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書く読む遊ぶ、視る遊ぶ

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書いたり読んだり視たりしたことの記録。
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#書評

【書評】才能に頼らない文章術/上野郁江

【書評】才能に頼らない文章術/上野郁江

Audible のラインナップに加わったのを機に、全編、通勤時間などを利用して聴いていました。それを機に紙の書籍も本棚から取り出し、読み返しました。

文章術の書籍はたくさんあります。僕もなんだかんだと読んできました。ただ、編集者の方が書かれたものを読んだのはこの本が最初です(その後もない)

目次や見出しを追っていけば、知っていることがほとんどです。以前読んでいる本ですし、全く知らなかったらおか

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【書評】福祉を変える経営~障害者の月給1万円からの脱出/小倉昌男

【書評】福祉を変える経営~障害者の月給1万円からの脱出/小倉昌男

著者紹介はするまでもないと思います。ヤマト運輸の社長・会長を歴任された、故小倉昌男さんのご著書です。2003年10月が初版ですから、いまから20年前の本ということになります。

ヤマト運輸の会長を退任後、ヤマト福祉財団を設立されました。そこで行われてきた、障害者就労施設の施設長や職員向け「経営パワーアップセミナー」の内容を中心にまとめられています。

<目次>
第1章 障害者の自立を目指そう!私の

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【書評】捏造の科学者 STAP細胞事件

【書評】捏造の科学者 STAP細胞事件

科学には疎いこともあって時間をかけて少しずつ読みました。細かい内容はわからないところもありますが、着実は取材を積み上げて事実を解明していこうとする過程はよくわかりました。その意味では、非常にわかりやすかったです。

STAP細胞が発表され、騒動になった初期、僕自身、小保方氏を引きずり下ろそうとする何らかの圧力が働いているのではないか、と考えていた時期がありました。

政治面や経済面ではそう簡単に陰

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【書籍】小泉今日子書評集

【書籍】小泉今日子書評集

僕の人生の節目には、いつも小泉今日子がいた、といえば大袈裟か。いつもは嘘です。でも、いくつかの節目の場面にkyon2は現れた。

3年目の浪人をしているとき、明るい浪人生を演じながら、漠然とした不安と戦っていた時代、テレビも電話もない生活の中、唯一聴いていたラジオ番組は、「小泉今日子のオールナイトニッポン」だった。

社会人になって20年近く映画館にも演劇の舞台にも足を運ばなくなっていた。小泉今日

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