見出し画像

「栗きんとんと黒豆があれば年は越せる」
毎年、こう言っていた私。過敏性腸症候群には低FODMAP食事療法が効いたものの、残念ながらサツマイモ(ポリオール)と豆類(ガラクトオリゴ糖と、大豆や小豆はフルクタンも)は高FODMAPで、ポリオールもガラクトオリゴ糖も私の小腸ではほとんど吸収できないようです。

小皿はヴァロットンですが、栗が頭の猫になってしまう…

このような、栗100%の栗きんとんなら問題ないのです。栗は低FODMAPですから。しかし、剥く手間や材料費を考えると……むむむ。

おせちの栗きんとんの”きんとん”は金団と書くわけで、それっぽい色なら良いですよね。調べるとやはりサツマイモが一般的ですが、長芋を使うレシピもありました。

試作品1

まあこれは戯れに作ってみたものです。意外と黄色が鮮やかで驚きました。
試作ですので飾りは甘栗です。

試作品2

これはわりと、混ぜている感じはいつもの栗きんとんとあまり変わらず、むしろ裏ごししなくても滑らかでした。
少し色が濃いのは、白砂糖ではないからです。精製糖は避けているので、このために白砂糖を買うのもなぁ……と思いまして。

完成

試作でまあイケそうだと思ったので、栗の甘露煮を買ってきました。この甘露煮も何でも良いというわけではなく、漂白剤の入っていないものです。

だったら自分で煮ようとしたのが2年前でしたっけ、剥くのが大変なのに割れてしまったりしました。無添加の甘露煮が手に入らなかったら諦めようと思ってお店に行くと、店頭のおせちコーナーの栗が高い上に漂白剤使用!やめるかーといつもの棚に行ったら無添加があるという……一応見て良かったです。

自分で作らず、お金で解決
どう?

これは甘露煮のシロップを使いました。見た目はいける気がします。まあ、自己満足なのですけれど。

それらしければOK

お気づきかと思いますがベースはジャガイモで、クチナシを入れて茹でています。

試作品1は、簡単に言うとポテトサラダ、マヨネーズであんなに鮮やかな黄色になるとは思いませんでした。甘くしたジャガイモを食べたことがなかったので、安心する味も欲しくて作りました。

試作品2は、ベースは同じで1を取り分けた後、あと少しで終わるてんさい糖で作りました。薄味にしたためジャガイモ感は否めませんでしたが、甘露煮のシロップで煮れば甘いし色も鮮やかかと思い、本番に踏み切りました。

実験室キッチンからは以上です。
他に年越し蕎麦とお雑煮もあったので、無事に年は越せました。どうせ12月31日から1月1日へ、容赦なく時は移っていきますし!

#おせち  #栗きんとん #料理 #レシピ #日記 #エッセイ #フード #やってみた

この記事が参加している募集

やってみた

スキ、コメント、シェアも大歓迎! いただいたサポートは、カウンセリングルームを開く際の資金にします!