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家族とは 自分とは 人間関係とは

父親に電話してみたが、数コール後に切られた。
午後に着信があったが気づかず、やっと夜に通話できた。
父は75歳を過ぎた今も仕事をしている。
これまでの人生、仕事しかやることがないと言ってもいいくらいだ。

最初に電話した時は何か言ってやろうくらいのつもりだったが、ちゃんと折り返しがあったことで普通に話す気持ちになっていた。
甥っ子の事など父目線で確認を行い、まあ大丈夫だなと解釈。
母親の老害ぶりについて語り合い和やかに終話した。

次に母親へ電話したが出なかった。
しばらくしてから折り返しがあった。
こちらも折り返しがあったことで落ち着いて話す気持ちになっていたので、穏やかに近況の確認などを行い、先日の嫌な感じの電話について説明した。
いつになく母親もこちらの話を聞いて考えていたようだったので、ネガティブな内容でも話すことで得るものは大きいと感じた。

そういえば昨年くらいから自分の気持ちを分析して、折を見て伝えるという試みを仕事でも実践するようになった。
おそらく出来る人は無意識にできているようなことなのだが、私の場合は意識的にやらないとできなかった。

自分の気持ちを分析して事実確認をすることで、認知の歪みや思い込みを修正していく。
ストレスの解消に効果的だ。

女性の少ない職場環境を選んでからというもの、かなり仕事以外でのストレスが減った。
子供の頃から同性から敵対視されることが多かった。
理由はよくわからないが、幸せそうに見えるとか贔屓されているとかそういう思い込みからだと思われる。
実際は全然そんなことは無いのだが、そういうふうに見えるらしい。

自己完結しているから、そんなふうに見えるのだろうと思う。
美味しいものを食べると幸せ、グッスリ眠れる家があることが幸せ。
好きな映画やドラマ、本があるから幸せ。
完結型の幸せ回路なのだ。

他人と比べて、自分が幸せであることを感じることもあるが、結局、自分がどう感じているかで幸せは決まる。
自分が何に安らぎや幸福を感じているのか、時間をかけて内観してみるといいと思う。
自分の感情に向き合うこと。
これをしないと永遠に満足することは無いだろう。

いじめ、差別などは自分の気持ちへの感覚が麻痺しているから他人を貶められるのだろうと思う。
自分を無視しているとやがて病気になるし、永遠に不幸な状態だと思う。
幸せになりたいのなら、まずは自分と向き合う事だろう。

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