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【雑談】 モーニング娘。2期募集の矢口真里を本気で好きになった話。後半。

以下の続きの記事です。

前回は、「中学3年生の時に野球を辞め、胸にポッカリ穴が空いてしまった。」

という話をさせて頂きました。

その続きになります。


【高校生になっても穴は塞がらなかった。】

「私立の高校だったら金無いから高校は無理!」

と言われていた自分も、何とか公立高校に入る事が出来ました。

「高校に入ったらもう一度野球をやろう!」

と思っていた自分なのですが、実は恐怖もかなりありました。

ブランクもあり、今度は硬球です。しかも、身長は止まったままであり、どこまで自分の野球が通用するか分からない。

更に知らない人ばかりの中、再スタート。

結局、踏み切れず野球部に入れませんでした。

本当に何も目標が無くなってしまいました。この高校を選んだのも自分の意志ではなく、

「あの高校受けてみない?」とたまたま誘われたから受けただけで、目的なんてありませんでした。

そんな時、違う高校に行った友達から、

「バンドやらない?」

と誘われたのが、GLAYのコピーバンドをやるキッカケとなりました。

そして、この誘ってくれたのは中学の時に一緒の野球部だった人

結局自分は、小学校や中学校で知り合った野球を通じた人脈で成り立っていました。

因みにこの高校に誘ってくれたのも、中学の同じ野球部

中学2年生の時に自分が誘いました

「今、野球部のメンツ楽しいから、お前もやろうよ!」

と誘っておいて自分が先に辞めたので、

「誘っておいて先に辞めるとか、あり得ねーだろ!」と、最初は怒ってましたが、いつの間にか許してくれた様です^_^;

バンド活動は高校卒業まで続きました。最初は19800円の練習用ギターでバンドの練習をし、エフェクターすら付けずアンプ直。

最初は一曲すらまともに弾けない集まりでした。

練習もスタジオを借りるレベルではなく、友達の家の車庫。

それが高校卒業までやるとは思っていませんでしたが、バンドのメンバーは皆んなそれぞれ将来を考えていました。

自分以外、皆んな違う高校でした。しかも、頭の良い高校。

一緒にバンドをやっていますが、今一つ仲間になれていない感じがずっとありました。

そして自分は将来の目標なんて無い。

「野球を辞めた穴」

「将来の目標がない」

時間が刻まれるごとに穴は大きくなり、不安だけが膨らんで行きました。

そんな時です。

「あれ、飯田圭織じゃない?」

アサヤンという番組でモーニング娘。がデビューを目指す!

そんな番組を毎週見ていたのですが、そのメンバーの1人が同じ交通機関に乗っていたのです。

飯田圭織さん

北海道で普通に生活していると、芸能人を見る機会なんてありませんでした。

その時はまだデビューが決まっておらず、手売りでCDを売る事をモーニング娘。は頑張っていた時だと思います。

なのでメンバーは、この時はまだ普通に地元の学校に通っていたのだと思われます。

「ちょっと見に行ってみよ!」

その言葉に誘われて、飯田圭織さんを見に行きました。

きっとメチャクチャ可愛くて、キラキラしてるんだろうなー。と、勝手にイメージしつつ、

電車と電車のちょうど連結スペースに1人寄っ掛かり、片方の足の裏を壁に付けて、携帯を見ている飯田圭織さん。

あら?思ったよりも普通の女の子だ。

芸能人だからって後光が差している訳でもなく、天使の様に羽が生えている訳でもない。

きっと可愛い子だと思うのですがそれよりも、

「普通の人間だ!」

という、「芸能人は何か特別な存在」だと思っていた自分が、「芸能人も同じ人間なんだ!」と、何か意識が変わりました。

この勘違いが、後に自分を苦しめる事となりました。


【ある日の夢】

モーニング娘。は無事、デビューする事になりました。

アサヤンという番組内で、デビューする為に色々な企画をしており成功したのだと思います。

この内容は、記憶が曖昧です。^_^;

モーニング娘。の初期メンバーは5人。

Wikipediaを見ても、半分以上知らない!
(>_<)

ちょっとだけ電車で見かけた飯田圭織さんは第1期の初期メンバー。

普通に考えて、とてつもなく遠い存在の人

しかし、同じ電車で2mか3m先に物理的には近くで見て、しかも互いに一般人として高校の制服を着ている。

会話をした訳でもなく、ただ見ただけ。

ただこの時代はTwitterなど芸能人を身近に感じるツールは無く、芸能人なんて直接見た事のない自分は、

「芸能人って実は、とっても近いのでは?!」

という、距離感がおかしくなっており、

「モーニング娘。の人だったら、何かの拍子に友達との繋がりで会えてもおかしくない!」

と、心の何処かで間違った期待をしていたのかも知れません。

~~~~~~~~~~~~

そしてモーニング娘。は3人の新規のメンバーを追加しました。

それが愛しの矢口真里さんを含む3人でした。

追加メンバーは、矢口真里さん・市井紗耶香さん・保田圭さん。

左から、矢口さん、市井さん、安田さん。

この写真はかなり垢抜けていますが、入ったばかりの矢口さんはもう少し大人しい感じに見えました。

初期の頃の矢口さん。

画像は粗いですが、まだ垢抜けて無い感じがあると思います。

初めてテレビで見た時に、

「メチャクチャ可愛いーじゃーん!」

好みストライクど真ん中の、更に針の穴を通すかの様など真ん中!

飯田圭織さんを見た事で距離感がおかしくなっている自分は、通常は「可愛いなー!」で終わる所が、

「会える可能性のある、隣のクラスに転校してきた女の子」

みたいな感覚で矢口真里さんを見てしまい、かなり距離感を間違えていました。

しかし会う為には、キッカケが無いと無理と思いつつも、矢口真里さん目的でアサヤンを見る日々になりました。

そしてある日夢をみました。

