見出し画像

"書く"ワークショップ、私なりのつくり方

今月から再開しようとしている「文章教室」──この数年、やっているうちに「ことばのワークショップ」とか「オトナのための文章教室」とか名称がいくつかできて、でも「教室」という名前は何となく似合わないかも? でも、やっぱりいまはふさわしい呼び方が見つからない。でも、とにかくまたやります。

12日(月・祝)は、3名集まれば開催、と言っていますが、現在、手を挙げた方が2名あり、すでに、やれそうだ、引き続き参加者募集中。あと2〜3名入れます。少人数で、ゆっくり、じっくりやれますよ。

そこでぼくは"案内人"ということになってる、そういう場を、どうやってゆくか、いちおうの方針は持っているつもりだ。

参加して、読むことになる原稿に対して、たとえば、「ここがダメ、ここもダメ」とつついて回るのには、ぼくはあまり熱心でない。

逆に、「いや〜、素晴らしいですね、面白いし、上手だし、言うことないんじゃないですか?」というのもナシ。つまり手放しの絶賛も薦められない。

ぼくは自分のことを、誉め殺しの名人ではないと思う。しかし、どんなに厳しい状況でも、いちおう励まそうとするだろう。「もう書きたくない」と思われるのが一番悲しい。心を入れて読めば、そこには絶対に何かあるから。

一方で、自分の書いたものを「すばらしい!」と思っているような人がいるとしたら、じつにオメデタイ。ぼくにはそういう経験がないのでわからないが…(羨ましくないです)

ひとつひとつの文章を、どう読んだか、話すのは、いつも、おおいにやろうと思っている。

しかし"読書会"と違うのは、「どう書くか?」が話題の中心にあることだ。

自分ならどう書くか? あの人ならどう書くか?──どういうふうに書かれているか? を意識して読む。

そしてこれは1回でやるのは無理だが…継続して参加して、一緒に続ける人とは、いろんな感覚や、視点や、イメージの掴み方(?)なんかをいろいろと試してみて、書く人が(近くにいて読む人も)当初には思いつかなかったようなところまでゆきたい。

まさに、"旅"ですね。

書き続けることは、"旅"になる、とぼくは思う。

(つづく)

日常を旅する雑誌『アフリカ』最新号、じわ〜っと発売中。

ご連絡いただければ郵送で直接、お届けすることもできますので、遠慮なくどうぞ。「どんな雑誌なの?」ということにかんしては…

をご覧ください。

「道草の家・ことのは山房」のトップ・ページに置いてある"日めくりカレンダー"は、1日めくって、8月4日。今日は、光のメッセージを。

※"日めくりカレンダー"は、毎日だいたい朝に更新しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?