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よく噛むことの重要性

日本のスーパーマーケットに行くとパンコーナーに「ふわふわ食感」の
食パンや菓子パンがメインに並んでいます。
バゲットなどよく噛まないと飲み込めないパンは数多く売られていない
ようです。

ヨーロッパではバッゲット、ライ麦パン(全粒粉パン)、ユダヤ人がよく
食べるベーグルなどあまり噛まないでも喉を通るようなパンは少ないように
思います。 でも最近は菓子パンなどふわふわ食感のパンが増えてきていますが、、、。

さて噛むことによって唾液が分泌されますが、成人の分泌量は1日1.0~1.5
リットルほどです。 そしてその唾液の働きはご存知ですか?
殺菌作用、抗菌作用、消化作用などが挙げられるます。 噛めば噛むほど
これらの作用が体内の殺菌や抗菌を除去し、消化作用がよくなります。

私が子供の頃、健康学園という毎年夏に子供達を集めて玄米食をベースに
正しい食事のとり方を指導するというサマーキャンプで
 「噛めば噛むほど頭がよくなる。噛めば噛むほど体が強くなる」
ということを教わりました。 たしかに欧米では車、鉄道、飛行機や産業
(製造業、通信、建設業、金融、保険)などが生まれました。 
それでは当時彼らは一体何を食べていたのかというと肉です。
肉がメインです。肉といっても赤身の肉がメインですので、今以上に相当
堅かったと思われます。
和牛のようなほぼ噛まなくてもよい肉はありません。
当然ふわふわ食感のパンなどありませんし、菓子パンもありません。
そして噛むことによって頭がよくなり、体が強くなってきたのでしょうか。

日本人を含め他の民族は新しい文明をつくってきたことはないに等しい
のか、いまだにGAFAM+テスラ、エヌビディアのマグニフィセント7が
他企業を抑えて圧倒しています。 2023年度の世界トップ50の企業の
中にはトヨタのみで他の日本企業は1社も入っていません。

日本人の子供達が噛まない食事を続ける限り、頭がよくならない(想像力が
乏しい)  そして体が弱い(免疫力が低い)まま成長していくのかと不安に思い
ます。





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