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映画の感想

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偏見に満ちた映画の感想です。 基本ネタバレはしないつもりです
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映画「みな殺しの拳銃」(1967年)

映画「みな殺しの拳銃」(1967年)

みな殺しの拳銃。この手の映画は、自分に合う合わない好き嫌い当たり外れがあるのですが、この映画は当たりでした。モノクロ映画全編に流れるジャズ、クールな宍戸錠、二谷英明。ザ・ハードボイルド、かっこいい。映画の嘘の世界では、せめてかっこよく生きて、死にたい。

映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」

映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」

やわらかい手で胸をかきわけられて、心に触れられたと思っていたら、食べていた塩味のポップコーンのひとつが甘いキャラメル味でした。

映画を観る時はポップコーンとビール。それが僕の幸せなんだから。絶対。

ただ、映画館を出たら世界を壊したくなっちゃいました。みんなはどう?

観にいって良かったです。刺激をもらえました。
後章を待ちます。

映画「winny」(2023年)を観ました

映画「winny」(2023年)を観ました

ファイル共有ソフトwinnyを開発した男の物語。winnyがなんだかよく分からなかったので知りたくて観たのですが、結局分からなくてネットで調べたらどんどん分からなくなって途中で諦めて、そうだ東出くんを描いてみようと描いたら似てなくて、それでもネットに上げてしまう図々しさに朝から落ち込んでいます。

誰にも邪魔されない自由な世界を仲間と共有したい。それをインターネットの世界でいつまでも夢見ていたいだ

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映画「探偵物語」(1983年)を観ました

映画「探偵物語」(1983年)を観ました

薬師丸ひろ子、松田優作の角川映画。観たの2度目くらいかな。女子大生が日本を旅立つ前に経験する事件と恋愛、のようなもの。
あ!これは青春映画だったんだ!と、今更ながら気が付いた。そして青春には恋と性が避けられない。当時の若者はそれから逃げることが許されなかったのだ(多分)。今はどうなんだろ?どうなんでしょう?歳をとったかつての若者が持ち去ってしまっていなければ良いけど。それともヒリヒリするような恋愛

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映画「ブラック・スワン(2010年)」を観ました

映画「ブラック・スワン(2010年)」を観ました

ブラック・スワン、観るのは2回目。芸術や芸能、表現とか、それをやる時に狂気や常識の逸脱は避けて通れないのかな。あと色とかも。色っぽく歌ったり弾いたり描いたり書いたり演じたり。それに狂気や暴力が加わると気が変になりそうで怖い。でも怖いから惹かれるのかな。
表現者はそれでいい。それのためにただ消費される使い捨ての人は可哀想に思える。その道に足を踏み入れたら覚悟が必要なのね。怖いけど、面白い。

映画「オーバー・ザ・トップ(1987年)」

映画「オーバー・ザ・トップ(1987年)」

アマプラで今朝視聴。2回目かな?でもほとんど覚えていませんでした。
1987年の作品ということは、主演シルベスター・スタローンのロッキー4の後、ランボー3の前。まだ若い。

アームレスリングと運送業で生きる男のお話。
父と息子の人情ものだったんだ。ベタだけど、ダメな父親が離れて暮らしていた中学生くらいの息子に説教する場面でウルウルしました。必死で人生を教えようとしている姿に泣けちゃいました。

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映画 すばらしき世界(2021年)を観ました

映画 すばらしき世界(2021年)を観ました

おはようございます!

アマプラで今朝観ました。
元ヤクザで、殺人の罪を犯し服役していた三上という男(役所広司)の出所後の物語。
シリアスな話だけど、どんなに惨めで情けないシーンも、役所広司のおかげで見ていられました。
人一人の人生を描きながら、この社会に生きる僕たちに「どうなの?」と問いかけます。
僕は、どうもこうもないですよ、生きていくしかないんですから。だけどね、だけどさ、だけど。と答えがつ

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【ネタバレ無し】映画「君たちはどう生きるか」観てきました

【ネタバレ無し】映画「君たちはどう生きるか」観てきました

どうしても気になって、初日に観てきました。宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」
ネタバレはしませんので、安心してください!

今日は仕事を休んだので、ビールとポップコーンを抱えて前の方の席に陣取る。ファーストシーン。こういう設定で来たか。
監督が描きたかったことは?僕がそんなことを考えているうちに、エンドロール。ビールを飲んだけど、トイレ大丈夫で良かったあ。

以上、ごめんなさい。僕がバカす

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映画 さかなのこ

映画 さかなのこ

映画「さかなのこ」をアマプラで観ました。
さかなくんの自伝を原作にした映画です。中性的なイメージがのんちゃん(能年玲奈)には合っていて、かわいい絵面を観るだけでも楽しかったです。

生きづらい若者に、ぜひ観て欲しいです。映画のように夢を叶えることは出来ないかもしれないけれど、人がどう思おうと、好きなことを続けることが君にも僕にも必要なんだよな、と。

鑑賞後、気持ちが高ぶって、ついついマジックで金

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