山下のじゃこ通信

はじめまして、山下です。 瀬戸内海に面した街に暮らしながら、じゃこや海の街の人々の日常…

山下のじゃこ通信

はじめまして、山下です。 瀬戸内海に面した街に暮らしながら、じゃこや海の街の人々の日常を記事にしています。

最近の記事

しらすは高級食材になってしまうのか。

残金14,000円。 給料日まで耐え忍ぶ生活が続いています…。 だからスーパーに行っても 安いものを求めて30分ぐらいウロウロウロウロしてしまう。 そんな買い物の中で気になっているのが、 しらす干しの値段が結構することで、 大好物である私にとって大問題。 この日もスーパーに行き、 しらす干しを買おうかどうか考えていた。 すると、隣で買い物していた女性が 「昔と比べるとしらす干しの値段も上がったねぇ」 とぶつぶつと呟きながら買い物カゴの中にしらす干しを入れていた。 へー

    • サプリか、しらすか。

      男がツルツル、スベスベになるのが珍しくなくなった現在。 時代の流れに背中を押されて、僕の美意識も右肩上がりだ。 今、力を入れているのがお肌のケア。 サプリとかでお肌に良い栄養をとってもいいけど、 できたら自然の食べ物から摂取したいなぁ。 味噌とかトマトがお肌に良いイメージはあるけれど、 調べてみると実は、 じゃこも負けてないことがわかった! じゃこが持っている 3つの栄養素を紹介すると… 1つ目が、エラスチン。 美容効果として、しわ・たるみに効果があるそう。 肌の強

      • [新常識]風邪にぴったりの料理を発見!

        最近、風邪が流行っているなぁ。 いつも散歩のときにすれ違うあの奥さんも、 行きつけの喫茶店のマスターも風邪らしい。 いつ自分もかかるかわからないし、 風邪をひいたときに摂った方がいい食べ物を調べておこう。 調べてみると 栄養価の高いもので、消化が良く、飲み込みやすい食べ物が良いらしい。 特に栄養素としては タンパク質を摂ることが大切とのこと。 ただお肉だったり、青魚の場合タンパク質は摂れるけど、 脂質が多いため胃の負担になってしまうそう。 一方でしらすは低脂質で高タ

        • 腹が減っては、いわしも戦はできぬ。

          風の噂で、聞いた。 約20年前から瀬戸内海で獲れるじゃこの量が減ってきているらしい。 僕の大好物が減っているなんて…耐えられない。 でもなんでなんだろう。 今度木村海産さんの女性にも聞いてみようと思うが、 その前に自分でも少し調べてみようと思います。 調べてみた結果、 他にも色々原因はあるのだろうけど、 今回取り上げたいのは、 イワシの餌となる動物性プランクトンの減少について。 これは瀬戸内海の水中にある栄養塩(生物が生活するための海の栄養素) が少なすぎることと、

        しらすは高級食材になってしまうのか。

          ペットフードは、雑貨なのか、食品なのか。

          ある日、いつもお世話になっている 木村海産さんの女性から一本の電話があった。 「山下さん、ペットお好きでしたよね! うちで作っているペットフード見にきませんか?」 「えっ見に行きたいです!!」 ペット愛と、取材魂に火がついた僕は、二つ返事で行くことにした。 後日、女性のもとを訪れると 木村海産のオフィスにある、 立派な会議室に通してもらった。 「ペットフード事業を始めてどれぐらいなんですか?」 「15年弱になりますね 今となっては売り上げも増えてきましたが、 ここ

          ペットフードは、雑貨なのか、食品なのか。

          チリメンモンスターを探せ!

          最近、「チリメンモンスター」なるものを知った。 通称「チリモン」。 これは怪獣でもなく、アニメでもなく、 じゃこの中に混じった小さな生き物たちのことらしい。 例えば、いろんな魚のこども。 タコ、イカ、貝の仲間、クラゲ、ヒトデ、エビ、カニ、 他にタツノオトシゴやイカナコなどの変わった魚もいるらしい。 宝探しみたいで面白そうだから、 僕もチリモンを見つけてみたい! てことで、木村海産さんに厚かましくお願いをして、 釜揚げしらす200グラムをいただいてきました。(笑) ほ

          チリメンモンスターを探せ!

          僕、怒っています。

          僕、怒っています。 道で肩をぶつけられても、3人連続で横入りされても 笑って終わらす僕だけど、今回は我慢の限界です。 何かというと、世間のイワシに対する扱いが酷すぎる!! ここで発散させてもらいます。 まずは名前の由来! 2つ諸説があって、 1つは漢字のもとにもなっている弱い魚から、 「弱し」→イワシになった説。 問題は2つ目だ。 貴族には相応しくない卑しい魚から、 「卑しい」→イワシになっただと… 相応しいわ! 津田のイワシを1度食べた方がいいぞ! 次

          僕、怒っています。

          簡単!いりこ出汁の取り方。[永久保存版]

          僕が住んでいる街、津田町。 ここはうどん帝国香川に位置していて、 こっちにきてから週3でうどんを食べている。 こっちのうどんは なんといっても出汁がうまい。 故郷関東の黒い出汁も好きだけど こっちのは透き通っていて美しい。 いろいろ調べてみると、 いりこを使って出汁をとっているらしい。 というわけで 自炊のレベルを上げるべく、 いりこ出汁の取り方について調べてみました。 やり方としては 「煮出し法」と「水出し法」の2つあって、 前者の方が早く出汁を取ることができて、

          簡単!いりこ出汁の取り方。[永久保存版]

          津田の松原に、願いが叶う橋があった!?

