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思考の抽出と感情のワーク

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手を動かしながら考えるだけ考え抜く、そんな日常です。
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#哲学

自己効力感で感じる楽しさ

自己効力感で感じる楽しさ

 自己肯定感と捉えて頂いてもOKです。
「どんな時が楽しいか?」と問われた時、突き詰めると自分の存在を肯定される事。自分で自分の可能性を信じられていて、何をしたいか分かっている状態って幸せじゃないですか?

自己効力感を上げる為にしていることはありますか?

結論から先に述べると、私の考えでは
①違和感を持つこと
②考えを言葉にできること
③好きを説明できること
④つくり手になれること
が挙げられ

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自己嫌悪と自覚

自己嫌悪と自覚

 『上手に自己嫌悪出来る人』が本当に優しいし強い人じゃないか、というお話です。

 『人間失格』を読んだ事はありますか?太宰治の作品で、タイトルは誰もが知っているけれど、内容を読んだ事があるという人はどれくらいいるでしょうか。

太宰治が自己の生涯を描きながら、『恥の多い人生を送ってきました』と綴った通り、主人公が犯す罪を自分の罪と重ねながら露呈していくような作品です。

なるほど、確かに『人

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知識という価値観

知識という価値観

 知識があるか無いかで物事の見え方って全く変わりますよね。

例えば。やたらと怒りっぽく騒いで手のつけられない子供と接する場面があったとします。

そんな子を見て、
・親の教育がなってないな
・なんでこの子は怒るんだろう?
・すぐ怒るな!うるさい!
・どうやって機嫌を取ろうかな
・前頭前野の機能が低下してるな。睡眠が足りて無いのかも。スマホゲームのやりすぎかな...よく眠らせるには今元気に遊ん

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持って生まれた軽薄

持って生まれた軽薄

人は気分屋である。程度の差こそあれ、誰しもがそう。
『忘れる』機能がうまく作動していると言えばその通りだが、諸行無常のスピードが早すぎるのが人の気分だ。

 ノートルダム大聖堂が燃え落ちた。
頭を殴られたようなショック。850年も前から人々に敬われ、世界中の人が旅先に夢見、信仰の対象になってきた存在が、半日もかからず燃え落ちた。

 私の祖母がノートルダム大聖堂が大好きで、死ぬまでに行きたいと幼い

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シンプルに物事を考える

シンプルに物事を考える

 インターネットの情報量はドラえもんの『バイバイン』方式で、毎年2倍4倍8倍...と膨大な情報量になっています。アナログな書籍をとっても、新刊は毎日約200冊、年間7万冊の本が出版されています。ブログは毎日数万件更新されるでしょうか。

 ニュースも日々新しいものと、昔のものの進捗と、ネットのフェイクニュース、新しいテクノロジーの紹介から美味しい老舗寿司屋の情報まで。ありとあらゆる情報を手にする事

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