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食べ物と健康とコスパ&タイパ

唐突に、、、

どうやって健康的な数値に戻したのかを書くんじゃないんかい!と言われそうですが、、、さっき我が家で頼んでいる有機野菜や安全な食べ物を通販で買える秋川牧園から注文したものが届いたので、冷蔵庫にしまいながらふとある考えが思う浮かびました。

コスパ&タイパの範囲を広げて考えてみる

よく一人暮らしの自炊はコスパが悪いからコンビニの方が、
とか
家族が数人でもスーパーで調理されたものを買ってきたほうが、
・献立を決める手間や時間
・調理時間、光熱費
・キッチンの掃除
・生ゴミの処理
などを考えると忙しい現代の生活ではコスパやタイパがいいように思えるかもしれません。

別にその考えを否定する気持ちも自炊しているから自分の方が偉いなどとも思っていないことは前提として捉えて頂ければと思いますが、

そこに健康を加味して考えてみたらどうなるでしょう?

ある人にとっては、全く興味なし!ということになるでしょうし、
ある人にとっては、意味不明だけどなんか気になる
またある人にとっては、そんなことくらいで偉そうに文章を書くんじゃない!
となるでしょう。

添加物大国「日本」

健康と食事は言うまでもなく密接な関係です。
食事を考える上で添加物の問題は避けて通れないので、結論へ進む前に軽く触れてみたいと思います。

肝臓や腎臓などの臓器を中心に体の様々な部位への添加物や農薬の影響は大きいと考えます。

でも厚生労働省が基準値を決めてその範囲内なら人体に影響がないという前提で各加工会社は製造しているんだから問題ないのでは?とツッコミがあると思いますが、その基準値はどうやって決めたのでしょう?

薬の治験みたいに人体実験でこの添加物をだんだん増やして摂取させて体にどのくらいで影響が出るかどうか調べたのでしょうか??
もしそれが行われていたら相当怖い国だと思いますし、人道的に・・・って感じですよね。
大体は実験用の動物さんに摂取させて無害と思われる量を、毎日摂取したと仮定して算出されたのが基準値となっているようです。

つまり遺伝子の違う人間に100%無害とは言い切れないのです

さらに怖いのは、導入された当時は無害とされていたものが有害になり、時間をかけて規制の対象になり、使用不可となっているものが過去に多くあることに加えて、日本は規制が緩く海外と比べて対応遅いため、

日本が海外で使用不可になった添加物の処分場として輸入されている

ということです。

つい最近、甘味料として有名なアスパルテームは発がん性があることが認められアメリカでは使用禁止となり、WHOでも使用をやめるほうが好ましいと声明が出されました。
しかし、日本ではあまり重要なこととして報道されたり認知されていないと思います。
おそらく気軽にコンビニで買っている清涼飲料水や食べ物に入っている添加物です。

農薬も添加物同様

実は農薬の基準に関しても添加物同様に日本では海外では使用が認められていないものが多く使用されています。
調べたときにはビックリしましたが、海外では使用禁止とされている戦時中に毒ガスとして使われていたものと同じ成分の農薬でさえ日本では使用することができたり、生育期間中の使用量に関しても使用してよい量の基準も緩いです。
もちろん必然的に成長した野菜や果物に残る残留農薬も多くなります。

そのためヨーロッパなどの基準の高い国では、日本の野菜などが残留農薬濃度の基準値をクリアしないため輸入ができない場合もあるようです。

さらに元々基準値の規制が厳しいEUでは、人体への影響(発がん率を高めるなど)を理由に2030年までに現在のEUの基準値から50%化学農薬使用量を減らそうという動きさえあります。

また、農薬の問題に加えて最近では遺伝子組換え食品に関しても考慮しなければならず、遺伝子組み換え食品の使用の基準や表示義務に関しても農薬と同様に日本の対応は緩く遅いものであると思います。

