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とある精神障害者の#ファーストデートの思い出

#ファーストデートの思い出 とのことで。

ちょっと恥ずかしいですが、今の彼氏とのファーストデートについて書きます。

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彼とのファーストデートは昨年11月。

クリスマスイルミネーションが始まりかけた時期。

19歳で鬱をこじらせ、15年が経過していた私。

今までロクにデートも、お付き合いもしたことがない。そんな私に

「じゃあ定番だけど横浜行こう!」と横浜ドライブを提案してくれ、連れて行ってくれました。

デートの定番、赤レンガ倉庫。

赤レンガ倉庫で、ドイツビール?のイベントをやっていて、日本や世界各地の屋台が出ていて

2人でギャハハ笑いながらラーメンとかお肉とか食べまくり。

シジミラーメンとタイカレー。不味そうだけど美味しかった(不味そうとか言わない!笑)

彼氏とは職場の同僚で、付き合う前からよく飲みには行っていたので気心の知れた関係でした。

今もですが、2人でいると基本爆笑してます(笑)

海の眺め。海大好き。

ランチを食べたあとは大桟橋まで駆け足で行って

景色を見て盛り上がったり、ストリートパフォーマンスを見たり。

そして夜はみなとみらいでディナーを…と思ったけどお昼食べ過ぎて2人ともあまりお腹すいてなくて

デートと言えば!の観覧車にやってきました。

ゆずの「桜木町」の歌詞にも出てくる「大きな観覧車」。

恋人と観覧車に乗るのは初。ド緊張。

観覧車に乗ると、彼は車いすから座席に移動して

初めて、彼と隣に座りました。

いつも私がイスで、彼は隣に来たとしても車いすで。

2人で並んで座っているのは不思議な感じでした。

そう、彼は下肢障害で車いすユーザー。

※大桟橋を押してあがるのは中々大変だった(笑)

観覧車の中では「あれ今日行ったところだー!」とか景色を見回し

手をつないで2人で照れたり(笑)

彼も私も、「障害者になってから、恋人を作るのは諦めてた」と言うことが話してるうちに分かってきて

2人で涙ぐみながら「お互い生きてて良かった」と抱き合いました。

生きてれば、生きてさえいれば「諦める」ことなんて何もない。

彼は私のことを障害内容含め、本当に良く理解してくれて

今では彼なしの生活は考えられないほど、かけがえのない存在です。

私の精神状態が悪くて、えーんえーん泣いてると

ずーっと横にいて「大丈夫だよー、大丈夫だよー」と言ってくれます。

どこでも、どんな時でも、「菩薩か!?」と思うくらい広い心で私を病気ごと受け入れてくれます。

(私には正直もったいない…)

出会えたことに感謝しかありません。

これからもよろしくお願いします!


オマケ

ちょっと前に「パーフェクトワールド」と言う、車いすの彼と健常者の女の子の映画やってましたよね?

何回か「見に行こうよー」と誘ったんですが

彼「アイツら絶対自分らのこと意識して観に来てるよ…」って周りに思われるのが恥ずかしい!

とのことで見に行けませんでした(笑)

DVD化を待つ!

もしサポート頂けたら、行く離島を増やします!…嘘です(笑)車いすユーザーの婚約者との結婚資金に使わせていただきます😄