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#2 栄養学の基礎

栄養コンシェルジュ1つ星の第1日目の講座では、
主に五大栄養素に関する由来や役割、消化吸収に関わる臓器について学びました。
栄養学のかなり序盤ですが、人類の生い立ちや栄養になるまでの自然の仕組みを学んでみて、食物連鎖によって動植物それぞれが都合に合った必要なエネルギーを上手く活用しているなと、めちゃくちゃ感心しました。



栄養とは

地球上の生物は、地球に存在する資源を摂取し、他の生物に摂取され、食物連鎖によって共存しています。

栄養とは、
”生物が外界より食べ物を得て、エネルギーを保ち続ける身体の活動のこと”
を指します。

地球上の資源を食物連鎖で共有されながら地球上で循環させる仕組みともいえます。
地球上の生物は、地球に特に多く存在する、窒素(N)、酸素(O)、炭素(C)、水素(H)が元になる資源を活用して進化を続けてきました。

”いかに効率よく栄養を獲得して、利用しながら生き残るか”


大気中に多い化合物ランキング
①窒素:75~78%
②酸素:21~23%
③アルゴン:1.28%←生物が摂取しても代謝反応を起こせない
④二酸化炭素:0.03~0.046%



人類の体質

〈2600万年前〉
私たちの先祖の類人猿は木の上で、果物を食べて生活していました。

〈1650万年前〉
寒冷化の影響で森はサバンナへ変化しました。
果物が不足したことにより、類人猿は地上に降りて、食材を探しにいかないといけなくなりました。それが二足歩行の始まりです。

〈1200万年〜900万年前〉
寒冷化はさらに厳しくなり、大変な飢餓が類人猿を襲っていました。その後さらに寒冷化は進み、700万年前には類人猿はいなくなりました。

〈現在〉
その飢餓に耐え生き残った者が進化して、現在の人類へと進化していきました。

【歴史の進化から言えること】
これが元となり、少ない食材で効率よく体脂肪として蓄積できる能力が備わりました。(倹約機能
この倹約機能の特徴として、類人猿は果物を主食としていたことから果物を効率よく体脂肪へと蓄積できる能力といえます。

果物やスイーツなどの砂糖が入っている食品は、穀物や根菜に比べて太りやすいと言われている理由の一つです。(太りやすさ3倍💦)




〈感想:初日を終えてみて…〉

どの食材が良い、悪いというイメージだけで食材を摂取するよりも、その時の状態や年齢、生活習慣に合わせて調整することが重要だと感じました。
例えば、ダイエット中の方が乳製品を摂ることは控えた方が一般的にダイエット効果が出やすいのですが、逆に成長期の方や高齢者にとっては必要な栄養素が豊富で骨を強くする為、積極的に摂った方がよい、というエビデンスがあります。
どの食材にも良し悪しがあり、勝手なイメージやSNSの不確かな情報に惑わされず、状況によって食材を取捨選択していきたいと思います。



#3では、消化吸収に関わる臓器について一緒に学びましょう!


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