも思っていなかった時代ですからね、、、伝統というか洗脳というか・・・とりあえず厳しい高校でした。

今日はこちら「部員の丸刈りやめ」

今更感もあるし、よく踏み出した感も有ります。　

当時の私の友人は中学時代、県選抜のピッチャーで、海外遠征なんかも行く凄い友人がいました。　ですが、彼はおしゃれにも目ざめ高校野球部入部と同時に坊主にしろと先輩に言われ○○され、入部せずその後野球をやる事はありませんでした。　地元でも彼が野球を続けていたらどこまで行ったのか!?と言われるほどの人間。

正直日本全国、そんな彼いくらでもいたかもしれませんが、私が言いたいことは、「坊主の縛りで希望・夢を消すことはどうなの」という所です。　練習に付いていけないとか、野球と関係ある事ならまだしも、坊主じゃないから駄目って？・・・ずっと思ってました。　

なので、今回この名門校が「丸刈りやめ」と決めた事は嬉しかったです。

ですが、、、毎年甲子園を楽しく見ている私。

「坊主＋金属バットの音」　このSet最高なんです!!!　あっ夏だなぁって思わせてくれるあの瞬間、そして応援、数々のドラマ、本当に感動です。

ってこういう私みたいな人がいる事も良くないのかもしれませんね？　

私自身、坊主に疑問を持ちながらも、いざ甲子園が始まると坊主を見たくなるし、練習シーンで坊主じゃないと「この学校は弱いな!!!」と声を出し言ってしまいます。←ココが絶対に良くないですね💦

この新潟明訓高校の監督・コーチ・選手のコメントは実に素晴らしいです!!

今までは「坊主なら野球部だ！」と少しひいき目に見られていたものが無くなるから、今まで以上に生活態度・練習姿勢・結果を求めていこうと‼　

もうこの精神がプロですね。　高校生ですよ？　誰からも報酬をもらっていません。　自分が野球をしたいから野球してるんです!　でも彼らは高校生なのに、地域・同じ学校の生徒・高校野球球児のイメージ「さすが野球部」と思ってもらえるよう努めると、、、もう背負っているんですよね。

伝統とは？　大人のエゴで作られていくもの。　そのエゴに振り回されるのは当事者(今回は高校球児)。　そしてその伝統を壊すのも大人。　

本当に野球に必要な伝統は残していきたいですね！

もしかしたら令和○年の夏の甲子園では「丸刈りゼロ」の大会も有りえますね!!　　　そして、その彼らが高校野球の監督をやる歳になった時に、まさかの高校球児は坊主だろ!!　なんていいだすかも!?www

PS：そろそろ本当に甲子園は阪神甲子園球場では熱中症で死人でますよ!!　あれこそ【伝統・エゴ】ですが、死人が出ては話にならない💦　令和からは思い切ってドームでもタイミング的に良かったのでは!?