親が宗教活動しているということ→多くの方に読んでほしい記事(シェアOK)

親が某宗教をやっているという方は案外この日本社会にたくさんいるのではないでしょうか。

さらに、「親が宗教をやっている」という事実だけで、縁談が破談になったり、差別を受けたりした方も、少なからずいるのではないでしょうか。その事がトラウマで、誰にも言えずに、1人闇を抱えてはいませんか?私は、その1人“でした”。

このような悩みを抱えている方に送りたいメッセージがあります。

1、自分を意思を強くもて

2、親のことを感謝すれど、恨むな

3、大切な人(恋人や親友と思える人)には素直になれ

1、自分の意思を強くもて

「宗教を継ぐこと」を、勝手に親に決められている人はかなり多いと思います。でも、あなたがもし嫌だと感じるのであれば、嫌だと訴え続けてください。例え、疎まれても、あなたの人生なのだから。

私は、物心ついたときから、宗教活動へ連れて行かれていました。しかし、当時の私は、常に疑問しかなく、宗教的価値観より自分の価値観の方を圧倒的に大事にしていました。ですが、当時の両親は、僕が引き継ぐと勝手に決めていたので、衝突した回数は数知れず。

私は、「宗教はやらない」と決め、「自分がやってみたいことを挑戦する」意思を持ち続けました。結果、いま自分の意思に忠実な為、満足感は高いです。

あなたが躓いたら立ち上がらなければいけないのはあなた自身。結局、どの道進もうが、自己責任に変わりないと私は思うのです。だったら、常識に囚われず好きに生きてみませんか。 

2、親のことは感謝すれど、恨むな

親が宗教活動をしていたため、縁談が破談になったり、差別を受けたりした経験がある方もいると思います。そういう時、やはり親のことを元凶だと思ってしまいますよね。

でも、あなたは親がなぜ宗教に頼ったのか、そのルーツを知っていますか?

私は、自分の親のルーツを知り、正直胸が痛くなりました。両親に共通していたのは、差別でした。

一昔前は、ちょっとしたことで村八分にあうことも少なくなかったと言います。田舎の方は特にひどいらしく、貧しいこと、障害を抱えていること、見た目、等々、理由は様々。両親の家庭は、辛くも差別を受けたようなのです。差別を受けた中でも、宗教の方々が助けてくれ、今まで生きる意思を持ち続けることが出来たのだそう。世間がどう思おうと、生きるキッカケをくれたことに違いはなく、感謝の思いは忘れないと。私が生まれた時は、それはそれは嬉しく、私のことを宝だと言ってくれています。だからこそ、大事な私に自分の道を勧めるのは自然なことだとも。私はこの話を聞いて、両親の考えにも大変敬意を払うようになりました。

ただ、私は1でも述べた通り、強く自分の意思を持っていたので、自分の意思を持ってして恩返しをしていきたい旨を伝えました。現在は、良好な関係で、今となっては心の底から感謝の思いでいっぱいです。

一時は、恨みの感情にあふれ、眠れなくなったときもありました。ですが、親のルーツを知り、色々な思いを知ることで、自分がここにいることは、奇跡なんだなと感謝するようになりました。

あらゆることに共通しておりますが、自分の意思を持ち続け、相手と向き合うことは、かなり骨が折れます。ですが、強く意思を持てば、変わることも必ずあると思います。恨みの感情は、自分を苦しめるだけです。

3、大切な人(恋人や親友と思える人)には素直になれ

宗教問題は、世間的な目もあり、なかなか話しづらい内容です。ましてや、差別を受けた経験があれば、それがトラウマとなり、余計に話しづらいですよね。ですが、やはり大切な人に相談する事はとても大事だと思うのです。独りで考えても、何も解決や成長に繋がらず、闇に飲まれる一方だと考えます。もし、あなたの話を聞いて距離を置かれたり、差別をされたら、残念ながらそれまでの関係で、都合よく思っていたのは、あなただけだったのかもしれません。でも、その程度の関係の人と続ける必要はありますか?

私は、過去に、付き合っていた人から、親の宗教を理由に、破局されてしまいました。相手方の親族からは、大ブーイングで、すぐに別れろとまで言われた始末です。笑

何とか説得を試みたものの、やはり冷たい対応を変えることは出来ず、大罪でも犯したような気持ちにもなりました。

それ以降、もう誰にも家のことを話さなくなり、家で苦しいことがあっても、誰にも打ち明けませんでした。親への恨みと、苦悩をずっと独りで背負っていたのです。でも、これって本当に闇が増幅するんですね。眠れなくなり、とにかく苦しいのです。こんな生活がしばらく続きました。

ある日、この苦しみに耐えかねて、唯一踏み込んだ内容を話せる人に、自分のことを相談してみたのです。溜まっていた膿でも出てくるかのように、とめどなく涙も止まりませんでした。その人は、ありがたくも私の話を最後まで聞いてくれたのです。(今では、その方が妻となります。)

ただ話をしただけなのですが、今でも忘れないくらい、心がスッキリしていました。これくらい、相談をすることというのは、本当に大切なことだと思うのです。そして、あなたの話を聞いてくれる人は、必ずいます。なので、独りで苦しむのはもうやめましょう。

私は、上記の苦悩を経験しました。正直、生きるのがつらいとも思った時期もあります。

でも、意思を持ち苦悩を乗り越え、今に至ります。(まだまだ未熟者ですが) 

宗教のことで辛い方へ。
あなたは独りではありません。頑張って生きてくださいね。

また、こういった境遇でない方も、もしこのような宗教問題で友達や恋人に相談されたら、まずは話を聞いてあげてください。本当に苦しみ、あなたを信頼し相談しています。(まずありえませんが、万が一勧誘話だったら、あなたが嫌ならキッパリ断ってください。)

宗教は、私は否定も肯定もしません。

ただ自分が自分の価値観に生きれる世の中になればなぁと思う今日この頃です。

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