省エネルギー基準

省エネルギー基準では省エネにならない問題

住宅の省エネ性能は省エネルギー基準(省エネ基準)で判断します。

ただ省エネ基準をクリアすればその住宅は省エネかというと、そう単純ではありません。

まず省エネ基準の基準値自体の問題があります。
現在の省エネ基準は平成28年基準といいますが、この基準値は平成11年基準を元にしています。
平成11年の基準値ということは20年前の省エネ性能ということです。
平成11年基準は当時次世代

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住宅の断熱性能を判断する方法

住宅にはどの程度の断熱性能が必要なのでしょうか。
ハウスメーカーなどのホームページやカタログを見ると、断熱材の種類や厚さが書かれていますが、どの断熱材でどのくらいの厚さなら適当なのかはわかりづらいものです。

住宅の断熱性能を判断する方法としては、住宅の省エネルギー基準(省エネ基準)というものがあります。

住宅の省エネ基準の中に「外皮平均熱貫流率(UA値)」という項目があり、これが住宅の断

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木材の断熱性能は高い?

一般的には木材は断熱性能が高いと思われています。
前回熱伝導率について説明しましたので、木材の熱伝導率を調べてみましょう。
天然木材の熱伝導率は0.12W/mKです。
ちなみにグラスウール断熱材16Kの熱伝導率は0.045W/mKです。
0.12÷0.045=2.66…で、木材はグラスウールよりも2.7倍熱を通しやすいということがわかります。

確かに木材は金属やコンクリートに比

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住宅を高断熱化するためには

住宅の断熱性能を高めるにはどうしたらいいのでしょうか。
わかりやすいの断熱材を厚くすることです。
同じ断熱材であれば薄いよりも厚い方が断熱性能は高くなります。

ただ、実際には厚さだけでは断熱性能を判断できません。
断熱材には種類があります。
たとえば、グラスウール、ロックウール、ポリスチレンフォーム、ウレタンフォームなどです。
断熱材は種類によって断熱性能が異なりま

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自己紹介

初めての投稿なので簡単に自己紹介します。
仕事で住宅の環境性能に関する測定器(気密測定器など)や省エネルギー基準計算ソフト、暖冷房負荷シミュレーションソフトなどの開発にかかわってきました。
ちょっと古いものですが以前ブログで省エネルギー基準(省エネ基準)の解説をしていましたので、省エネ基準にご興味のある方はこちらもご参照ください。

住宅を建てるときはデザインや機能で語られることが多く

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