ホモセクシャル

バツとマルメンライトとファンタメロン

ぼんやりと小ぶりなミラーボールを眺めている。かなりの音量でトランスが流れているはずなのだけれど、それは今のことなのだか、記憶の中のことのだか分からない。サングラスをしているので全体的に暗く、下半身に張り付いて熱心に柔らかい陰茎を頬張っているのが一体誰なのかわからない。性的快感はそこに確実にあるはずなのに、現実感は皆無で、そもそも誰が自分の何を頬張っていようがどうでもいい。

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友情と呼ばれている何かについて考える

こんにちは、クミハチです。からっからの晴天で、空気中の水分含有量も少なく、風の加減も質感もすこぶる良いのですが、室内で、紅茶を濃く出して、いま書き始めています。

友情、というものについて今しばらくあらあらと考察してみます。この言葉には、愛や平和と同様、特別に清潔な額縁にでも入れておかないと収まりきらない神聖の風格さえ纏わりついていますけれど、僕は不幸にもあまり深く考えたことがない。けれども最近、

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「おっさんずラブ」の楽しみ方が分からなくて挫折した話

2018年の話題の一つですが、視聴したところ楽しみ方が分からなくて挫折しちゃいましてね。観てて実際面白かったし、思わず吹き出してしまう部分も多くて良質なコメディだなぁと思ってたんですが。

自分の中でどこに面白さのポイントを置いてるか混乱してしまって素直に笑えなくなったのが原因でして。
僕はフジのバラエティ黄金期の、とんねるずのホモマンとか保毛尾田保毛男でバンバン笑ってた世代です。ところが今の時代

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4月26日のこと■息子の彼に会う

とてもいい人だった。
いい人で良かった。
息子より10歳くらい年が上のイギリス人の彼は、
写真で見て想像していたよりも高い声で、
はっはっは〜とよく笑った。
よく笑う人に悪い人はいない…はずだ。

息子のセクシャリティについては、
彼がまだ言葉も話さない赤ちゃんの時から、
この子は普通の子とは、ちょっと違うかもしれないと感じることが多々あった。
それは母親の勘みたいなものかもしれない。

だから今

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カミングアウト

自転車飛ばして 追い風でよかった
どんどんスピードあげて 何かを飛ばしたかった
町のアスファルト 誰もいない時間で
スカッとしたかったのさ 心がモヤモヤしてる

うまくバランスがとれていない環境と自分
狂おしいほど 何もかもイヤになったんだ

「バカらしい。」

ホントそうだろう 僕らしくいられない
隠し事の塊 吐きだすにはどうすればいいんだ
ただ自転車を走らせながら叫びつづけた

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