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子育てはあっという間って本当?大きくなってから気付く”もっとこうしておけばよかった”

こんにちは!妊活・子育てサポートアプリCOTETEで保育士監修ページを担当している、さとうなつこです。
みなさんは、「子育てはあっという間!子どもはすぐに大きくなる!」という話を聞いたことはありますか?
子育ては確かにあっという間です。赤ちゃんは生まれた瞬間から、あっという間に歩き始め、しゃべり始め、そして自分の道を歩み始めるまでの時間は本当に早いものです。大きくなる子どもたちを見ながら、「もっとこうしておけばよかった」と感じる瞬間もあるのではないでしょうか。
今回の記事では、16歳、14歳の息子を持つ私が感じた『もっとこうしておけばよかったなぁ』を紹介していきたいと思います!

<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>

子育てはあっという間って本当?

”子育てはあっという間”と感じるのは、本当なのでしょうか。
長男は夜泣きが酷く、眠れない日々が続き「私は本当は子どもが好きじゃないのかもしれない…」と思ったことがあります。
ママにべったりで、一日中「だっこだっこだっこ…」に「少しは一人で遊んでてよ…」と思ったこともあります。20歳で出産しているため、周りの友達は旅行や飲み会に楽しそうな中、私は…と悲しくなったこともあります。
パッと巣立ってもらって、残りの人生は遊ぶぞーーーー!!と思っていましたが、16歳の長男はあと2年で成人。14歳の次男は2年後には高校生になり義務教育が終わっています。
そんな今、私が感じるのはやっぱり『子育てはあっという間だった』ということです。

それとともに、「もっとこうしておけばよかったなぁ…」もたくさんあります。そこで、この記事では、今子育て真っ最中のお父さんお母さんに向けた、経験者からの「こうしておけばよかった」をたくさん紹介していきたいと思います!よかったら参考にしてくださいね!

『もっとこうしておけばよかった』6選

1.もっと “今”を大切にすればよかった

私もそうでしたが「子育てが終わったら遊ぶぞー!」と思っていました。
他にも、しつけや習い事など全て“将来のため””大きくなったときに困らないように”という気持ちで子どもと接していたことが多かったのを覚えています。
しかし、”今”を大切にすることが少なかったかなと感じます。
もっと、今、目の前にいる子どもたちとの時間を大切にし、その瞬間を楽しんでおけばよかったなと感じます。何気ない会話、毎日の遊びや、叱ることさえ、今思い返せば愛おしい日々だったんだなぁと思います。
大変さがどうしても勝ってしまいますが、ふと立ち止まってみる瞬間があってもいいのではないでしょうか。

2. もっとコミュニケーションをとればよかった

忙しいときに限って「ママーママーママー」「抱っこ!!」「あのね!ママ!聞いて!」「絵本読んで!」の嵐…「ちょっと待って~」「これだけやらせて~」「ちょっと忙しいから、二人で遊んでて…!」と何度言ったことでしょう。べったりであんなに困っていたのに、今では「もっと話そうよー」と寂しく思ってしまうほどです。
いつも一緒にいたお父さんお母さんが世界の全てだった赤ちゃんから、保育園や幼稚園で社会を知り、友達ができ…少しずつ色々な人との関わりが増えていくにつれて、興味や関心が他に向いていき、お父さんお母さんから少しずつ離れていってしまうんですよね。

あの頃確かに、ものすごく忙しかった。重たかった息子を抱っこするのがつらかった。何十回も読んだ絵本を、忙しいときにせがまれるのはつらかった。

でも、当たり前ですが、抱っこをせがまれるのも、絵本を読んでって言われるのも、生まれてからたったの数年なんですよね。
そう考えると、もっとコミュニケーションをとっておけばよかったなぁと感じます。

一度、長男に「大きくなりたくないんだ」と言われたことがあります。
どういうこと?なんで?と思って理由を聞いたら『大きくなったらママに抱っこしてもらえなくなっちゃうから』と…。
抱っこなんていつでもしてあげるよ!と抱きしめて抱っこをしましたが、16歳になった今、抱っこをすることは当たり前ですがありません(笑)
そんなことを言ってくれた長男を、もっともっと抱きしめてあげればよかったなぁと今でも後悔しています。

3. もっとあんな習い事をしておけばよかった!

子どもはのびのび元気に!と思っていたため、習い事をそこまで重視していませんでした。早めに教育に関心を寄せ、適切なサポートをすることで、将来の選択肢がもっと広がったかなぁと思いました。

例えば、長男はダンスに興味がありましたが、保護者の方との関わりを面倒に感じてしまい、習うことをしませんでした。同じ理由で、次男の野球やサッカーも習わず…
また、兄弟二人とも中学で英語に大苦戦。英語を習っていてもよかったかなぁと感じました。

4. もっと写真やビデオを撮っておき、形に残しておけばよかった

あっという間に大きくなってしまうため、写真やビデオをもっと撮っておけばよかったと感じます。また、データで残しておくのではなく、アルバムやDVDなどすぐに見られる状態にしておいてもよかったかなぁと感じます。
フォルダだけ分けてあるものの、まとめきれずごちゃごちゃになってしまっていたり、見たいときにすぐに見れなかったりしました。
時間があるときにアルバムにしようー!と思っても、結局時間がなくてアルバムが途中で終わってしまっているものも。
子どもが興味を持ったときに見ることができてもよかったかなぁと思います。

5.もっと自分の言葉で記録を残しておけばよかった

育児日記をつけるのは大変なので続かないですが、日々のちょこっとした記録ならつけられたのになぁと思います。
旅行やレジャーの思い出は心に残っていても、今日こんなことをした、この夕飯をたくさん食べた、そんな些細なことはどうしても月日とともに忘れてしまいます。忘れてしまった今、一言でいいから、残しておけばよかったなぁと後悔しています。

6.子どもの発言を残しておけばよかった

7と同じように、子どもの可愛い発言、おもしろい発言も残しておけばよかったと感じます。そのとき大笑いしたひとことでも、数日たつと忘れてしまいます。
今娘が2歳後半で、まさに面白い・可愛い発言をしてくれます。そんな中「あ、これ息子も言ってたわ!」と十数年前の記憶が蘇ってくることも。
娘の発言を聞かなかったら思い出すこともなかったと感じました。
息子の発言であんなに大笑いしたり、可愛く感じたりすることもあったのに、ほとんど思い出せないことが寂しくて仕方がありません。
子どもの発言をノートにメモして記録しておけばよかったなぁと後悔しています。


最後に

いかがでしたでしょうか?毎日バタバタであっという間に過ぎていく子育て期。当時を思い返すと本当に必死で、のちにこんなに寂しい思いをし、「もっとこうしておけばよかった!」と後悔するなんて思ってもみませんでした。
大きくなった息子たちも、変わらず可愛くて大切です。立派に成長してくれたことは誇らしいです。しかし、小さかったあの子たちには、もう二度と会うことはできません。そう思うと、とても寂しく感じるのでした。
今忙しいお父さんお母さんの参考になれば幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました!


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