移動すれば気持ちが変わる。
移動すれば気持ちが変わる。
これはメンタルを壊して得たかなり大きな気付き。
家にいる時はずっと同じことで悩んでいた。
変えられないことや過去のこと。起きても無い未来への過剰な不安。
ただ、旅行に行ったり、転職したり、引っ越しをすると感情や気持ちが変わる。
私自身、メンタルが病んでから旅行に行ったり、働く環境を単発バイトで変えたり、引越しもした。
500km越えの大移動から1km以下のプチ移動まで全部やってみた。
そこで場所を変えることで生まれた自分の感情の変化と向き合った。
なぜ場所を変えたり、移動したことで自分の心が変わっていったのか?
自問自答し続けた結果、私なりの答えが出た。
それは、目の前の景色が変わるからだ。
具体的に言うと、出会う人、触れる情報、新しい価値観、目にする物体が変わる。
極端に言うと、1つ目の出会う人は田舎にいると高齢者によく会うが、都会に行くと若者やスーツを着たビジネスマン、外国人とよく出会う。
2つ目の触れる情報は、田舎で人から聞く情報は他人の噂話やゴシップが多いが、都会に行けば今どんなことに取り組んでいるのか、とかどんなことに向き合っているのかというあなた自身にフォーカスされることが多い。(もちろん職種や年齢や立場によっても変化するが)
そして上記の触れる情報のところに補足するのが3つ目の新しい価値観。
生まれた場所や育った環境、今現在生活をしている環境によって価値観や考えていることも違う。
価値観が違う環境の人と会話するとその人が無意識に感じている言葉や感情が飛んでくる。
社長や個人事業主だと常に商売で売上を立てるのかということにアンテナが立っているため、必然的にどうやったら利益を生み出すのかという会話になってしまう。
子がいるママ友同士の会話であれば、常に子供の周りで最近起きた出来事や進路などに関係するような会話になるだろう。
カードゲームにハマっている子供同士の会話であれば必然とどのカードが強いとか優れているのか、という会話になるだろう。
そんな風に今いる環境とか場所によって無意識レベルで感じている言葉や発言が行われるのだ。
4つ目の目に見える物体は主に個体の物である。
例えば、靴とか服とか、食べ物とか建造物とかも。
今は着ていないけど、昔着ていた服を自分の服を自分の視界にいれると昔の記憶を勝手に思い出してしまったり。
辛かったことや嬉しかったことも。
歴史的な城などの建造物を見ると、目に見えるものを参考に昔ってこんな時代だったのかな、とか勝手に想像するだろう。
また学生時代にいじめを受けていた人は、もしかしたら地元の学校を見たり、近くを通ったりした時に子供の頃の嫌な記憶を思い出すかもしれない。
ディズニーランドに行ったり、高級レストランに行ってもテンションが上がるだろう。
そんな風に視界に入る物や風景を変えただけで感情というのは変わるのだ。
しかもゆっくりとかではなく、ハイスピードで変わるのだ。コロコロと。
そして移動することで悩みや辛いことや嬉しかったことや楽しかったことも客観的に見えたりする。
そういう意味でも移動するということは悩みを解決するではかなり重要だし、何より人生を豊かにしてくれる。
だから、私はこれからも移動することを楽しむ人生にすることに決めている。
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