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思考の抽出と感情のワーク

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手を動かしながら考えるだけ考え抜く、そんな日常です。
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2020年9月の記事一覧

無限のファミコンワールドを作りたい話(デジタルの中の祝祭性とコンヴィヴィアリティ)

無限のファミコンワールドを作りたい話(デジタルの中の祝祭性とコンヴィヴィアリティ)

 コンヴィヴィアリティ(自立共生)と祝祭性に関して話し合う機会があったので、近頃は戦争中の芸術や哲学に次いで、この事ばかり考えている。そんな中で、一つの自分なりの答えというか、自分のフェティシズムが見てみたい世界観を見つけたので残しておく。

 コンヴィヴィアリティという言葉に出会ったのはイヴァン・イリイチさんの著書「コンヴィヴィアリティと道具」で、この中で、
「自立共生(コンヴィヴィアリティ)と

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第一章:データ×AIが人類を再び解き放つ【勝手にシン・ニホンアンバサダー】

第一章:データ×AIが人類を再び解き放つ【勝手にシン・ニホンアンバサダー】

 週一で独学勉強会をする事にしたシン・ニホン。
今日は表題の第一章の学習と気付きを。本書で書かれている事例やデータはなるべく省き、重要なメッセージとなる「核」の部分を取り上げながら、私が感じた事(★の部分)を交えて書き連ねていきます。

第一章は「時代の全体感と変化の本質」について。

前提条件として、シン・ニホンに最も頻出する「AI」とは、

AI=計算機×データ×アルゴリズム

である事を常に

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【勝手にシン・ニホン・アンバサダー】

【勝手にシン・ニホン・アンバサダー】

 先日、シンニホン・アンバサダーへの応募をしたものの見事に落選してしまい、一日半ほど落ち込んだ処で、自分で勝手にやろうと決めた。養成講座のスケジュール通りに、毎週木曜に一章ずつ更新するつもりだ。

 今日は「はじめに」の章について考えながら、自分がシン・ニホンに懸ける想いの一部を話していこうと思う。

 まず、安宅和人さんと言えば「イシューからはじめよ」の著作で大変お世話になった方だ。私が読んだの

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教育はレジの店員さんと通販番組から学ぶ

教育はレジの店員さんと通販番組から学ぶ

 例えば数学において、ただ難問の答えを導き出す為だけに公式を教えられるより、ロックギターの格好良いリフが生み出す波を三角関数で理解して表現出来た方が楽しい。数学の公式や定理が、人類にとって道具としての価値が極めて高い事を知らずに、数学を勉強する事を苦痛に感じても仕方がないと思う。

 そんな訳で、早朝に偶々流れる通販番組を見ていて、道具への理解には、目的が不可欠だなぁとふと考える。もしくは店頭販売

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理解不能に尽きる。

理解不能に尽きる。

 理不尽な事が多いかというと、理解出来ないほどでは無い。
唯世の中には神様もいないし公平もないし山あれど谷は無かったり、雨降っても地は固まらない場合もある。
 相対的に見れば一生晴れの人、一生雨の人もいるのが理不尽と呼ばれる世界だ。

 社会人研究室には奨学金とかないので、いよいよ医療費諸々で研究と勉強を諦めないといけなくなってきた。なんじゃそりゃ。

 理解不能に尽きるのは、想定していた範囲内の

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