マガジンのカバー画像

お気に入りnote

115
noteを読んでいて「これいい!」って感じた記事を集めます。
運営しているクリエイター

#日記

「どうせ自分なんか…」との向き合い方

「どうせ自分なんか…」との向き合い方

僕には3人の息子がいる。

外出自粛により子供たちと家で過ごす時間が増えているが、大変なのはケンカが絶えないこと。ケンカ中は、まるで工事中の部屋に住んでいるような気分だ。工事であれば、耳を塞いでなんとか耐えてやりすごすしかないが、子供のケンカはまきこまれる。なぜか、両方が僕を殴り出すなんてことになることもある。

一緒にいる時間が増えて、ケンカ以上に気になったことがある。それは、子供たちが「自分は

もっとみる
人は自分にしか興味がないのが、大前提だ。コンテクストをいかに作るのか。

人は自分にしか興味がないのが、大前提だ。コンテクストをいかに作るのか。

コルクラボ 編集専科を立ち上げる。

今まで職業を大きく転換することは、個人にも会社にもリスクを伴った。編集者という職に興味を持つ人は多い。しかし、どんな職業か詳しく理解することなく、憧れだけでキャリアを捨てることは簡単にできない。

そのような時に、クリエイターや編集者が多いコミュニティに属し、プロジェクト単位で副業として、そしてなめらかに転職していく。社会全体が、不用なストレスをなくすために、

もっとみる

編集者は情報のDJであり、ソムリエでもある。

編集者とは、クリエーターをサポートする役割だ。それは、今も昔も変わりがない。

サポートとは、具体的に何を指すのか?

シンプルに言うと、作家の価値を最大化することだ。そして、価値を大きくするとは、影響力が大きくなるようにすることでもある。

昔はメディアが、影響力の拡大装置だった。なので、編集者は、社内で調整をして、そのメディアにクリエイターを載せるだけで、影響力を大きくすることができた。

もっとみる
みんなが僕に「ケアが足りない」と言う意味が、ようやくわかった。

みんなが僕に「ケアが足りない」と言う意味が、ようやくわかった。

昔から僕は、「人に対してケアが足りない。佐渡島は人に厳しい」とよく言われる。

でも、僕は僕なりに相手のことを誠実に思い、一生懸命ケアしているつもりだった。

このギャップは、一体どうして生まれるのか?

その長年の謎が、臨床心理学者の東畑さんの新刊『居るのはつらいよ』を読むことで、ようやく理解することができた。

この本は、「ケアとセラピーについての覚書」という副題がついているが、僕が他人に対し

もっとみる
「才能」の定義

「才能」の定義

先日、とあるコピーライターさんとお話しする機会があった。その話の中で、「ある若手の面倒を何年かみているが、どう考えてもコピーライターの才能がない。でも本人に自覚がなく、どうしたものか考えあぐねている」という話を聞いた。

最初こそ「才能がないのではなくまだ未熟なだけなのでは?」「1人の師匠がダメ出ししたからといってその人に才能がないとも限らないのでは?」と思ったのだが、いくつかの「ダメだと思った」

もっとみる
ツイッターでクソリプを見ない方法

ツイッターでクソリプを見ない方法

先日、そこそこツイッターをやり込んでいる人たちの飲み会で「ちゃんと読みもしないで的外れな批判をしてくる人がいて困る」「気にしないようにしても誹謗中傷されるとかなり落ち込む」「フォロワーが増えてから変な人に粘着されて困っている」といった、ツイッタラー特有の悩みを聞いた。

いわゆる「クソリプ問題」である。有名人もみんな密かに傷ついているのだ。

私自身は、知らない人からクソリプをもらうことはまだ

もっとみる