記事一覧

ドイチより無事帰還

ドイツへの弾丸ひとり旅から無事帰還。最後の最後に疲れて免疫が落ちてるところに何かを拾ったらしく、惜しくもゴール寸前で何らかのウィルスにかかりました。 翌朝起きれ…

茉莉花
1年前
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About Cosy Koji book

Thank you for your interest in Cosy Koji. This page is written in response to those who, at this point in May 2022, have told us that they would like a book... …

茉莉花
2年前
4

Cosy Koji について

Cosy Koji にご興味をお持ちいただき、ありがとうございます。 このページは、2022年5月のこの時点で、「本を欲しいのだけど…」と言ってくださった方に向けてのお返事とし…

茉莉花
2年前
7

やさしい時間のレシピ

傷ついているときは、やさしい時間を作ろう やさしい時間は、つくれます レシピ: 発想の転換 みっつ角を曲がる 思いやり ふたかけ拾う ユーモア 大さじ3 うれしか…

茉莉花
2年前
1

Cosy Koji がデジタルで配布されない訳

みなさんは、こどもの時、何をやっている時が一番たのしかったですか? わたしは、家の前に大きな楠があって、その周りを友達と延々と自転車を漕いでぐるぐるぐるぐる走り…

茉莉花
2年前
8

事八日。2022

2月8日。事八日。 今年はどうしようかって、思いながら。台所に残っていた切れ端の野菜を色々集めて、お事汁を作った。 今日は、神事が終わり、田の神様に挨拶する日。 そ…

茉莉花
2年前
1

事八日。2019の想い。

2019年に書いた記事を抜粋して載せます。そんな想いで、ずっとやってきたんだなあ。ちゃんと進もうとしてたなあ。 2019.2.8 『マリカフェルメンツのこれから』 Scroll do…

茉莉花
2年前

台所の隅、割烹着が下がるその一角

祖母は、奥ゆかしくて面倒見がよく、黙って野良仕事や家のことをせっせとこなし、祖父の横にちょこなんと寄り添っては、よく笑っているような、かわいい人でした。それでも…

茉莉花
2年前
10

もう少しで発送完了?

コージーコージー、少しずつ、少しずつ、ひとの手に渡っているようで、届きました!の連絡が来ると、すごくほっとする。 届いてもいい頃なのにまだ届かないパーセルがいく…

茉莉花
2年前

The guideline for 8 Cosy Koji guardians

The below document can be downloaded from: The guideline for 8 Cosy Koji guardians Congratulations on catching the travelling Cosy Koji! 8 books are distribut…

茉莉花
2年前
1

Cosy Koji コージーコージーが、できました

先日菌曜日。印刷会社にコージーコージーを迎えに行ってきました。 なんか多いのか少ないのか分からない…。 とりあえず、はじめの600冊。車になんとか入りました。 写…

茉莉花
2年前
10

日記

Cosy Koji のプレスプルーフを見に行ってきた。 この本が刷り上がるまでに、一体何万光年かかるのだろう。 その時間さえ、一瞬に感じる。 ずっと、出来上がらないでほし…

茉莉花
2年前
1

冬の森

どんな感情も吸い込まれていくような自然の力。わたしはよく、森に来る。 自分のしようとしていることの正当性を裁くように、木と木の間をぐるぐる歩いて、どんぐりや虫…

茉莉花
2年前
3

入稿直前、まだまだ育ち続けるCosy Koji

笑っちゃいそうだけど、入稿直前だというのにコージーコージーの成長は止まらない。(当たり前) 本日入稿予定だったにも関わらず、ここへきてこの本の最重要パーツのひと…

茉莉花
2年前
5

Cosy Koji は本なのか

3週間の限定販売を終えた。 8人のチームで、約半年。初めてミーティングをしたのが、今年の4月25日。もう、その時にはページを作り始めていた。 「一緒に、触れられるも…

