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エッセイ

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ノンフィクション、実録エピソードです。生きづらさ、自己肯定感、悩みが中心。
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2024年5月の記事一覧

妬みは幸せのチャンス「あの人の海外駐在を、なぜ素直に喜べないのか?」

妬みは幸せのチャンス「あの人の海外駐在を、なぜ素直に喜べないのか?」

Facebookを開くたびに、少し緊張する。「どうか嫌なものが目に飛び込んできませんように」と思いながら、いつも恐る恐る開いている。

「じゃあ、そもそも見なければいいじゃないか」と思うかもしれないが、友人と連絡を取るために必要なのだ。友人の中には数名、LINEを使っていないからFacebookのメッセンジャーだけでやり取りしている人がいる。その人から連絡が来そうな時はFacebookを開くのだが

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小学5年生からの夢は、まだ叶えられていないけれど

小学5年生からの夢は、まだ叶えられていないけれど

恥ずかしくて今まで誰にも言ってこなかったけれど、私は「なりたい自分」の姿がはっきりしている。小学5年生くらいの頃から、ぼんやりと輪郭はあったと思う。あの頃から日記を欠かさずつけていたり(「ウザい。ぜんぶ爆発すればいいのに」という一言で終わった日もあるが)、小説やエッセイを書いている。しかし、まだ実現できてない。それは「専業作家」だ。

小説を書いて、印税で生きていくという意味ではない。私の書いた文

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もう、入園準備は怖くない。 #メルカリで見つけたもの

もう、入園準備は怖くない。 #メルカリで見つけたもの

保育園に入園すると、そいつはやってくる。苦手だからと今までの人生で避け続け、なんとかして直面しないように生きてきた――「裁縫」が。

街中に布地やボタンなどの裁縫用品は使う店は多い。本屋にもコーナーがあることから、世の中の需要は高いのだろう。しかし、私は悲しいくらい裁縫が苦手だ。そもそも針に糸を通すことすらできない。諦めて針をその辺に置いといて、後で足や手に刺さってしまい「くそ、裁縫め……」と余計

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