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琴線に触れたnote集

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何度でも読みたくなる。 出会えたことに心から感謝したい、素敵なnote集。
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#生き方

僕がヒトであるために

修業時代、仕事場にはパワハラモラハラその他もろもろ多種多彩なハラハラが満ちあふれていた。…

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笑顔でいりゃいいことあると思えたらそれはいいことの序章です

泣きたい時は思う存分泣いたらいいよ。「笑顔でいりゃいいことあると思えたらそれがいいことの…

気持ちを言葉にする

心ない言葉に傷つく人がいる。 そんな時「私は傷ついた」と相手に言える人はそう多くはないの…

verde
3年前
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その前向きな言葉が、誰かを傷つけることがある。

やさしいって、むずい。 「山中さんはやさしいですね」なんてたまーに言われる。そんなことな…

まだ泥臭く生きることができているだろうか

1年後のじぶんへ。 ちゃんと元気してる?元気じゃないならどうしたの?また溜め込んだりして…

結婚できないわたしが、恋人の両親に何度も頭を下げに行ったら、渡された洋服のこと

「結婚させてください」 勢いをつけるでもなく、ひたすら丁寧に。 わたしは、古い考えだった…

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薄毛で青髭のわたしが、毎日ワンピースを着て外に出かけていたら、少年と"かけっこ"になった話

「お姉さんが、うらやましい」 別にもう、"女の子"になりたいと思ってはいない。 夕日を硝子球にして、いちばん自信のある指にはめている。どこかあどけないものを残している、染み込んだ自分の香りに真珠。哀しい動悸が波打ち、ひとり、またひとりと追い抜かれている。 滲むような声が射す。毎日のように誰かに嗤われ、それでも自分がワンピースを着て外に出る理由を考えている。他人はわたしを気になど、ほんとうはしていないだろう。"ほんとう"なんて言葉も必要ない。そこには泥濘の期待。逸脱したも

男のわたしがコスメカウンターに座って口紅を買い、初めて入ったバーで自慢した話

「しをりちゃん、俺も口紅塗ったら、可愛いと思う?」 甘えている、どこまでも。 "初めて"の…

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勇気を出してワンピースを買おうとしたら、「変態じゃん」と言われた話

「似合うと思います」 攻める水滴、跳ねる音。 洋服屋で、お世辞でも言われない。 なんでも…

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やっと見つけたわたしの居場所は、LGBTフレンドリー企業でした

平日、履歴書を買いに行く瞬間、人はとびきり臆病である。 「いらっしゃいませ」 声が聞こえ…

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ツイートがバズったわたしは、口紅を買えていない

仕事を辞めた翌日、わたしは生きていた。 「当然である」と、言えるだろうか。わたしは自分の…

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セクハラを会社で報告したら、つながった勇気のこと

「言わなければよかった」 "大丈夫"の境目がわからない。 つらく、苦しいことを体と心の中で…

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男のわたしが人生で初めてマニキュアを塗ったら、夢が大きくなった話

「僕にもやらせてくれませんか」 ひとりでできないことが、この世には数えきれないほどある。…

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手作りの勲章

「この曲って先輩のお仕事みたいですよね」 大学時代から付き合いがある後輩友人が言ってくれたセリフ。彼女にとっては何気ない一言だったに違いないが、私はその言葉を10年以上経ってもお守りのように持ち続けている。 "この曲" のタイトルは「彩り」という。ミスチルの13枚目アルバム『HOME』に収録されているリード曲だ。 僕のした単純作業が この世界を回り回って まだ出会ったこともない人の 笑い声を作ってゆく そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える モノクロの僕の毎日に