茉莉花
2年前
6

もうすぐ生まれるCosy Kojiと、旅立ついのち

もうすぐ、Cosy Koji がうまれる。 わお。たまたまだけど、ちょうど印刷と製本するのも孕んでから十月十日だ笑 ずっとずっと、協奏音が響きあって高まっていくような時間…

茉莉花
2年前
4
ドイチより無事帰還

ドイチより無事帰還

ドイツへの弾丸ひとり旅から無事帰還。最後の最後に疲れて免疫が落ちてるところに何かを拾ったらしく、惜しくもゴール寸前で何らかのウィルスにかかりました。

翌朝起きれず、楽しみにしていたお呼ばれもホームパーティも泣く泣く中止。ひたすら寝る→レモンとグレープフルーツをを怪獣のようにかじる→寝る→梅干しと生姜と醤油のお白湯を飲む→寝る→蜂蜜レモン生姜を飲む→寝る、を繰り返しています。すごいねー。病気、久し

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About Cosy Koji book

About Cosy Koji book

Thank you for your interest in Cosy Koji.
This page is written in response to those who, at this point in May 2022, have told us that they would like a book... I hope you will take the time to read it

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Cosy Koji について

Cosy Koji について

Cosy Koji にご興味をお持ちいただき、ありがとうございます。
このページは、2022年5月のこの時点で、「本を欲しいのだけど…」と言ってくださった方に向けてのお返事として書きました。ご一読いただければ、幸いです。

このプロジェクトは、2021年わたくし茉莉花フルーンが世界各国から集まった仲間たちと共に、本という形でひとつの具現化を実現させました。

コンテンツのメインとなる麹づくりは、わ

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やさしい時間のレシピ

傷ついているときは、やさしい時間を作ろう

やさしい時間は、つくれます

レシピ:
発想の転換 みっつ角を曲がる
思いやり ふたかけ拾う
ユーモア 大さじ3
うれしかったこと ひとつ思い出す
ありがとう、と一度声に出して呟く
無塩のゆるし
自分はえらい、をひとつまみ

やさしい時間、できあがり
ほかほかのうちに、お召し上がりください

何もできないと思うときは
誰かをしあわせにすることだけ

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Cosy Koji がデジタルで配布されない訳

Cosy Koji がデジタルで配布されない訳

みなさんは、こどもの時、何をやっている時が一番たのしかったですか?

わたしは、家の前に大きな楠があって、その周りを友達と延々と自転車を漕いでぐるぐるぐるぐる走り続けるのが好きでした。
何の生産性もないけど最高に楽しかった。

こどもの頃、何も考えずに楽しいと思ってやっていたことを、大人になってそっくりそのままやると、ちょっと変人扱いされるか、アートとか芸術と呼ばれるようになる。
でも実はそのどれ

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事八日。2022

事八日。2022

2月8日。事八日。
今年はどうしようかって、思いながら。台所に残っていた切れ端の野菜を色々集めて、お事汁を作った。
今日は、神事が終わり、田の神様に挨拶する日。
そして、地域によっては「針供養」をする日でもあります。使えなくなった針を神社に収めたり、豆腐や蒟蒻のように柔らかいものに刺したりすることで供養したり、あるいはお餅に刺したり、川に流したり、土に埋めたりして、お裁縫が上手くなるように願うのだ

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事八日。2019の想い。

2019年に書いた記事を抜粋して載せます。そんな想いで、ずっとやってきたんだなあ。ちゃんと進もうとしてたなあ。

2019.2.8

『マリカフェルメンツのこれから』 Scroll down for English.
もうすぐ春ですね。
お味噌を仕込みたい、醤油を仕込みたい、麹を造ってみたい、どぶろくを造りたいと日々実に色々なリクエストを頂きますが、マリカフェルメンツでは好きなところから、自分の思

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台所の隅、割烹着が下がるその一角

台所の隅、割烹着が下がるその一角

祖母は、奥ゆかしくて面倒見がよく、黙って野良仕事や家のことをせっせとこなし、祖父の横にちょこなんと寄り添っては、よく笑っているような、かわいい人でした。それでも、芯は強くて、曲がったことが大嫌いで。でもそれを言葉にすることはなかった。
いつも優しく、家に帰ると「横んなっとんなさい」ばかり言っていた祖母。お茶やお花、書道など、先生をやるほど様々なことに長けていたのに、それをひけらかしたことは一度もな

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もう少しで発送完了?