~~~~~~~~~~~~

※以下は全て夢の中の話です。

いつも遊んでいる友達が、

「飯田圭織と遊べる事になったんだけど、用事あるからお前代わりにいかない?」

ま、ま、ま、まじですかー?!
※夢です。

「行きたいけど、2人で遊ぶの?」

すると友達が、

「矢口真里が北海道に遊びに来るみたいで、多分、2対2だわ。俺が行けないからお前行かないかなーと思って。」

行きます!行きます!死んだとしても、絶対に行きます!!!
※夢です。

「こんな奇跡ってある?!運命かも知れん!」

そして、あまり知らない男友達、飯田圭織さん、矢口真里さん、そして自分の4人でカラオケに行く事になったのです!
※しつこいですが、夢です。

しかし、4人でカラオケに行っても自分は矢口真里さんを直視出来ず、会話すらマトモに出来ませんでした。

緊張して何を話していいか分からなかったのです。

そして何も進展がないまま帰る事に。

「全然話できなかった。やっちまった!(>_<)」

絶望のカラオケの出口から、男女二手に分かれ解散。

「終わった。。。」

最初で最後のチャンスを自分は逃してしまいました。
※夢なので実際は一度もチャンスは来ていません。

すると、飯田圭織さんが最後に声を掛けてくれました。

「矢口もまた遊びたいって言ってたからまた遊ぼ♪」
と、声を掛けてくれて、矢口さんのメアドを紙に書いて渡してくれたのです!!!
※しつこいですが、夢です。

おーーー!!!
これは少しかも知れないけど、可能性あるかも!!!
※そんな可能性ありません

この時自分は、

野球でポッカリ空いた穴は、

「もし奇跡的に矢口真里さんと付き合えたら、矢口真里さんが馬鹿にされない様な男になる事!」

とてつもない前向きで、かなりやる気の出る目標が出来ました!

そして、まるで真っ暗な中を手探りで歩いていた人生に、

「何度振られたとしても、可能性がある限り色々な事を頑張って矢口真里さんの隣を目指せば、絶対明るい未来がある!」

自分の人生は、ネガティブな人生から超絶ポジティブ人生に変化したのです!!!
※夢の中で。

そしてカラオケから解散した後、自分は矢口真里さんにメールをしました。

「全然話せなくてごめん。本当は凄く話したかったです。」

すると返事は、

「今度来た時は、たくさん話そうね!」

可能性は0じゃない!!!(T ^ T)
嬉しい!!!遂に自分の人生が開けた!

~~~~~~~~~~~~

そして目が覚めてしまいました。

この時、現実と夢の区別が付いていませんでした。

「あれ?カラオケからいつ帰って来たんだっけ?」

しかし、少しずつ脳が現実を認識していきます。

嘘だ!!!
今の夢?!
無理無理!!!
さっきの出来事が夢なんて、それは流石に無理っす!!!(>_<)

とても漫画の様な話ですが現実逃避し、もう一度夢を見ようとしました。

「もしかしたら、夢と現実が逆かも知れない。」

しかし、眠れず、

「何も目標も夢も希望もない自分の人生。」

「真っ暗闇を歩く毎日。」

一気に戻ってきました。

しかし、これが夢だと受け入れる事が出来ず、むしろ矢口真里さんへの好きという気持ちは、むしろ大きくなっていきました。

しかも、芸能人としてではなく、1人の女の子として。

しかし現実の矢口真里さんの距離は、自分にとってブラジルに行くことよりも遠く、

またも、全てを失った気持ちになってしまいました。

テレビを見ると、矢口さんとの距離を感じ、絶望感と吐き気に襲われ、見れない。

ラジオも無理。

芸能人が乗ってる雑誌も無理。

ジャンプ、マガジン、サンデーを見ていた自分は、巻頭のグラビアアイドルを見ると矢口真里さんを思い出し、見れない!

女性の曲を聴くのも、無理!
思い出しちゃう!

その間も好きという気持ちは膨らみ続け、収まるまで、何ヶ月か掛かったと思います。

しかし、モーニング娘。を見る事は無くなりました。


【さいごに】

今思うのは、

「北海道に住み、ストーカーにならなくて良かったー!」

という気持ちでいっぱいです。

しかし、この時の絶望感は、とてつもないダメージでした。

今は当たり前ですが、落ち着いておりますw

ただ、矢口真里さんは今でも好きです。
なんかスキャンダルみたいなニュースもありましたが、

「それを含めて矢口真里さんなんで、好きというのは変わらない。」

何があってもきっと自分は、矢口真里さんを嫌いにはなれないのだと思います。

少しは大人になったのかも知れません。^_^;

これが、自分が矢口真里に恋をしてしまい、絶望を味わった話でございました!^ - ^

という訳で、この話はこれにて終了です!

ではまた、次回の記事で逢いましょー!
^ - ^

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