食肉に関しては、、、

野菜、果物に関しては農薬がという問題でしたが、
日々食べているお肉についてもあまり知りたくなかったーという内容です。

スーパーで毎日安定的に並んでいる牛・豚・鶏のお肉ですが、

・密な飼育環境
・農薬や骨材の入った飼料
・病気にさせないための抗生剤
・成長を促進するためのホルモン剤
・出荷時に行われる殺菌処理

などを考えると野菜よりも怖い気がします。。。

これは外国産、国産に関わらず、購入する先を厳選しない限りはほとんど同様と思ったほうが良いでしょう。

食品関係のことをもっと深くという方は下記の本などがおすすめです。

健康を加味したコスパ・タイパとは

あくまで個人的な考えなので、人生の優先順位が違う方にとっては全く意味のない情報となりそうですが、

仕事に追われて時間と手間をかけない食事をすることで少しの時間と労力を獲得することでコスパ・タイパの良い生活を実現できたと思っていても、
それは根底に健康であることが条件になっていることが抜けていると思うんです。

たとえば、健康上の問題で、
・仕事を続けられない
・治療のため長期で職場を離れなければならず、臨んでいた役職に就けない
・透析など定期的に治療に多くの時間が必要とされる
といったことが起こるかもしれません。

もちろんいくら食べ物や生活に気をつけても先天的・遺伝的な理由、さらには一定の確率で病気になってしまう方はいらっしゃいますので、病気になってしまうことが悪という考えではありません。

起こってないことを心配しても仕方がないし、無意味だと考える考え方もあると思います。
しかし、添加物や農薬の問題に無頓着な方でも多くの方が医療保険に入ったり、災害に備えて防災グッズを揃えたりしていませんか??

人間は元々生まれた瞬間からゆっくりと死に近づいていると思います。
添加物や農薬を取り入れることは、その死に近づいている速度をじんわりと上げ、その時点で寿命となってしまう可能性となる病気になる確率を確実に上げていることだと思います。

上に書いたような健康ではなくなり、活動できなくなる時間まで計算した場合、日々コンビニ食品やスーパーのお惣菜、添加物・農薬を摂取していくことが人生においてのコスパやタイパを下げるのだろうか、、、

とふと思ったので、唐突に書いてみました。

安心して体に取り入れられるもの

色々添加物や農薬など日本の食と農について調べて考えたら、急に現在の日本で安心して体に入れられるものを手に入れることがとても難しいと思い知りました。

スーパーで普段買っていたものは、当然の様に添加物が入り、農薬が使われた野菜、お肉もどんな風に育てられたかわからず。
インターネットが発達したお陰で色々揃えることができますが、昔なら無農薬とか無添加とかを掲げなくても、近所で買えるものは当然無農薬で無添加だったのだろうなーと思うと羨ましい限りです。

今は全く違う仕事をしていますが、元々自然も農も食も好きなことであるので、今後はそちらに舵を切ってより自然に近い形に生活をシフトしていきたいなと考えてます。

全ては消費者から

コンビニやスーパーに並ぶものがこんなにも添加物や農薬にまみれたのは、結局消費者の総意(消費行動)から生まれたという意見をよく目にします。

一方で陰謀論に近い話では、グローバリズム(世界中を思いのままに操る巨万の富を持つ組織)が日本人を添加物や農薬でじわじわ不健康にして病気にしたのち、病院で薬漬けにして寿命だけは長くしている説もありますが、

消費者が、
「いつでも」「どこでも」「一定のクオリティーで」「美味しいと感じもの」「長く保存できて」「一円でも安いもの」
を追い求めた結果が、添加物、農薬、化学肥料にまみれた効率的な製品が生まれたのはたしかにそうだと思います。

野菜などは農薬や肥料を使わないと、見栄えは悪く、大きさも小さく、採れる数も減ります。
しかし、味や栄養素の量に関していえば、見栄えの悪い小さい野菜の方が良いというのははっきりしていることらしいです。
3食きっちり食べているのに日本人は栄養失調気味な人が多いらしいのも、食べているものに栄養が入っていないのかもしれません。

いつでもどこでもという便利さを捨てて元に戻そうというのは難しいと思いますが、
自分の体に気持ちよく取り入れられるものを買うということ
をやっていきたいと思いますし、だんだんとそういった方が増えたらいいなと思います。







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