          津田を語る上で 津田の松原を避けて通るのは不可能だろう。 ここは、「日本の渚百選」にも選ばれている 白砂青松の景勝地として有名だ。 通りかかったことはあるけれど、 しっかりと見に行ったことがなかったので 足を運んでみました。 改めてちゃんと見るとすごいな! 松、めっちゃあるし、でか。 情報によると、樹齢300年越えの松が、 約1キロメートルにわたって続いているらしい。 これらは、江戸時代初期に防潮・防風林として植林されたものだそう。 飾りじゃなくて、ちゃんと意味が

          津田の松原に、願いが叶う橋があった!?

          筋トレ後は、鶏よりにぼしらしい。

          ライターは意外と肉体労働だ。 机に向かっているイメージがあると思うが、 実は取材に出ることも多く、 同行するカメラマンさんの機材を運んだり、 撮影するものを移動させたりと、体の強さが大事なのです。 そこで、筋トレを最近始めた。 まずは食事からだと思い、 高タンパク質、低糖質のものを調べてみると なに!?我が町名産のにぼしが 適役だと!! まず、1番重要なタンパク質。 筋肉の元となる栄養素ですが 100グラムあたり、約64グラム入っているそうで これは、筋トレメシの代

          筋トレ後は、鶏よりにぼしらしい。

          しらすが獲れる町は、子育てしやすい町!?

          今日、僕は知ってしまった。 釜揚げしらすのもう一つの顔を。 それは・・・ 離乳食に向いていることだー!!!! 「常識だろ!」と聞こえてきそうですが、 私、山下の成長を感じながら読んでいただけるとありがたいです。(笑) 赤ちゃんは豆腐などの植物性タンパク質を摂るようになった後、 動物性のタンパク質を摂るために まずは負担の少ない白身魚を食べるそう。 そして赤ちゃんにとっての最大の敵は 「骨」。 喉に詰まったりなんかしたら大ごとだ。 そこで推奨されているのがお刺身

          しらすが獲れる町は、子育てしやすい町!?

          じゃこはワンちゃんも守ってくれる!?

          実家に帰省するってなると 1番に父でも母でもなく ペットのワンちゃんが目に浮かぶ。 「ペットは家族」だというけれど 家族すらも超越した存在なのかもしれないな。 津田町に移住してきてから 美味しくいただいているじゃこ。 東京の実家にいる愛犬にも食べさせてあげたい、 そんな想いからいろいろ調べてみました。 まずそもそもワンちゃんがじゃこを食べても大丈夫か、 ですが基本的にはOKです。 しかも子犬や老犬でも食べても大丈夫! ただ、気をつけることは何点かあるので それは後半

          じゃこはワンちゃんも守ってくれる!?

          日本人が賢くなれたのは、魚のおかげ!?

          今日、僕はまた1つ賢くなった。 じゃこは人間には作れない、 体に良い油を生成できることを知ったのです。 最初は「なんじゃそりゃ、油が健康に良いわけあるかい」そう思った。 けどそれは確かにあった。 その名も「EPA」と「DHA」。 どちらも必須脂肪酸という油の1種で、 相当体にいいらしい。 そしてじゃこにはどちらも豊富に含まれてやがる… 最高かよ。 まず、EPAから紹介したい。 注目をされ始めたのは約50年以上前と歴史があって、 きっかけとなったのがイヌイット族だ

          日本人が賢くなれたのは、魚のおかげ!?

          じゃこのトリセツ、永久保存版。

          津田町に引っ越してきて、 どっぷりとじゃこにハマってしまった僕。 ハマったらとことん深掘る性格と、ライター業務による職業病のダブルパンチで、じゃこのことばかり考えてしまって夜も眠れないのです。 その中でも特にハマっているのが釜揚げしらすでして、 きっかけは木村海産さんの ライブ配信で獲れたてを販売する、「じゃこLIVE」で購入した 「幻の釜揚げしらす」。 今までのスーパーで買っていたものとは一線を画す美味しさで、 いかにこの食材にとって鮮度が大事かを思い知らされた。

          じゃこのトリセツ、永久保存版。

          瀬戸内海に合う曲、ベスト3!

          僕の趣味は、散歩。 何も考えずに歩きながら、好きな音楽を聴くのが好きなのだ。 そして、住んでいる環境が変われば聴く音楽も変わってくる。 東京にいたときは、 バンド系のアップテンポな曲を好んで聴いていたが、 穏やかな瀬戸内海を散歩することが多くなったため ゆったりとしたエモい曲をよく聴くようになった。 そこで、誰が興味あんねん!とは思いますが 「津田の海に合う、山下の月間曲ランキング!」を恐縮ながら発表したいなと思います。(笑) 第3位 ドゥルドゥルドゥルドゥル・・・ド

          瀬戸内海に合う曲、ベスト3!

          聖地巡礼を通り越して、隣町に移住してみた話。

          東京にいた時から大好きな映画がある。 それが、「世界の中心で、愛をさけぶ」だ!!! 今から約20年前に上映された映画だが、 全く色褪せることなく今見ても面白い。 そして運命なのか、偶然なのか 僕が移住してきた津田町は、 この映画のロケ地となった香川県庵治町の隣町なのだ! 僕は来るべくしてここに来たのかもしれない。 この映画は 主人公の朔太郎が高校生の時に、 初恋の相手アキを白血病で失ったことで、喪失感を抱えながら大人になり 律子という婚約者との間で生まれる いろんな

          聖地巡礼を通り越して、隣町に移住してみた話。