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その涙、心のままに


ミュウツーの逆襲、観てきました。


子どもの頃映画館でも観たし、ビデオも擦り切れるくらい何度も何度も観た作品。それを大人になった今観るっていうのは、当たり前だけどあの頃とは違う感情があって。


内容は、観てもらえばわかると思うから詳しくは言わないんだけど。


ミュウツーはかっこいい。でも、切ない。
そしてとにもかくにおピカチュウがかわいかった。もう本当にやばい。


展開がわかっていたはずなのに気づけばボロボロと泣いていて。
全然泣くようなところじゃないのに急に胸がきゅーっとなって泣けてきてしまったり。とにかくねぇ、大変でした。


“泣く”ということに小さい頃から抵抗があった。涙は人に見せるもんじゃないし、できることなら人前で泣きたくはない。そう思って過ごしてきたんだけど。


でも、最近は気づけばいろんな瞬間に涙を流していて。
年々涙腺が弱くなっているなぁって思う。
昔は年齢のせいかなと思ったんだけど、実はそんなことないんだって。


共感が涙を呼ぶらしい。


小さい頃はどちらかというと感情を抑える力の方が強いみたいで、年齢を重ねるとそこが逆転してくるみたい。感情を解放する、というかその気持ちがわかるようになるというか。だから、涙もろくなるらしい…(そんな話だったような気がする)


気づくと涙が出てしまうこと、慣れるまでは「抑えなきゃ」とか思っていたけど今はもう…そのまま。


自分の感情に逆らうことはやめました。その方がスッキリするし。


だから、涙はそのまま。
涙は流れたくて出てくるんだろうから、そのまますーっと流してあげる。
今日の映画の最中はほとんど泣きっぱなしでした。
懐かしさといろんな感情が混ざっちゃったかな。


前よりも泣くようになったし、涙を流すようになった。
でも、辛い涙よりもうれしかったり、感動したりして流す涙の方が圧倒的に多くなったような気がする。


子どもの成長にうるっときたり、人を想う気持ちに胸を打たれたり。
だから、泣くのも悪くないんだなぁって最近思うようになってきたよ。


映画終わった後、目を真っ赤にして歩くのはちと恥ずかしかったけどね。


心が動く、そんな瞬間を大切にしていたいね。



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