もう少しで発送完了?

コージーコージー、少しずつ、少しずつ、ひとの手に渡っているようで、届きました!の連絡が来ると、すごくほっとする。

届いてもいい頃なのにまだ届かないパーセルがいくつもあって、本当に大丈夫なのかと心配になる。ちゃんと無事に届いてほしい。

受け取れた人も、今はまだ届いたばかりで気が付かないこともたくさんあるだろう。それでいい。これは、ゆっくりと馴染んでいく本。全部、初めから完食しなくていい。初めはこ

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Cosy Koji コージーコージーが、できました

Cosy Koji コージーコージーが、できました

先日菌曜日。印刷会社にコージーコージーを迎えに行ってきました。

なんか多いのか少ないのか分からない…。

とりあえず、はじめの600冊。車になんとか入りました。

写真もレイアウトも、一から自分でデザインした初めての本。だけど、仲間の手が山程入った本。2021年中に仕上げなければならなかったのには、理由がありました。

初めから終わりまで、素晴らしいコミュニケーションをはかってくれたオランダの印

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日記

Cosy Koji のプレスプルーフを見に行ってきた。

この本が刷り上がるまでに、一体何万光年かかるのだろう。

その時間さえ、一瞬に感じる。

ずっと、出来上がらないでほしい、とも思う。

でも、みんなに背中を押してもらっているから前にも進まないとと思う。

冬の森

どんな感情も吸い込まれていくような自然の力。わたしはよく、森に来る。

自分のしようとしていることの正当性を裁くように、木と木の間をぐるぐる歩いて、どんぐりや虫を探すスワインが耕した、ゆるゆるでどろどろの沼にはまる。このまま、世界に食べられてしまいたい。

同じ時代の中で、それぞれが然るべきタイミングで役割を果たし合いながら、この世界を維持していく。

その流れの中で、このからだは燃やされるた

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入稿直前、まだまだ育ち続けるCosy Koji

入稿直前、まだまだ育ち続けるCosy Koji

笑っちゃいそうだけど、入稿直前だというのにコージーコージーの成長は止まらない。(当たり前)
本日入稿予定だったにも関わらず、ここへきてこの本の最重要パーツのひとつとも言えるページのある一部について、ニコさんとデッドヒート哲学ディスカッションが始まった。

原文がどうだったかもう覚えていないけど、何回か再校を繰り返すうちに、いつの間にか採用していた「....All your active sense

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Cosy Koji は本なのか

Cosy Koji は本なのか

3週間の限定販売を終えた。

8人のチームで、約半年。初めてミーティングをしたのが、今年の4月25日。もう、その時にはページを作り始めていた。

「一緒に、触れられるものが欲しいんだ」

「今、一緒に眺めてる景色を実体化したい。それは本になると思うけど、読むのではなく眺める本。しんどくない本。ほっとして、安心できる本」

「みんなが欲しいと言ってくれたわたしの講座の内容をもとに書くけど、わたしの麹

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もうすぐ生まれるCosy Kojiと、旅立ついのち

もうすぐ生まれるCosy Kojiと、旅立ついのち

もうすぐ、Cosy Koji がうまれる。

わお。たまたまだけど、ちょうど印刷と製本するのも孕んでから十月十日だ笑

ずっとずっと、協奏音が響きあって高まっていくような時間だったけど、今ここにきて、静かなドラムサウンドだけがゆっくり鳴っているような感覚。満を持したカウントダウン。有言実行。ついに概念がひとつの形をとる。

今年は、わたしも含め仲間に本当に色んなことが起きた。この秋は特に、本の製作

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