安曇川

滋賀県内の石造物⑲:玉泉寺層塔、宝塔

名称:玉泉寺層塔、宝塔

伝承など:なし

所在地:滋賀県高島市安曇川町田中 玉泉寺

JR安曇川駅の西方、田中の集落には中世の石造物が多くあり、以前に紹介した田中神社の他に玉泉寺にも多くの石塔や石仏が残されている。

玉泉寺の石塔群は鎌倉時代後期から南北朝時代にかけてのもので、中央にある層塔(二枚目)は鎌倉時代後期、向かって右側の宝塔(三枚目)が鎌倉時代後期、左側の宝塔(四枚目)が南北朝時代の作

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滋賀県内の石造物⑧:田中神社の石塔群

名称:田中神社の石塔群

伝承など:なし

所在地:滋賀県高島市安曇川町

安曇川の田中にある田中神社は、小さな集落の鎮守と言った趣の社であるが、境内には大型の中世石造物が多く残っている。

この田中神社の石塔群は、宝塔三基と宝篋印塔一基、そして宝篋印塔の残欠からなり、いづれも鎌倉時代後期の作である。

小さな境内に鎌倉時代の石塔が一列に建ち並ぶ様は壮観で、鎌倉時代の大型の石塔がこれだけ集中してい

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滋賀県内の石造物⑦:満願寺宝塔(鶴塚)

名称:満願寺宝塔

伝承など:通称「鶴塚」

所在地:滋賀県高島市安曇川町 満願寺跡

JR湖西線安曇川駅から徒歩十分ほどの所に、四メートル近くの大型の宝塔が建っている。

この地にはかつて満願寺と言う寺院があったが現在は廃絶し、墓地にあったこの宝塔だけが残ったと言う。

「鶴塚」と通称されるこの宝塔は、鎌倉時代中期の作と推定され、相輪こそ後補であるがほぼ完形であり、宝塔としては滋賀県内屈指の古塔

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