読後感が一番抜けている
しゅんしゅしゅんです。
自戒もこめてね。
メディアの仕事に携わってますんで、
本でもWEBでも企画記事とか考えるんですが、
1、ターゲットを特定
2、ターゲットの課題・欲望を想像
3、ターゲットに伝えたいことを決める
4、そのための手法を考える
超絶ざっくりいうと、流れはそんな感じです。
この一連の流れで最初の1秒目から最後の1秒目までずっと大切なのは「読後感」。
読後感(湯上がり感と呼ぶこともある)って読者が記事を読んだ後にどんな感情になっているかってことなんだけども。どんな感情にして、どう行動してもらいたいかってことなんだけども。つまり企画記事の目的そのもの。目的が無きまま、手段を詰めることはできません。
この読後感がはっきりしていると、大きな分岐から細かい分岐まで判断がシャープになる。例えば、取材記事がいいのかどうか、取材相手は専門家がいいのか、ターゲットに近しい人がいいのか、デザインは明るいのがいいのか、暗いのがいいのか、語調は固いのがいいのか、柔らかいのがいいのか。などなど。目的に沿った細部の判断が重なって全体がつくられる。
でもこの読後感って意外に抜けていることが多いと思う。
こんな人たちに届けたいってのはみんな思い描く。その人のペルソナもよく考える。(ペルソナが甘いとか、作ったら終わりで、結局意識していないってことはあるけど)ペルソナまで細かく作ったら、読後感を抜いて、手法を考える工程に一足飛びになることが多いように感じる。
これ、仕事だとさすがに抜けないんですよ。ではどこで抜けるかというと、自分メディア。ブログとかツイッターとかnoteだと抜けがちになる。
自分メディアだとなぜやらなくなるのか?
企画を通すときの説明責任がないからですよね。説明責任がないと、面倒なことは置いておいて、自分がいいたいことが先行してしまう。結局読者が置いてきぼりになる。
まあ自分メディアなんで、自分の好きなようにやればいいんですが、なんか目的があって、誰かに読んでほしくて、やっているってのも本当のところ。
だったら面倒くさがらずに、読後感はどうか?を常に考えないといけない。って思うんだけど、そこまで考えられていません。
反省。
では。
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