私らしいはたらき方

私と仕事 

「#私らしいはたらき方」というテーマで
私の仕事への向き合い方を書いてみようと思います。

私は現在、フリーランスで動画編集、
映像制作を生業としています。
ほぼ毎日、自宅に引きこもって仕事をしています。

若い頃はいろんな仕事をしてきました。
毎月100時間以上の残業でも、
実際に発生する残業手当は
半分にも満たないことが普通だったり、
暴言、暴力が当たり前のようにある職場で
心身ともに荒れながら働いていた時期もありました。
理不尽と書いて社会と呼べるような環境でした。

そんな極限状態の生活の中では、
恋愛や人間関係など上手くいくはずもなく、
一日の成果は苛立ちと消耗だけの
胸糞の悪い人生を送っていました。

私の精神を破壊するには十分すぎる環境でした。
その後の話はつまらないので割愛しますが、
現在も、うつ病を患っています。


そしていろいろあって、
現在の仕事をするまでにしてきたことは、
「自分整理」でした。

私は何が好きで、何が嫌いか
何に興味があって、何に見向きもしないのか
私を癒すものは何か、腹が立つものは何かなど、
自分という人間に目を向けてみました。

過去の劣悪な仕事環境の中で、
人の尊厳も、お金の価値も
めちゃくちゃにされたことで
「満たされる」、「充実する」
とは何かという疑問を人一倍抱いていたと思います。

私が満たされるために辿り着いた結論は、
「最低限の生活を送ること」でした。
これこそ充実した人生なのだと強く実感しました。

最低限の人間関係、最低限の食事、最低限の衣類、
最低限の収入、最低限の出費。

私は元々、インドアで物欲がなく、
車やファッションにも興味がなく、
食事に関しても外食は一年に数回行くかどうか
というレベルで、お酒も飲まず、
値が張るものには興味がありません。
(最高の贅沢は納豆ご飯と思っているのでw)
最低限の食事、衣類、出費はほぼほぼクリアしていました。

その上で自宅で仕事をすればきっと
余計な人間関係を作らずに済むと思い、
在宅の仕事についていろいろ調べました。

最低限の収入を得るために、
最低限の知識と技術を身に付け、
今では最低限の生活を送っているというわけです。

仕事においての自分らしさとかは、特にないです。
そういうものは私の仕事には不要だと思っています。
なぜなら、余計な執着が生まれるからです。

仕事はいつでも辞められるようにしておくことが
自分のために大切なことだと思っています。

例えば、予期せぬ災害などに備えて、
防災リュックを用意するとします。
そして、いざという時にその防災リュックが
使い物にならない状況だったとき、
あなたならどうするだろう。

もしもの時は防災リュックがあるから大丈夫
と思い込むのは、思考停止と同じです。
防災リュックを用意するならば、
それが使い物にならなかったときにどうするか
ということを考えなくてはならない。
つまり、何事も最悪の状況を想定することが
大事ということです。

そして、その最悪の状況より
振れ幅の大きい生活をしていたのでは
最悪の状況で、あなたにかかるストレスは
甚大なものになります。

こういう考え方は、仕事においても大切です。
今の仕事がずっと続く保障などありません。
いつでも好きなときに辞められるような
ゆとりを持つことが大切だと思っています。

責任感とは幻想です。
余計な責任感を持たず、最低限の仕事をする。

無理して仕事をする必要なんて本来はどこにもないんです。
自分の命を守ることの方が、
仕事なんかよりもよっぽど大事です。

私の優先度で言えば、
仕事より趣味の方が断然大事です。

なにより仕事が最優先という考え方は
今すぐにでも捨てた方が良いと思います。
(例外もあります)

これから

これからの働き方について、私が掲げる目標は、
最低限の生活を継続することです。

余分に欲することなく、
野心や好奇心に負けず、
心を落ち着かせて、
ちゃんとした生活を継続すること。




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