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【32歳】地方移住3年&フリーランス2年&地域おこし協力隊2年の葛藤


おかげさまで今月号のDiscover Japanに掲載してもらいました。

※元ガングロの妻(旧姓:家冨)も掲載されてます


「暮らしが仕事 仕事が暮らし」という表紙で、まさに現代を切り取ったテーマで編集されています。地方移住や働き方改革、 "好きを仕事に" のように新しい働き方が叫ばれている昨今ですが、地方移住3年&フリーランス2年、そして地域おこし協力隊2年をしている身として、メディアに載るようなふわふわ・キラキラしているものではなく、地に足のついた現場感のある情報・気持ちを書きたいと思い書いてみました。


移住してからの日々はキラキラしたものばかりではなく、葛藤や心の揺らぎを何度も経てここに至っています。今回は、はじめて打ち明けるような話も多く、重心を乗せて踏み込んで書いてみましたので、初めての有料記事とさせていただきました。

これから地方移住など増えると思いますし、そういった方々の何かのきっかけになればと思います。


地域おこし協力隊。
平成29年のデータでは全国で5,000人弱が隊員として日本各地の地域おこしの現場に飛び込んでいるそうです。

自分も2016年9月から遠野市の地域おこし協力隊として活動していて、2019年の8月末で任期満了となります。この制度は1年更新で最大3年間、総務省からお金をもらって活動します。

一般的には行政付けで観光や6次産業化など、その地方自治体がしてほしいことをサポートしているようですが、それとは少し異なり「ローカルベンチャー制度」といって、支援を受ける3年間の間で起業や事業づくりを目指す起業版地域おこし協力隊があります。

後者の場合は、遠野で始まり全国へと広がっているNext Commons Labや(富川、共同創業メンバーでした)、釜石も所属しているローカルベンチャー推進協議会 などがあります。もっと言うと、西粟倉は先駆者ですよね。


僕もなってみてわかったのですが、地域おこし協力隊の地域での風当たりの強さは、わりと強めです(でした)。

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