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マネジメントは理解だけでなく実行をしないと意味がない(マネジメントにこそGTD)

マネジャーがGTDの整理術をやることの利点は、「実行」を自分自身に促すことにある、と思います。

たしかに本を読んでマネジメントについて学ぶのも大事なことです。新しい考え方、フレーム、そういったものを知ることでやりやすくなったり、状況変化に対応できるだけの知識やスキルが手に入るかもしれません。

しかし、それを行動によって実践していかないといけません。理解しただけではなく「自分が行動する」「周囲に働きかける」「判断をして指示を出す」などといったことが不可欠です。

マネジャーは忙しい!「わかっちゃいるけど、いつやるのさ!」

マネジメントの本や実用書は数多くあります。そして、それらに書いてあることは実践したら良さそうなことばかりです。そして、

「わかっちゃいるけど、とにかく忙しくて、できない・・・。」

という声はよく伺います。そこで、GTDの仕事術をオススメしたいのです。

忙しくても、GTDの仕事術で手元を整理することで、少なくとも「やった方がいいけど、そのままにしていた」ということが「少しではあるが、実行して進みました」に変化させることができます。

そのためのポイントが「行動の明確化」です。

だからこそGTDの「行動の明確化」の実践がキー

多忙な状態の自分を、実行に動かすためには「やるべきこと」をできる限り具体的・明確にしておくことです。そして、それをリストなど見える形で管理することです。

少しでも曖昧性や抽象性が高い認識になっているものはとにかく後回しになってしまいます。

自分でもバカらしいと思うくらいに具体的に書いておきましょう。

「こんな小さなことをわざわざ書いておくの?」と思うかもしれませんが、それくらいでないと多忙な状態の中で実行するのは難しくなります。

だから、

「部下と頻繁にコミュニケーションをとる」

ではなく

「〇〇さんに・・・の件を一言声かけする」

といった具合に行動の明確化を。

ポイントは、とにかく自分という怠け人間を、いかに動かすか、というくらいのレベルでやることです。



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