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「大丈夫だから、やってごらん」って…

お盆休みの旅行にて。

温泉地のお風呂ってちょっと熱めになってたりしますよね。

ちびっ子とお父さんのペアが入ってきて、湯船のお湯をかけてみると、ちびっ子は「熱い!無理!」とのことで、湯船の前で断固動かない。

お父さんは困り顔で、結果タイトルのように

「大丈夫だって、ゆっくり入ってみなよ」

という声をかけ、子どものをお湯に入れます。

子どもは一気に泣き出して、これは周りにも迷惑かな、と感じたお父さんは子どもを抱いて、退却。

個人的には、別にうるさいのは気にならなかったのですが、頭に響くのが、「大丈夫だから」「ちょっとやってごらん」という言葉でした。

ついつい言ってしまいがちな言葉ですが、子どもの頃、この言葉をかけられる時には、かなり恐い思いをしていたように思います。

それが、経験を通して、言葉をかける側になっている。そして、不思議とあのときの恐かった記憶のことは忘れていたりして。

たまたま連休の旅行先でしたけど、仕事場で後輩にも同じように声をかけてはいまいか?

「大丈夫だから、とりあえずやってみなよ」

未知のことは恐い。

未知のことはやる価値がわからない。

未知のことは関心が持てない。

自分自身が子どもだった時には、色々と渦巻いていたんです。だから、そんな昔のことを少し思い出してみて、「大丈夫」という言葉はちょっと控えてみて、話をして、やりとりをして、物事を進めていこう、と思った旅行先での一幕でした。







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