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「本のチカラ」 ー 希望と未来を次世代へ ー

こんにちは、皆さま。^^
いつも、記事を読んでいただき、スキを下さり、本当にありがとうございます!^^
それを励みに、何とか生きます。(;▽;)

今日は、 #コンテンツ会議 の参加への記事です。^^

先日、リトアニアの友達が日本に遊びに来られました。
二十代の彼女と話をしていたら、
「小さい頃に、世界の色んな国の紹介、文化を紹介する本(子ども向けの教育の本)を読んで、『日本』を知って、そこから、興味を持ち出した。」
と、言いました。


その話で、私が一番興味を持って感動した事は、
彼女の幼い時は、リトアニアがソビエト連邦から独立してから、そんなにまだ年月が経っていない時なのです。
独立するまでは、沢山の人が血と汗、涙を流し、犠牲も沢山出て、その中を努力と希望で駆け抜けて、
得た独立と自由なのです。


そう思うと、その本の重み、価値、背負うものは、本当に大きいですよね。
実際に今のリトアニアの若者は、リトアニア政府の学生への援助を受けて、世界各国へ飛び出し、
勉強をして、働いて、沢山の生業・考え方・人種の人々と交流しています。
母国の独立を保ち、未来へ繋げる願いのこもったその本は、立派に子ども達を育てあげました。今もなお、その精神は、今の若者達に受け継がれているでしょう。



また、リトアニア大使館の方から、「リトアニア農業省 リトアニア農業食品部門」、「円滑なビジネスを語る」、その他リトアニアの留学制度、最新科学、自然科学等に関する本を沢山いただいて、現在読んでいます。
国民が世界の舞台で活躍するために、駆け上がって、世界の人々に知ってもらい、交流するために、政府・大使館はじめ、企業、大学、研究者、学生等が行動しています。彼らのその手助けとなる大事な本達です。


追記、現在の駐日リトアニア共和国大使館の方々は、独立運動の時に現場の最前線で独立のために奮闘された方々です。心から母国の未来を想う人々が国の中枢に立って、国民・若い人達へ常に尽力とサポートをされています。
とても大切で、素晴らしく、誇れる事だと思います。



今、「リトアニア農業省 リトアニア農業食品部門」を読んでいるのですが、
リトアニアのあらゆる分野で、2013年前後からぐんと経済成長が上がったのです。それが今気になって、その理由をリトアニアの歴史と見比べて調べてみたいです。



また、成熟細胞が初期化され多能性を持つ事を発見して、iPS細胞を作った山中伸弥教授と京都大学 iPS細胞研究所から、ファンレターのお返事と、「CiRA Newsletter」の情報誌をいただきました。研究内容、報告、連絡、研究成果、基金情報等が書かれています。


iPS細胞の研究と医療応用の実現に向けて日進月歩されて、一刻も早く難病の人々を助ける為に尽力されています。
研究者としての山中先生も素晴らしいですが、
現在大きい課題になっている、「研究者の安定雇用改革」にも力を入れられています。他の研究施設でもそうですが、非正規の研究員も多く、数年契約で長期雇用ができない、専門の長期研究員を育てて雇う事ができない。給料が安定していないので、結婚適齢期の人が心残りにも辞めてしまう、という状況があるそうです。日本の科学の先端を行く研究所でもそのような状態なら、日本にある幾つもの研究所・研究員もそのようなところが多いでしょう。
国や大学等からの助成金も使用に規約があり、研究自体には使えても、雇用・若い研究員への教育に使えないものもあるそうです。
医療技術・研究は資源の少ない日本にとって、世界へアピールする大切な技術です。
医療・科学研究の土台である研究員への教育と安定雇用を築くために尽力されている、山中先生のその強い意志を、一番尊敬しています。


そんな山中先生とiPS細胞研究所が、人々と未来へ命と技術を繋げる為の本。
一般に公開して、知ってもらい、お互いに影響をし合って、未来へ繋げる本。
この本の重みと影響も本当に大きいと思います。
それを偶然手に取った子ども達へ、未来へ繋がる影響を与えることになるでしょう。


娯楽と癒しの為のゆるい本が今は流行りで、多く販売されていますが、
こういった次世代を育てて、未来へ繋げる本も、ひとつのジャンルとして読むのも、読み応えがあり、
皆さんへの糧のひとつになると信じています。^^




赤城 春輔



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