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毒父と毒母に対する感情がまた変化してきたこの頃。

こんにちは。

春野太陽です。


ここ最近、日常生活を送る中で

『私いつの間にか両親のことがさらにどうでもよくなってる。私の心から消えてくれている。』

と感じる場面がありました。

これはトラウマがさらに解消されてきている

良い兆候だと捉えられます。


毒母が病死して間も無く4年。

毒父と絶縁して間も無く2年。

怒りや憤りが強かった当時から比べ

だいぶ自分の心境も落ち着いてきたなと感じます。


先月、叔父と治療についての会話をしていて

毒親の名がでたタイミングで

ふとスマホカレンダーを開いていた私。

『あ、そういえば今月ってあのくそババアの誕生日があった月だったか。死んで数年間は思い出して弔ってはいたけど、今年はもう普通に忘れていつの間にかとっくに過ぎてたわ。』

両親の誕生日も完璧に忘れていた自分に対して

『自分は親の呪縛から解き放たれたな』と

感じた一瞬でした。



また、先週の心療内科の診察にて、

「お母様は亡くなられているとのことですがお父様は今はどうされていますか?」

との主治医からの問いに

「存命してます。」

とだけ返答。

自分の口から即座に出た単語が【存命】になっていたことに

自分自身で驚いたし、唐突になんか面白かった。


以前の私なら、父のことを聞かれたら

「弟は結婚して家を出て私も絶縁したので父は1人で暮らしてます。」

ときちんと説明していたのに、

今や「存命してます。」だなんて。苦笑


1文の簡単すぎる適当な返答と、

【存命】という相手との距離を感じる単語から

『もはやどんな生活しているかどうでもいい』

という本音が溢れてきている感じがします。

これもまた私が毒親の洗脳から解き放たれてきた証拠なのかなと感じました。



生まれた境遇や両親のことにイライラすることが減り

私への愛がないどうでもいい人たちに対して

無駄な神経を使わなくていいって

そう思えるように変われたのかもしれません。


きっとこれから先

周りの人に親のことを聞かれた際

「知らん。」

とだけ答える境地はすぐそこなんだろう。


親に対する感情に割く時間よりも

自分に対する労りに割く時間の方が

圧倒的に増えてきたこの2年だったんだなと、

前に進んだ私を褒めたいと思います。



本当に素敵なものは忘れたくても忘れない。

どうでもいいものは忘れ去られていく。

ただそれだけ。



2023.11.20(Mon)
春野太陽

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